NGT48事件報告書発表・会見の波紋
アイドル事業(アイドルグループ)とは、興業であると同時に、広告業です。特に大所帯になると、まとまった額の固定費が毎月発生し続けますので、スポンサーを確保することが運営していく上で必須となります。露出のためのTV、ラジオ番組も、そのアイドルに広告価値があり、スポンサーがつくことが前提となります。
CD、公演チケットを購入するヲタと呼ばれるファンと、スポンサー、この二本が収益の両輪です。
ギターの弾き語り一本で路上からのしあがっていくようなフォークやロック歌手ならば、誇大妄想的なラージな態度や破天荒な生活態度で、周囲から煙たがられても、影響が及ぶ(金銭的だったり、人的な迷惑が及ぶ)範囲は限られています。
ゆえに、生活態度や社会人としての姿勢が多少、カブいていたとしても距離を置いて静観すればよいように思います。
アイドルとなると、行政や企業等のイメージとコンプライアンス第一のスポンサー、そしてある種、願望や憧れ、幻想に対して対価をし払うヲタ(ファン)が収益源です。
従って、破天荒なロックンローラー、例えば世界を代表するアイドルからスキャンダルで一気に堕ちた天使となった若かりし日のマリアンヌ・フェイスフル的なライフスタイルは受容され難いものでしょう。
したがって、ファンが離れ、スポンサーが離れていくような兆候が見られるならば、事業規模(人数)の縮小を図り、固定費と損益分岐点売上高を下げ、縮小均衡により存続を図ったり、損切り、つまり事業からの撤退を意思決定し、解散ビジネスによって最後の大型売上を確保することも有力な選択肢になってきます。
2019年3月21日、NGT48のメンバー山口真帆さんが暴行被害を受けた事件に関する、株式会社AKS 第三者委員会による調査結果報告書が、NGT48公式サイトで発表されました。
https://ngt48.jp/news/detail/100003226
全文を読み込んでいませんが、何か所か目を通した段階で、非常に深刻で、重い内容であることに気付き、思わず、書き始めたブログエントリーのタイトルを訂正しました。
本件については、NGT48の発足最初期から応援、取材し、取り組んできた潜水亭沈没さん(発表メディアは『財経新聞』)の記事を紹介するにとどめます。
個々の記事や意見に関して、潜水亭沈没さんに同意するものではありません。違う意見を持つものや賛同しないものも多くて数割はあります。
ただ、上記エントリーに書いたように、潜水亭沈没さんの記事の執筆以前の基本となる姿勢(スタンス)とポジション(立ち位置)に賛同するので、アウトプットとしての記事を(違う意見でも)尊重し、ご紹介いたします。
2019年1月末、AKB48グループの姉妹グループの中でも最も勢いのあるタイ・バンコクのBNK48が第一回選抜総選挙を実施しました。
その2019年に、昨年まで10回を重ねたAKB48グループの選抜総選挙の開催が見送られたのは、偶然とはいえ、象徴的な出来事のような気がします。
韓国3大芸能事務所の一角、JYPエンターテインメント(以下JYPと表記)の創業者、パク・ジニョンプロデューサー(以下パク・ジニョンPと表記)について、これまで何度かエントリーを書いてきました。
パク・ジニョンPの現在のJYPでの役職はCCO、アーティスト名はJ.Y.Park、愛称は、モチゴリラです。現在のJYPの代表的な所属アーティストは、2PM、GOT7、DAY6、TWICE、Stray Kids等。
全米ナンバー1を2作連続で記録し、話題になった防弾少年団(BTS、バンタン)の『父』と呼ばれる所属事務所代表のパン・シヒョクプロデューサー(以下パン・シヒョクPと表記)は、JYP在籍時代、パク・ジニョンPの薫陶を受け、現在も関係は円滑で、いわば師弟関係にあります。
2009年にJYPのWonder Girls(ワンダーガールズ)が全米進出を図った際に、パク・ジニョンPの右腕として事業を指揮したのがパン・シヒョクPです。(JYPからは独立していましたが、社外プロデューサーとしてプロジェクトに関わっていました。)
この時の経験が後(2010年代後半)の防弾少年団(BTS、バンタン)のアメリカ進出の礎になったのではないかと推測しています。
日本の女性アイドルグループに目を転じると、AKB48グループに関しては、上述の選抜総選挙の見送り、NGT48事件の余波等の影響が心配されるところです。
そして、日本国内では、AKB48グループでの様々なトライの結果を踏まえた、いわばバージョンアップ版の女性アイドルグループともいうべき、乃木坂46、欅坂46は高い人気を誇っています。
この乃木坂46、欅坂46・日向坂46の『運営』である乃木坂46合同会社、Seed & Flower合同会社は、いずれもソニーミュージックが経営に関与しています。
ソニーミュージック × JYP(パク・ジニョンP)=「Nizi Project(ニジプロジェクト)」は日本版TWICE?
そして2019年、JYPのパク・ジニョンPがソニーミュージックと組み、日本版TWICE(?)とも呼べる新プロジェクトを発表しました。
プロジェクト名は、「Nizi Project(ニジプロジェクト)」。
ソニーミュージックの発表した上のプレスリリースによれば、JYPの企業ビジョンの4つのテーマの中のひとつ、『GLOBALIZATION BY LOCALIZATION』の3番目のステップとして、「海外で人材を育成し、プロデュースして輩出すること」があげられています。
その中では「全員が日本人メンバーで構成されたガールズグループ」も準備中であるとし、その構想を具現化するためのハブとなるのが、本GIRLS GROUP PROJECT=「Nizi Project(ニジプロジェクト)」 であるとしています。
BLACKPINK(ブラックピンク)やタイのアイドル勢も強くリスペクトするレジェンド、Wonder Girlsから2PM、TWICEにいたるグローバルなアイドルを成功させてきたJYP(パク・ジニョンP)の手腕。
そして、日本で乃木坂46、欅坂46等を成功させ、女性アイドルグループの潮流をリードしてきたソニーミュージックの経験。
両者のコラボレーションによる「Nizi Project(ニジプロジェクト)」 の成功に期待しています。
ノン タノンの生バンドパフォーマンス
ノン タノン好きなんですよね。
日本のバンドやミュージシャン(トラックメーカー等)は、ブルーノ・マーズ『24K・Magic』を目標にするべきではないような気がします。いやもちろん好きなんですけど。プロを目指すなら、ルーツを徹底して掘って欲しい気もします。
つまり、ブルーノ・マーズが引っ張り出してきたベイビーフェイスのサウンドを目標にしてほしい。
そういう目的(10代のリスナーに聴いて欲しいという)でブルーノ・マーズはベイビーフェイスを引っ張り出してきているのだと思います。
岡崎体育さんが、MV制作費を圧迫する水準のギャラを払ってレイ・パーカー・ジュニアにギターを弾かせたのもそういうことだと思うのです。
ノン タノン、女性アイドルグループ、AKB48グループとなんか関係あるの?と問われるとギリギリないこともないかな。BNK48のTVに一度ゲスト出演していますよ。
◆มีผลต่อหัวใจ นนท์ ธนนท์ x bnk48 | VICTORY BNK48 | EP.14 | 2 ต.ค. 61
BNK48一期生のゴーン(Korn)、ノン タノンが登場した途端両手で思わず顔をおおって感嘆してしまい、ファンなのがバレます。
มีผลต่อหัวใจ นนท์ ธนนท์ x bnk48 | VICTORY BNK48 | EP.14 | 2 ต.ค. 61 - YouTube
◆มีผลต่อหัวใจ - นนท์ ธนนท์ : นักผจญเพลง
Wow!! 生バンドです!
さすが、ノン タノン、イケメンを封印してトリのかぶり物をかぶって歌唱コンテスト番組を勝ち抜いただけありますね。
มีผลต่อหัวใจ - นนท์ ธนนท์ : นักผจญเพลง - YouTube
◆ฝืนตัวเองไม่เป็น - นนท์ ธนนท์ : นักผจญเพลง
ฝืนตัวเองไม่เป็น - นนท์ ธนนท์ : นักผจญเพลง - YouTube