朝8時頃、車のCDトレーに青江三奈さんの2枚組を呑ませて、スイッチオン。
・・・・・・・( *´艸`)
ちょっと朝からはちょっとかなと思わず感じて、ストップ。代わりにオールマン・ブラザーズ・バンドの『セヴン・ターンズ』にしましたよ。
青江三奈さん、1990年代のジャズやブルースの盤じゃなくて主に1960年代~1980年代の『ザ・歌謡曲』なベスト盤だったので、朝8時にはちょっと濃すぎました。
同じ盤を夕方6時40分から聴いたらピッタりフィットしたんですけどね。そういえば、もう長いこと、演歌・歌謡曲をかけるタクシーに乗ったことがありません。今でも個人タクシーにはあるのでしょうか?
有名な青江三奈さんとパパ・ジョン・クリーチ(ジェファーソン・エアープレイン、ホット・ツナのロック・フィドル奏者)とのコラボレーション盤は残念ですが未聴です。是非どちらかサブクスに入れてください。
あいみょんの「マリーゴールド」って、浜省(浜田省吾さん)で言ったら例えば「夏の終わり」あたりでしょうか。
『 国境線超えたら砂埃舞うメキシコ♪♪ 』
というアメリカンなサザンロックなメヒコな世界観が歌われるんですが、
『 ♪夏の終わりの乾いた風が窓から♪♪ 』・・・・・って、日本人のロックシンガーが歌うとカラッとメキシカンに乾いてはいない気がします。6月の関東の梅雨のさなかに書いているからでしょうか?
いや、そう、これでこそ日本の歌手、歌謡曲、J-POP、日本のロックじゃないかと思うんですよ。
サザンロックのオールマン・ブラザーズ・バンドから浜省からあいみょんへとシフトしていくにつれ、感傷的なバラードもアメリカンでメヒコなテイストから6月の梅雨の関東地方のように湿っていく。
例えば、オールマン・ブラザーズ・バンドとかドゥービー・ブラザーズとかチャーリー・ダニエルズ・バンドが、「紫陽花(あじさい)」という花の名前の付いたタイトルの歌謡曲を歌えるわけもないでしょう?
「What's、アジサーイッ?!』ってコミュニケーションブレイクダウンなすり合わせから始めないといけないような気がします。
「OH!、アナベル?!湿った処に咲く陰気臭いフラワーでダイキライデース!」とか言われそうです。
そう、だから、青江三奈さんは凄い。
トップかつ深くシノいできたジャパン・ザ・芸能界とメリケンのロケンロールやジャズの手練れのミュージシャン達の世界とはスタイルとしては異種格闘技に近いかもしれません。
相手がパパ・ジョン・クリーチだろうとグローヴァ―・ワシントン・ジュニアだろうと、青江三奈さんの歌声一発、バンドの出音一発で、「OH、ボス(と呼ぶかどうか知りませんが)、ブルースですね!。」と、一流の職人さんが全力投球で一流の仕事に入る。
歌謡曲、J-POPに、題名に「紫陽花」が付く楽曲たくさんあります。
浜田省吾さん「紫陽花のうた」、アリス「紫陽花」、五木ひろしさん「紫陽花」、奥華子さん「紫陽花」・・・・・『桜』ソングよりは少ないでしょうけど、これからも定番『花』タイトル曲として作られ続けていくでしょう。
青い紫陽花がいちばん好き☺️ pic.twitter.com/5s3aewDtoF
— 浜砂成美 Narumi Hamasuna (@narumi_1204) June 9, 2019
6月の関東は梅雨で湿っている。
日本人の書く曲、歌う歌は6月の梅雨の関東のように湿っている。
それでいいんじゃないでしょうか。
◆浜砂成美「Rainyday」
沢山色んな方と話して『最近何を聞きますか?』と聞かれました。何名かに『メタルは聴かないんすね〜』と言われた。
— Re:NO_Aldious (@ReNO_Aldious) November 24, 2018
たまにしか聴きません。私は父が好きなこの曲で育ちました。
胸張って言えます。私は色んな曲も聴くけど好きな曲は歌声と歌詞による。
浜田省吾『家路 』https://t.co/tCkz04pjnH
◆The Allman Brothers Band 「Seven Turns」
https://www.youtube.com/watch?v=aqxywPYRCbI
◆浜田省吾「夏の終わり」歌詞
http://j-lyric.net/artist/a0011b4/l00fedf.html