2019年9月25日、ラオス初の日本式女性アイドルグループ、Lao Navy(L☆NAVY、らおネイビー)の1stシングル「Right On Navy!!」音源がリリースされました。
リリースに先立つ9月21日に、ラオスの首都ビエンチャンで開催されたジャパン・カルチャー・デイのイベントにてデビュー曲が初披露されています。
インドシナ半島内陸部に位置するラオス人民民主共和国(以下、ラオス)は、経済的には、隣の経済大国タイの通貨バーツの経済圏です。
歴史的に同一のアイデンティティを持っていた『Lao(ラオ、ラーオ)』(ラオスのフランス語読み)と呼ばれる地域が、フランスによる植民地支配を経て、現在は、タイ東北(イサーン)地方とラオスという国に分かれている経緯があります。
タイ政府は、タイ東北部のラーオだった地域をイサーン地方と呼称を改め、同化政策を推進、イサーン人はタイ人としてのアイデンティティを持つにいたりました。
アジア7か国(中国・台湾を一つの国とカウントして)に、企画中含め16グループを展開する日本発祥の女性アイドルグループのフランチャイズビジネス、AKB48グループ。
現在のAKB48グループの事実上の旗艦店に位置するのが、タイ・バンコクを拠点とするBNK48です。
◆タイ・バンコクのBNK48劇場を訪れる日本・瀬戸内海を拠点とする女性アイドルグループSTU48のメンバー。
BNK48は、タイとラオスの歴史的、文化的、経済的つながりの強さもあってか、日本以外では、最初の外国公演をラオス・ビエンチャンにおいて行いました。
ラオスのポピュラー音楽事情に関心を持ったのは、このBNK48のラオス・ビエンチャンでの公演がきっかけです。
ラオスにおける外国のポピュラー音楽の影響力に注視すると、やはり感心せざるを得ないのは、K-POP(韓国)勢の地道な営業努力と活動です。
日本の芸能人(歌手、アイドル、バンド等)が、実際にラオスで公演する例には、麻倉ケイトさんやLinQ等の例もありますが、数は多くありません。とても少ないといってよいでしょう。
K-POP(韓国)勢のケースだと、韓国とラオスの放送界、芸能界、産業界、行政等が協力し、紀行(旅行)番組等の制作のために、実際に芸能人が収録のためにラオスを訪れています。
そして、展示会(産業展、文化展)等で、芸能人が公演します。
物産、通信・家電、車等の消費財、その先にはゼネコンやエンジニアリング等の国家プロジェクトの受注があるわけで、その露払い、先遣隊の役割をK-POPの歌手・グループが務めているのです。
K-POPの歌手が出演するような展示会では、ラオスの芸能人も公演し、早い順番では、ラオスの若者によるK-POPカバーダンスチームが登壇することになります。
しかし、日本の産業や文化をプロモーションするにあたって、ラオス人の若者のK-POPカバーダンスチームを起用するわけにもいきません。
つまり、ラオスにおいて、日本のサブカルチャーを体現するチーム(『日本式アイドル』)に対するニーズが実際に存在していたように見えます。
この日本式アイドルに対する需要が、初の日本式アイドルグループ「Lao Navy」が、結成後間もなく、オリジナル曲の準備段階から、ラオスと日本の両国で次々と仕事が決まっていった背景ではないでしょうか。
ラオス初の日本式アイドルグループ「Lao Navy」は、日系企業が現地生産に成功した高級食材である『いちご』の販路開拓・プロモーションを担うチームの必要性から結成されました。
日系企業とのビジネス推進のために、東南アジア現地で仕事をする商社マンが、販売促進(プロモーション)の必要性を基に企画し、立ち上げたアイドルグループという性格は、タイ・バンコクの人気アイドルグループ、BNK48と共通しています。
Lao Navyのコンセプトは、ズバリ「モーニング娘。」などの『ハロプロ』。
1stオリジナル音源は、流行の80’sディスコポップテイスト!
ジェリー・ビーンと組んでいた80’sのマドンナのディスコ・ポップや日本のBaBe、Wink、CoCoらの80’s、90’sアイドルサウンドに通じるキャッチーなポップスで仕上げてきています。
ハコでDJが盛り上げのために鳴らすようなサイレンのSEが、高級食材をはじめとする日系企業の製品や日本・ラオス両国の経済・文化交流の意欲を盛り上げます。
今なら、ラオス初の日本式アイドルグループLao Navyの最初期のオタになれるチャンスだ!
◆ວົງໄອດໍ້ສາວລາວ Lao Navy ไอดอลสาวลาววง Lao Navy
◆Lao Navy ไอดอลวงแรกของลาว
ラオス・ビエンチャンでのデビュー直後にタイのテレビで報道されるLao Navy。
11月にはアイドル大激戦地のタイ・バンコクで、12月には日本・熊本でそれぞれ公演を行う。
◆Madonna - Borderline (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=rSaC-YbSDpo
L☆NAVY
— laonavy (@laonavy) September 25, 2019
1st single “Right on Navy!!” Now on sale💖 Right On Navy!! ラオネイビー1st シングル Right on Navy!!”
リリース❣️よろしくお願いいたします#laonavy #laos #rightonnavy #1st #single #ファーストシングル #ラオス #アイドル #iTunes
Single by Lao Navy https://t.co/AWwjGWkNFN
◆Lao Navy オフィシャルFacebook
https://www.facebook.com/LaoNavy-679786925806248/
◆Lao Navy オフィシャルTwitter
◆Lao Navy YouTube
Laos extending Lock Down until 03-May...
— laonavy (@laonavy) 2020年4月15日
5月3日までロックダウンの延長が決定...
ただし国内感染者数
19名でなんとか留まっています。
昨日1名完治し退院。無事で何よりです🙏🏼
延長戦に突入ですが、ラオス-世界-
パヤヤン スースー#laos #ラオス #ラオネイビー pic.twitter.com/szbn2k2AcY
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◆こちらはタイでの報道のよう。
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◆幼い頃からレドベルやブルピンやTWICEのお姉さんに憧れ、長じてはカバーダンスチームで活動しているタイプの少女達に日本アイドル風の衣装を着せ、センター・顔となるメンバーには日本文化や日本語に明るい大学生等のイメージリーダーを据えると、最近話題のタイやラオスの日本式アイドルグループができる。