タイAKB系2組目「CGM48」進出に泣くチェンマイご当地アイドルSY51 ～元BNK48人気メンバーからエールも

タイ北部チェンマイのご当時アイドルグループの位置づけながら、折からのアイドルブームの波に乗り、バンコクでも人気が高まってきた女性アイドルグループSY51（SomeiYoshno51、ソメイヨシノ51）。

写真リンク先：

https://mgronline.com/onlinesection/detail/9620000040982

2018年秋のデビューから8か月ほどの5月末、政府機関であるNACC（タイ国家汚職追放委員会）とのタイアップ曲に起用されたことは、SY51にとって大抜擢、大出世ではないでしょうか。

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2019年5月31日（金）、タイの新世代アイドルグループが大結集する『Idol Expo 2』のステージにおいて、SY51 × NACCのコラボレーション特別シングル曲「ดีกว่านี้」がお披露目されました。

「ดีกว่านี้」は英語にすると「More Than Better」あたりでしょうか？「今より（行いを）よくしたい」というようなニュアンスですね。

週が明けて翌週6月3日（月）以降の芸能マスコミのアイドル報道は、『IDOL EXPO 2』のニュースが圧倒的にトップになるはず・・・だったのですが。

2019年6月2日（日）、チェンマイで開催されたタイの国民的アイドルグループBNK48のデビュー2周年記念ファン感謝イベントの場で、AKB48のタイ・チェンマイを拠点とする姉妹グループ『CGM48』の結成が発表されたのです！

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正直な感想は、人口約13万人（18万人説もあります）、地域と一人当たりの所得もバンコクと比べ大きな差があるチェンマイに、数十人のメンバーで構成する女性アイドルグループが複数存在するというのは、供給過剰になりかねない気がしました。

新しいビジネスの仕組み（例えばアイドルと観光事業をセットで開発し他圏域から観光客を誘致するような、日本の瀬戸内のSTU48のような仕組みですね）等とセットであれば別かもしれませんが。

バンコクよりはるかにチェンマイに近いラオスやミャンマーの首都の所得が上昇し、現在の中国人観光客のように、チェンマイにお金を落とせるようになるまでは少なくともあと数年はかかるでしょう。

タイの県別の一人当たり名目GDPです。トップ3は、ラヨン、チョンブリ、バンコク、ワースト3は、ノーンブワラムプー、ヤソートーン、カラシン。

日本の県別一人当たりGDPではトップ（東京）とボトム（沖縄）の差が３倍以下であるのに対しタイでは約20倍。　#thai #アジア #タイ経済　 #タイ pic.twitter.com/5myfzt17o0
— kumataro タイ経済情報 (@kumataro2018) March 4, 2019

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AKB48のタイ国内2つめの姉妹グループ『CGM48』の進出発表は、タイのアイドル界、ひときわチェンマイをホームとするアイドルグループSY51のファン（ヲタ）達に大きな衝撃を与えました。

そして、SY51のメンバーと運営の心境はいかに？

そんなタイミングで、BNK48の卒業メンバーで、インディペンデントな性格で知られ、現在は歌手として活動しているCan Nayikaが、SY51のオフィシャルSNSのアカウント（TwitterとYouTubeチャンネル）にメッセージを送りました。

Can Nayikaは、BNK48卒業後もBNK48 Officeに所属しマネージメントを受けています。

タイ語のフランクな言い回しは機械翻訳ではニュアンスが読み取りにくいですが、おそらくCan Nayikaはエールを送っているのではないでしょうか。

◆Can Nayika のTwitter

SY51 x NACC - ดีกว่านี้ [ Official MV ] https://t.co/anO5G8T3eo via @YouTube หยุดฟังไม่ได้ เป็นเพลงไอดอลที่เพราะมากๆ T^T
— cannayika (@cannayika97) June 4, 2019