ガールズバンドのライブでは、バンドメンバーの交友関係や同じ事務所の同僚の方等で、モデルさんや歌手や女優やイベント等でMCをされている方や、もちろんバンド仲間の女性バンドマンが観戦されていることがよくあります。
終演後の女性バンドマンに、観に来られたお友達らしい若手のモデルさんやら女優さんやらとの集合写真を撮ってくださいと渡された最新のiPhoneの操作が判らず情けなかったことがありました。
ガールズバンドのライブを観戦するおじさん、おじいさんの皆様におかれましては、常に最新機種のiPhoneのカメラの操作には習熟しておくようにしたほうが良いかもしれません。ワンチャンスあるかもしれませんよ。
そういうわけでPEROの東京初となるワンマンライブなんですが、会場でお見かけした数人の女性、「この方は芸能人だろうな・・・」「どこかでお見受けしたことあったような・・・」と感じたんですが、ライブ中は具体的に誰だか思い出せませんでした。
会場を後にしてTwitterを流れる情報を見てビックリ!
先ほどの女性は、北海道・札幌出身のガールズバンドDrop'sの荒谷さんと小田さんではありませんか!
お見受けしたことがあるわけだ!MVや配信ライブでは何度も拝見していますので。
PEROとDrop'sはお互いにライブに行き来する間柄だったのですね。
Drop'sの荒谷さん、PEROのワンマンライブの前々日には、東京ドームでのBLACKPINK(ブラックピンク、ブルピン)のコンサートをご観戦されたとのことです。
はじめての東京ドームのライブはBLACK PINKでした😭
— 荒谷朋美 Drop's (@drops_araya) 2019年12月4日
ほんとに最強に可愛くて、最高に楽しかった。。会場来てる子たちも可愛い。癒される。←#blackpink pic.twitter.com/MjPlniZwh5
>会場来てる子たちも可愛い。癒される。
世界中の小学生から20代位の女性に大人気のBLACKPINK(ブラックピンク、ブルピン)。
「私たちのバンドのライブのお客さんの方は、40代、50代、60代あるいはそれ以上の年代のナイスなシニア男性が多くって、齢も離れているので気を遣わなくちゃいけなくってストレスがたまるの。」
等という『心の声』が聴こえてしまったなどということは全くありません。
もし、貴方には聴こえているとおっしゃるなら、その脳内の声はきっと幻聴でしょう。耳鼻科に行かれることをお薦めします。
冗談はさておき、貴方がナイスなシニアで耳の超えた音楽ファンを自認され、ガールズバンドを推しているならば、バンドが小学生から20代の女性の新規ファンを獲得しようとする試み、努力を全面的に応援しましょう。
BAND-MAIDのメジャー3rdフルアルバム『CONQUEROR』(カンカラー)が、CD発売一週前に世界各国で配信解禁されました。
CDを予約し心待ちにしていた古参ファン(ご主人様)の方の一部には必ずしも快く思わない人もいたようです。
CDがビジネスとして残っているのは、日本とドイツ位で、日本ではアイドルの握手券、チェキ券、投票券として販売しているのでCDが残っているのです。
国民的人気に駆け上がったあいみょんもヒゲダン(Official髭男dism)も、音楽をファンにデリバリーするメインの手段は配信(ストリーミング)です。
『先行配信で世界で人気!』(例えニッチなチャートであっても)と宣伝文句として謳えるのであれば、作戦成功。少しでも宣伝の役に立つならいいじゃないかという位の広い心で推しバンを応援しましょう。
化石のようなハードロックを演奏するサンフランシスコの少しトウが立ったお兄さん達のバンド、ダーティー・ハニーのロックチャートでの一位を、ニッチなチャートですけど(ロックそのものがニッチなジャンルです)、各国のHR/HM(ハードロック・ヘヴィメタル)メディアは記事にして応援しています。
ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュやモトリー・クルーのニッキー・シックスといった齢のいったおじさん達も後輩を引き上げようようとしています。
ところで、PEROのワンマンライブの体系的な感想を書いていませんでした。
体系的でない感想を述べると、ジェームス・ブラウン、アイズレー・ブラザーズ、ミーターズ、クール&ザ・ギャング、フィービ・スノウ、シック、プリンス、レイ・パーカー・ジュニア、(レイ・パーカー&)ザ・レイディオ、EW&F(アース・ウィンド・アンド・ファイアー)、タワー・オブ・パワー、ギャップバンド、キャメオ、リック・ジェームス、アヴェレージ・ホワイト・バンド、山下達郎さん、吉田美奈子さん等、1970年代から1980年代初頭のファンク、ディスコが好きな人は、きっとPEROを気にいると思います!
貴方がもし黒人音楽が大好きなナイスなシニアなら、テレキャスターとES-335をかき鳴らし、ディーバが奔放に踊り、ぶっといベースとグルーヴィーなドラムがファンクするチャーミングな女性クァルテットを応援されることをご検討されてみてはいかがでしょうか。
仕事を片付けかけつけたライブハウスの入口近くからダンスミュージックに耳を傾け、最前やフロア中央は少女達や10代、20代の若者に譲る心意気で。
◆Earth, Wind & Fire - September (Official Music Video)
PEROおすすめワンマンの客入れSEでもかかっていたEW&F(アース・ウィンド・アンド・ファイアー)。ベーシストのはなさんセレクト。
https://www.youtube.com/watch?v=Gs069dndIYk
◆ペロペロしてやりたいわズ。 『high wave』 Music Video
この曲で、PEROのギタリスト、あららぎさんのアイズレー節のカッティングに痺れました。
カッティングで痺れたのは元アヴェレージ・ホワイト・バンドで1990年代のポール・マッカートニーのバンドでバンマス的ポジションだったヘイミッシュ・スチュワート以来。
アンコールで観客フロアに降臨され、目の前で踊りまくってハイキックまで決めたギター・ボーカルのムカイダー・メイさんには別なベクトルで痺れました。
ムカイダー・メイさんは、一見、自由奔放にふるまっているように見えますが、あららぎさんがエフェクターを効かせた単音ソロやアルペジオに回り、ムカイダーさんがリズムギターを担うツインギターのアンサンブルでのムカイダーさんのカッティングもばっちり決まっています。膨大な量の時間をギターの練習に費やしているはずです。
https://www.youtube.com/watch?v=gj9RJRkq-gw
◆ペロペロしてやりたいわズ。 Bless you! MV
このMVの演出、JB(ジェームス・ブラウン)、アヴェレージ・ホワイト・バンドの「カット・ザ・ケイク(ケーキ)」オマージュでしょうか?
現在はメンバーチェンジを経てクァルテットのガールズバンドPEROにご改名。
https://www.youtube.com/watch?v=4ExGrE46Zqg
◆LILY「time won't tell」(Live From 高崎 Club FLEEZ ツアーファイナルワンマンライブ 2016.12.17)
PEROは邦ロック、J-POPも上手い。基本が4ピースのファンクバンドなので、16ビートや4つ打ちダンスロック系にはもちろん強い。ざっと比率はファンク6割、J-POP2割、邦ロック2割位の感じでした。
こういう系統の曲。ミスチル(Mr.Children)、back number系で好きだったバンドLILY。
https://www.youtube.com/watch?v=TT9B_1GOpyU
◆Kool & The Gang - Celebration (Official Video)
切れ味鋭いギターのカッティングとぶっといベースとファンキーなドラムがグルーヴするファンキーなガールズバンドなら2020年も引き続きPERO!
https://www.youtube.com/watch?v=3GwjfUFyY6M
◆Dirty Honey - Rolling 7s [Official Video]
カッコいいおねえさんが、フロアを縦横無尽に、奔放に踊るロケンローなMV。ロケンローはこうでなくていけない。スラッシュとニッキー・シックスのお墨付き。
ダーティー・ハニーのTシャツ欲しい!
https://www.youtube.com/watch?v=42rmUlDiQDI
https://twitter.com/perojapan/status/1203649420195033089
◆アジアの小学生の年代の女子に、いかにBLACKPINK(ブラックピンク、ブルピン)の人気が高いか判るタイの農村の少女達による抱腹絶倒のパロディMV。
◆幼い頃からレドベルやブルピンやTWICEのお姉さんに憧れ、長じてはカバーダンスチームで活動しているタイプの少女達に日本アイドル風の衣装を着せ、センター・顔となるメンバーには日本文化や日本語に明るい大学生等のイメージリーダーを据えると、最近話題のタイやラオスの日本式アイドルグループができる。