□かつてトニー谷さんというレジェンダリーなヴォードビリアンがいらっしゃいました。
時々、モーリー・ロバートソンさんとクリス・ペプラーさんあるいはジョン・カビラさんを混同している人がいる感じがします。いや、いないか、私だけでしょうか。
往年のJ-WAVE全盛期に『声は知れども顔は知らず』だとあるかもしれませんね。さすがに陰謀論大好きInterFMのデーブ・フロムさんと混同する人はいないでしょう。デーブさんの声と話し方はアクが強い。デーブ・フロムさん、意図的にアクを消さずに押しも強ければクセもあるオヤジ感全面に出してますから。
◇デーブ・フロムさん
出典:InterFM897 デーブ・フロムショー http://www.interfm.co.jp/dave/
デーブ・フロムさんのこの凶悪でラウドな面構えフォトは、J-WAVE的な『六本木ヒルズ感』に対するアンチテーゼでしょうか?。ほんとは優しい人な気がしますが、『通りで肩が当たったと言ってきたらどうする?!』という写真をわざと使っているのかもしれませんね。
NHKアナウンサーのものまねって、タモリさんはじめものまね芸のジャンルとして確立している感がありますが、往年のJ-WAVE的な、帰国子女・ハーフ・日英バイリンガルDJ風アナウンスの型(声色、トーン、テンポ、リズム等)って明確にある気がします。
でもネイティブ風の英語ができないとものまねができないのでものまねとしては成立しにくいです。往年のトニー谷さんとかタモリさんの時代の『デタラメ英語芸』がジャンルとしてあった時代とは違って、現代は小学校高学年から英語の授業もあれば、大学入試に民間試験採用云々という時代になりましたから。
モーリー・ロバートソンさん、最初に出した本読みましたよ。一冊目の本って誰でも、それまでの自分を振り返ると同時に、未来へのビジョン、意思、展望の宣言であることが多いものです。
確か、東大をすぐに中退してアメリカに渡りハーバード大に進まれたと記憶しています。本の内容はすっかり忘れてしまいましたが、印象として、インディペンデント(独立心に富む)生き方を選んだ必然となる背景について述べられていたように思います。そして20歳前後の頃は、ロックミュージシャンとしても活動されていたはず。
久々に読む(聞く)モーリー・ロバートソンさんの弁舌。現在は、政治、経済、宗教、医療等発の情報・トレンドを日本に紹介する言論を行われているのですね。
20歳前後のロックを演っていた頃、そしてバイリンガルなDJとして日本のFM放送多局化推進に貢献されていた頃から、どのように2018年の現在にいたって、今のモーリーさんがどういったポジションから政治、経済、宗教等について語っているのかは全くわかりません。
でも、モーリーさんほどのクリアな頭脳の方ならば、生涯ロックンロール一筋!という姿勢(もちろんそれも重要な生き方でリスペクトしています)より、政治、経済、宗教、医療等にウィングを広げ解説されている現在の言論活動は向いている気がします。
まぁ、でもモーリー・ロバートソンさん、ときどきはご自分のロックンロールとかEDMとかのわかりやすい音源もメディアでPRしていただけると嬉しいデス!
◇スティーヴ・アオキ(Steve Aoki) - 「Waste It On Me feat. BTS」 Is The Music Video We Never Knew We Need(Teaser)
おおっ!『ワイルド・スピードX2』のデヴォン青木(スティーヴ・アオキの妹さん)が出演している!
出演者は全員アジア系!BTSが韓国語の楽曲で全米1位を獲得したことは『アジア人が文化の壁を破るための大きな可能性を見せた』と語るスティーヴ・アオキは、BTSとのコラボレーションを、アジア系芸能人・音楽家の地位向上のための突破口にしたいと意気込んでいるようです。『アメリカで、アジア系がカッコいいんだ!というトレンドを作るぞ。』というような意志を感じます。
◇参考
要するに歴史や政治への当事者意識はないまま、ナチス、全体主義、共産主義、人種差別を表現に放り込んでエスタブリッシュメントの欺瞞を暴いたり、ただ大人たちが怒るのを見ておもしろがるという「涼しい」試みだったようです。しかしその後、これらの「小道具」を額面通り信じる人も現れ…ですね。
— モーリー・ロバートソン (@gjmorley) November 13, 2018
◇モーリー・ロバートソンさんが放送で話された概要