いわゆるMVに対するリアクション動画には全く関心がないのですが、一人だけ例外のリアクター/YouTuberがいます。
アメリカ人のLivさん。
LivさんはK-Popの熱心なファン。最近は日本のロックやラウド系アイドルにもウィングを広げてきました。
上の写真ではK-Popのアルバムを手に取っている背景に、BAND-MAIDの『激動』のツアーポスターが貼ってあります。
Livさんのリアクト動画、とにかく純粋にポップスが好きで、愉しく聴いているのが伝わってきます。自分が良いと感じた音楽だけをリアクトしている点が好感が持てます。
日本人のポジションから見ると、現代のアメリカ人の若者が、K-Popを中心とした東アジアのポップスの熱心なファンなのが面白い。
K-PopもJ-Popもアメリカのブラックミュージックの大きな影響、ローカライズにより発生し発展した音楽と言う面があります。
現代っ子のLivさん、例えばアレサ・フランクリンとかモータウンとかEW&Fとかスライ・アンド・ザ・ファミリーストーンとかスティーヴィー・ワンダーとかオハイオ・プレイヤーズとか安室奈美恵さんやK-Popの直接のルーツであるジャム・アンド・ルイスプロデュースのジャネット・ジャクソンなどのブラックミュージックの歴史にはあまりというかほとんど関心がなさそうです。
その代わりというかなんというか、ブルピン(BLACKPINK)、レドベル(RED VELVET)、Loona、BTS(防弾少年団)、NCT127、そしてBAND-MAID等の現代の東アジアのポップスが大好きなんですよね。
音楽好きなのが伝わってきて、ニッチな領域ですが、リアクターアイドル的人気もあるようです。
J-Popの可能性として、例えば「thrill」が受けて海外進出した時期のBAND-MAIDや、最近のHAGANE(ハガネ)のように、オールドスクールなHR/HMをモチーフにしたロック曲を出せば海外の40代から70代の『年配の方』、『おじさま』(BAND-MAIDの彩姫さんの呼び方)に受けることは見えてきています。
しかし、やはりポップミュージック、天下を取るには各国のティーンエイジャー(中学生・高校生世代)に受けるかどうかは決定的に大きいはずです。
おそらくHAGANEと同世代であろうLivさんのBAND-MAIDリアクト動画を観てそんなことを感じました・・・。
素敵に終えたつまらない若さ
飛んで火に入る夏の虫でいたいよ
度を超した平穏で馬鹿になる
老いた心に気付かない大人
所謂モラリストの面下げて
怒鳴り散らかした人混みの中で
中指を隠す
どうかした理想を救いたい
yonige「最終回」
〇Livさんが新しいアカウントからBAND-MAID「Blooming」MVをリアクト!
◆Band-Maid Blooming REACTION! (THEY ARE AMAZING)
https://www.youtube.com/watch?v=VSubggdCA3U
◆HAGANE - WintrySky (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=FLxibhGlTGQ
◆Yuzion - No way (Official Music Video) (Dir. Tassan)
https://www.youtube.com/watch?v=VlEAvn0EhEY
◆4s4ki - NEXUS feat.rinahamu(Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=Paf77vcLlQ8
◆Livさんのチャンネル