タイトルに偽りありで、フーテンの寅さんじゃなくてノエル・ギャラガー(ex.オアシスのお兄ちゃんの方)でした。
↓ いやあ、このビデオ観ると、ノエル・ギャラガー主演で、『男はつらいよ』(寅さん)シリーズのリメイクできると思ったんですけど、いかがでしょうか?
世界を放浪していたイギリス出身のお兄ちゃんが、観光に寄った浅草で縁あって寅さんの2代目を継ぐっていう設定で・・・。
言語的に無理がある?・・・まぁ、日本も多文化共生の時代に急速にシフトして言ってる感じなんで、設定はどうにでも作れるんじゃないでしょうかね。
🎸#ノエル来日2019
— Noel Gallagher Japan (@NoelGallagherJp) May 15, 2019
本日❶日目🎸
東京:幕張公演
開場しました!
この後ノエル・ギャラガー幕張に降臨!
LIVE前のノエルから
メッセージが到着 ! !#NoelGallagher #ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ pic.twitter.com/bejW362Qid
ブルーノ・マーズとか日本の平井大さんとか、ここ数年、洋楽関係で寅さんのコスプレ風のファッション流行ってますよね。
カッコは真似することできるけど、寅さんの口上習得するの大変です。しかも実際に商品が売れなければ商売になりません。
ノエル・ギャラガー、口上ばっちしだし、実際にこの口上でマーチャンダイズ(グッズ)売上げてるんで、寅さん2代目期待したいデス!
◆Noel Gallagher's High Flying Birds - Holy Mountain - Later… with Jools Holland - BBC Two
実はオレ、UKのパワーポップバンド、スクイーズ(SQUEEZE)大好きでさ、「BLACK COFFEE IN BED」とか「TEMPTED」とか、往年のスクイーズ(SQUEEZE)の名曲ファッキン思い入れあるんだけど、だから買っちゃえよ!・・・って口癖移りそう。
下のノエル・ギャラガーが出演しているTVは、イギリスの名物音楽番組ですが、司会・ホストのジュールス・ホランド(Jools Holland)は、元スクイーズ(SQUEEZE)のキーボード奏者。TV番組の名物ホストというと日本のタモリさんとかタイのMUMさん等のポジションに近いかもしれません。
そういえばジュールス・ホランドの元相棒グレン・ティルブリックが大学でアコギ一本でソロライブしている動画を観ましたが、アコギを背中に回したり頭上に上げたりして、ジミ・ヘン(ドリックス)を弾きまくるモノマネをして、無茶苦茶ギター上手かったデス!ロック・ミュージックの蓄積が半端ないんでしょうね。
ジュールス・ホランド、ソロとして意外な形でイギリスの芸能界で大成功しましたよね。
◆Noel Gallagher's High Flying Birds - Holy Mountain - Later… with Jools Holland - BBC Two
スクイーズ(SQUEEZE)って、群馬3大B(BOØWY、BUCK-TICK、back number)のBOØWYがバンド結成にあたってモデルにしたイギリスのパワーポップバンドデス!
群馬3大B(ロックバンド)って、確か井森美幸さんが言い出したんじゃなかったかな。
井森美幸さん、時代を縦に40年位貫いてますよね。
BOØWY(ボウイ)とback number(バックナンバー)のファン層って、親子以上に世代が離れていそうだし、実際に親子で双方のバンドのファンがいそう。
back number(バックナンバー)がなぜ国民的バンドになったかというと、群馬や埼玉のロードサイドを車で走って、お店に入って、北関東の”生活感”を感じてみると判ります。
これが、日本中に広がる”地方”なんだと。日本は東京、大阪、名古屋等の都会だけでできているわけではなくて、その先に延々と続く地方があります。
back number(バックナンバー)の音楽は決して上から目線になりません。back number(バックナンバー)の音楽とアティテュードには、”寄り添う”という言葉を一切発しなくても地方の地に足が着いた生活感があります。
そして、King Gnu(キング・ヌー)が超高スピードで国民的バンドに駆け上がった理由は、King Gnu(キング・ヌー)とはメンバーのうち2人が東京藝術大学で知り合った超エリート集団でありながら、歌謡曲の世界の大衆性、地方の生活感を真剣に研究し学んでいるからではないでしょうか。
King Gnu(キング・ヌー)の常田大希さんが、1980年代のニューミュージック/ロック/歌謡曲バンドの安全地帯が好きだと言っているのを視てすごいなと感じました。
ちなみに、安全地帯はアマチュア時代はアメリカのドゥービー・ブラザーズのコピバンでした。
スクイーズとエルヴィス・コステロは、同じUKのパワーポップの重鎮ということで、絡みはいろいろあります。そして、エルヴィス・コステロのデビュー時のバックバンドが、後にドゥービー・ブラザーズに加入するジョン・マクフィー(矢沢永吉さんのバックバンドのバンマスも永く務めていました)が在籍したクローバー(イギリスに出稼ぎに出かけていました)です。
◆Elvis Costello - Alison (Live) エルヴィス・コステロ with クローバー(リユニオン)
矢沢永吉さんやエルヴィス・コステロという極端に個性の強い歌手に仕えてバックバンドをまとめるジョン・マクフィーの力量はただものではありません。
ロック界の藤沢武夫さん的ポジションの方かも。現在のドゥービー・ブラザーズでも要の位置にいるのはジョン・マクフィーのような気がします。
藤沢武夫さんは、天才型の本田宗一郎を支え名参謀と呼ばれた実務型の経営者です。
アメリカ、イギリス、日本のそれぞれのロック界で、超個性の強いフロントマンを立ててロックバンドを運営したジョン・マクフィーの多国籍企業の経営者みたいな能力は、注目すべきものがあります。
布袋寅泰さんの弾く「PRIDE」(今井美樹さんの曲,1996年)のギターには、ジョン・マクフィーの弾く「アリソン」(エルヴィス・コステロの曲,1977年)に通じるテイストを感じるんですけど、ギターを弾く方はどう感じられますでしょうか。
Elvis Costello - Alison (Live) - YouTube
矢沢永吉さんの相棒といえば、もう一人この方は欠かせません。故・アンドリュー・ゴールド。ソロでの爽やかな西海岸風ポップスと正反対に、E.YAZAWAの『P.M.9』では、爆発的なスライドギターでドライブ感あふれるハードロックを弾いていました。ブルース等の黒人音楽はもとより多様な音楽を背景に持つ人だったのでしょう。
爆発ボトルネックのリフは、ライブではジョン・マクフィーや山本恭司さん等歴代のギタリストが弾いています。
◆Lonely Boy - Andrew Gold
Lonely Boy - Andrew Gold - YouTube
それでオレ実は、タイ・チェンマイのアイドルグループ、SomeiYoshno51(SY51、ソメイヨシノ51)のKAZZ AWARDSでのライブをネットで観る機会があって、タイランランド産のジャパニーズアイドルという新しいカテゴリの音楽が、イギリスとかアメリカでも受ける可能性があるかどうかファッキン気になってるんだよね。
音楽番組のホスト・司会者歴が長いジュールス・ホランド(Jools Holland)だったら、どう言うでしょうかね?
◆SY51 - แสงแห่งความหวัง Silver Lining [ Official MV ]
<関連エントリー>