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アメリカの世界一暑苦しいクラシック・ハード・ブルースロックバンド、ジョイアス・ウルフのキモはコスプレ?

  

 

先日のBAND-MAID関係のブログで触れたジョイアス・ウルフというバンドについてです。

 

実は、中森明菜とテヨン(少女時代)と彩姫(BAND-MAID)というお題で書こうとしていたんですが、テヨンのニュースが飛び込んできたため、一旦お休みします。

 

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2010年代末のハードロック、サザンロック、スリージーロックetc

 

 

グレタ・ヴァン・フリートが売れて、いわゆるクラシックロックあるいはハードロックの若手バンドにもスポットライトが当たりやすくなっています。

 

ほぼ平行して、北欧発の若手が1980年代のモトリー・クルーやGUNS N' ROSESらをモデルにしたスリージーロックのバンドも日本に紹介されています。

 

そして、日本ではLAメタルバンドThe Blue Screamが、1980年代のLAメタルの煌びやかさとアリス、オフコースアルフィー等の往年のニューミュージックのメロディセンスをミックスさせたユニークな音楽性でLAメタルファンの間で注目されています。 

 

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クラシックロック(ハードロック、スリージーロック、サザンロック)のコスプレバンドは一部で流行っている?

 

 

BAND-MAIDは、メイド服のコスプレでハードロックというのが売り文句なんですが、アメリカ(イギリスもかな)の若手のサザン・ロックやハードロック等のクラッシックロック系バンドというのも実は一種のコスプレバンドなのです。

 

(日本のThe Blue Screamは普段からこう言う格好をされているとのことですのでコスプレバンドではありません。)

 

例えばアメリカの若手のサザンロックバンドだと、ステージではテンガロンハットをかぶり、ブルージーンズ、皮のベスト、カウボーイブーツという『正装』で演奏することが多い。

 

1970年代のオールマン・ブラザーズ・バンドレイナード・スキナードの恰好ですね。

 

でもオフの写真見ると、カジュアルなTシャツやトレーナー姿のグリーンデイやウィーザーを聴いている感じのごく普通の大学生のお兄さんの恰好しています。いや、いまどきの大学生はグリーンデイやウィーザーは聴かないか・・・。

 

ジョイアス・ウルフってどんなバンド?

 

 

南カリフォルニア出身のクァルテット(4人組)。

 

ボーカル: Nick Reese、ギター:Blake Allard、ベース:Greg Braccio、ドラムス:Robert Sodaro 。

 

バックチェリー、スラッシュ等の前座に起用されています。

 

キャッチコピーは、『ヘヴィメタルからデルタ・ブルースへ』?のようです。

 

(ソース:NYS・ミュージックの2019年4月26日のインタビューより、長文です。ジョイアス・ウルフに関心をもたれた方にお勧めします。)

 

 

2年前のMVを見ると、黒ずくめの衣装とメイクで、パール・ジャムとかサウンドガーデンとか(ここらへんのバンドはレッド・ツェッペリンの影響を強く受けています)のオルタナグランジ系の流れをくむロック風なんですけど。

 

マウンテンの「ミシシッピ・クイーン」のカバーで強烈な個性を発揮しています。

 

全体的にコスプレ・インパクトが大。

 

バックの楽器隊は、往年のシンプリー・レッド(ミック・ハックネル)レベルで、そんなに違和感ないんですが・・・・・。

 

特にボーカルのニック・リース。彼のインパクトが強い、強すぎる!

 

1960年代末から1970年代半ばのジョー・コッカーやミートローフがモチーフかと思わせるコスプレと圧の強い存在感。

 

この非常に濃いコスプレとでんぐり返しや大開脚のステージアクションが効いています。

 

とにかくビジュアルから受ける印象がひたすら時代錯誤で暑苦しくてインパクト大なのです。

 

インパクト大!それはショービジネスでは正解です。

 

テデスキ・トラックス・バンドのように真っ当な恰好で演奏するのも良いですが、ひしめく新人バンドの中で何か爪痕を残すのにインパクトの強いコスプレやステージアクションは『有り』です。

 

日本のハードロックバンドのBAND-MAIDも正当な音楽性に意表を突くコスプレのインパクトでサバイバルしてきました。

 

ロックバンド、まずは印象を残す、注目を集めなくて始まりません。

 

ひたすら、暑苦しく、時代錯誤感(ヴィンテージ感ともいう)を演出したMVがこちら(↓)。

 

◆Joyous Wolf - Mississippi Queen [OFFICIAL VIDEO]  

www.youtube.com

 

ジョイアス・ウルフに関する報道

 

 

nysmusic.com

loudwire.com

 

 

お題からずれますけど、浜省(浜田省吾さん)の「家路」のアレンジって、ジム・スタインマン&ミートローフの一連のロックオペラの編曲がモチーフになってるような気もしたんですけどどうでしょうか?

twitter.com

 

<関連音源>

 

 

Meat Loaf - Two Out Of Three Ain't Bad (PCM Stereo)  

https://www.youtube.com/watch?v=k5hWWe-ts2s

 

◆Joe Cocker - Up Where We Belong (Live)   

https://www.youtube.com/watch?v=JERSTbzpvyE

 

◆Dirty Honey - When I'm Gone [Official Video]

こちらも2019年に注目されはじめた若手。クラシックロックです!  

https://www.youtube.com/watch?v=I8ygfX0BavM

 

 

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