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KAN / Juice=Juiceの「ポップミュージック」をマクラにT-POP(タイ)、K-POP、J-POPアイドルを語ってみた(Kamikaze,Wonder Girls,AKB48)

 


そういうわけでちゅるちゅるぷにゅぷにゅ♡な「ポップミュージック」なのですが、イントロからいきなりのM(エム)「POP MUZIC」(POP MUSICのスラング表記)からヴィレッジ・ピープルからヴァン・マッコイからシックやらの大ネタ使いです。Juice=Juice版とKAN版はトラック(伴奏)が違っていて、KAN版の方は虹の瀧が流れるようなストリングス強めでフィリー・ソウル色がより強まっています。

 

このブログの名前はもちろんM(エム)の「POP MUZIC」から引用しているのでコメントを述べるべきかと思う次第です。

 

軽く二桁は載せてあるであろう各種素材食材元曲(ネタ)に関しては、SNS、YouTuber、ブロガーの方が解析していただけそうですので、MV映像の演出に的を絞って記述させていただきます。

 

Juice=Juice版のMV映像演出のオマージュ先は、もちろんお約束のアメリカ伝説の音楽番組『ソウル・トレイン』。

 

『ソウル・トレイン』とは、ドン・コーネリアスが司会/制作を担当し、1971年から2006年まで35年間放送された音楽ダンス番組R&B、ソウル、ヒップホップ、ジャズ、ゴスペルといったダンサンブルな音楽に合わせて、一般参加視聴者がダンスを繰り広げるという内容で大人気を博した。番組にはゲストとして、ジャクソン5をはじめ、マーヴィン・ゲイジェームス・ブラウン、スライ&ザ・ファミリー・ストーンなど多くの人気アーティストが出演した。

tower.jp

『ソウル・トレイン』には、番組のダンサーに加え、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、ジェイムス・ブラウンティナ・ターナー、ジャクソン5、カーティス・メイフィールドなど、毎回変わる豪華なアフリカ系アメリカ人アーティストが出演し、ダンスとライヴ演奏を披露する革新的な音楽番組でした。日本でも一時期、毎週放映されていたので、ご存知の方も多いことでしょう。

www.musiclifeclub.com

ソウルトレインは70年にシカゴの地元番組として放送が始まり、翌年にはロサンゼルスに拠点を移動。ジャクソン・ファイブジェームス・ブラウンなど黒人アーティストの人気を後押しし、米ポップ音楽に重要な役割を果たした

jp.reuters.com

 

これらの記事で述べられているように、米音楽番組『ソウル・トレイン』は、ソウル、ファンク、ディスコ、ダンスミュージック等の人気向上に大きな役割を果たし、シーンに影響を与えてきました。そのため、世界中でパロディ・オマージュのネタになってきたのです。

 

おそらく、日本での『ソウル・トレイン』のパロディでは、『とんねるずのみなさんのおかげです(した)』内のコーナー『ソウルとんねるず』が最も有名ではないでしょうか。

news.mynavi.jp

 

オールドスクールなソウル、ファンク、ディスコ等のブラックミュージック(アフリカ系アメリカンのポピュラー音楽)をオマージュした楽曲をリリースするにあたって、特に演者が複数の女性アイドルグループの場合、『ソウル・トレイン』の演出(スタジオセットや衣装、ヘアーメイク等)をオマージュすることは、いわば”お約束”であり、実際に頻繁に用いられてきました。

 

例えば、2009年から2012年にかけて、韓国(K-POP)、日本(J-POP)、タイ(T-POP)のアジアの女性アイドルグループ3組が『ソウル・トレイン』の演出をオマージュした楽曲MVを発表しています。

 

①Wonder Girls 「NOBODY」(韓国/アメリカ 2009年)
AKB48涙のシーソーゲーム」(日本 2010年)
③Kiss Me Five 「Showtime」(タイ 2012年)

 

上記の3曲は、韓国のWonder Girls、日本のAKB48、タイのKiss Me Five(アイドル王国Kamikazeのグループ)が夫々別個に『ソウル・トレイン』をオマージュしたという見方もできます。

 

私の見立ては、2000年代末に韓国のガールズグループWonder Girls(ワンダーガールズ、ワンガ)が悪戦苦闘の末、アメリカ進出に一定の成功を収めたことを日本とタイの芸能界が意識したことが背景にあるのではないかというものです。

 

「おっまたソウル・トレイン来てるね(流行りだね)」というノリで『ソウル・トレイン』を引用・オマージュしたのではないでしょうか。

 

特にタイでのWonder Girlsの人気は非常に高く、アジアのアイドルグループがアメリカに進出したことを称えるニュアンスさえあったかもしれません。

 

◆タイ・バンコクAKB48の海外姉妹グループBNK48のオーディション合格後、CAの道を選び一旦はアイドルになることを辞退した『幻のBNK48一期生』BeamBeamは、今は現役CA兼人気アイドルグループFEVERのメンバー。BNK48のオーディションを受けた動機は、Wonder Girlsのカバーダンスチーム活動をしていたためだという。

www.instagram.com

 

当時の日本では、K-POPの女性アイドルグループの中では、圧倒的にKARAと少女時代が人気でした。しかし実は、日本以外の外国では圧倒的にWonder Girlsの人気が高かったのです。

そういえばこの間買い物をした食料品店では、壁に貼られた色褪せたポスターの中のKARAのメンバーが微笑んでいて懐かしかったですよMr.(ミスター)。

 

たとえば、世界中で人気絶頂のブルピン(BLACKPINK、ブラックピンク)のヒット曲「DDU-DU DDU-DU」MV(01:50~)には、Wonder Girlsの「So Hot」MVのシーン(02:05~)へのオマージュが挿入されています。

 こういったことからも、ワンガが今もポップミュージック界でリスペクトされていることがわかります。 

 

『Peaked at #76 on 10.31.2009』


Wonder Girlsは、アメリカの『billboard HOT100』(全米シングル総合チャート)に最初にランクイン(2009年・76位)したK-POPグループなのです。

www.billboard.com

billboard HOT100』には一週のみ「Nobody」がランクインされただけですが、総合以外の部門チャートであるK-POPチャートでは多くのヒットを記録しています。(『2No.1Hits 3Top10Hit 17Songs』)

 

アメリカ進出10年を機にワンガの功績を振り返る米ビルボードの記事。ワンガが今日のアメリカでのK-POP隆盛の礎を築いた的内容。

www.billboard.com

 

実は、ワンガのアメリカ進出は、週間シングルチャート総合76位に一週間だけランクインしたという実績以上にポップミュージックにとって意味があります。

 

ワンガのアメリカでのプロモーションは、ツアーバスにスタフとともに同乗して回りプロモーションするという泥臭い地上戦でした。

 

指揮したのがJYPの『餅ゴリラ』ことパク・ジニョンPD(J.Y.Park)と、JYPから独立し社外PDとしてプロジェクトに関わっていた右腕のパン・シヒョクPDだったのです。

 

パク・ジニョンPDは、現在日本でソニーグループと組み和製TWICEともいうべきK-POPの現地化企画『Niziプロジェクト』を進めています。『Niziプロジェクト』はデビュー前ですが、日本のお茶の間でも人気と関心が高まっています。

 

パン・シヒョクPDは、その後オーディションで結成した『BTS防弾少年団)の父』として、2010年代末にアメリカはじめ世界中のチャートで相次いで1位を獲得する大成功を収めました。

www.billboard.com

 

パン・シヒョクPDが、アメリカ芸能界進出のノウハウの基礎を、ワンガとともに悪戦苦闘した2000年代末のアメリカツアーとプロモーションを通して培ったのではないかと推測しているのです。

 

2000年代末のワンガと餅ゴリとパン・シヒョクらのアメリカ市場斬り込み隊チームの奮闘が、現在のBTS防弾少年団)をはじめとするK-POPグループのアメリカ進出成功につながっているのではないでしょうか。

 

そういうわけで、『ソウル・トレイン』元ネタのMV4連発!

 

みなさんはどのアイドルがお好みですか?

 

◆これが元ネタ・オマージュ先!!音楽番組『SOUL TRAIN(ソウル・トレイン)』はこんな感じ!
Moon Shoes Boogieland
https://www.youtube.com/watch?v=yyTifrKB-y0

 

◆Wonder Girls 「NOBODY」(2009)
https://www.youtube.com/watch?v=BA7fdSkp8ds

 

AKB48涙のシーソーゲーム」(2010)
https://www.youtube.com/watch?v=U1_7sqZa0wk

 

◆Kiss Me Five 「Showtime」(2012)
https://www.youtube.com/watch?v=qTWJkqjy_58

 

◆Juice=Juice『ポップミュージック』(Promotion Edit)(2020)

「聖子ちゃんカット」のJuice=Juiceの宮本佳林さんが往年のアイドルつちやかおりさんにそっくりで強烈なインパクトを残すMV。
https://www.youtube.com/watch?v=IrggLg_hGE0

 

◆<参考>【タマホーム公式】ハッピーソング 今田美桜 デビュー篇①
Juice=Juiceの「ポップミュージック」は、『ソウル・トレイン』にそんなに似ていなんじゃないの?と感じられた方もいらっしゃるかもしれません。演出がアメリカ(『ソウル・トレイン』)寄りと判断した理由は、日本を舞台にすれば必ず『ザ・ベストテン』か『レッツ―ゴーヤング』になるからです。そうするとスクールメイツのコスプレをしたバックダンサーがマストになります。ハロプロならそこまでするでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=gCkYRhKsYGo

 

◆<参考> 9m88 - 'Plastic Love’ Cover Version (Original Song by Mariya Takeuchi)
台湾の9m88によるご存知シティポップブームを象徴する竹内まりやさんの「Plastic Love」カバーのMVが、日本のヒットチャート番組『ザ・ベストテン』のオマージュ。
https://www.youtube.com/watch?v=dadU79KQzO0

 

◆【番外編】矢島美容室 / ニホンノミカタ-ネバダカラキマシタ-
https://www.youtube.com/watch?v=-tYi4cNhQZw

 

日本、韓国、タイの女性アイドルグループ、見事にお国によってカラーが違うものですね(一部アイドルではない方も含まれていますが)。

 

タイのKamikazeレーベルのKiss Me Five(キッス・ミー・ファイブ)「Showtime」MVのエンドロール等、1950年代~1980年代までのキャラクターが次々と登場してきて、時代考証が滅茶苦茶じゃないかと感じられるかもしれません。

 

時代劇ではないのでこれで良いのです。

 

極端な話をすれば、ポップミュージックの対象であるキッズやティーンエイジャーが生まれる前の事象であれば何でもOK。

 

オールドスクールな素材(ネタ)を引用する理由とは、『今ではない懐しいいつか、ここではないどこか(=桃源郷)』を表現するのが目的なのですから。

 

 

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