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音楽ブログ

2018年、阿木譲さんが逝き、BNK48アイドル旋風吹き荒れるタイ・バンコクで、欅坂46インスパイアのFEVERが産まれた。

その大手広告代理店の本社ビルの別棟には(おそらく直営でしょう)ギャラリーが入居していました。『文化・芸術の発信』というもので、大手企業にはしばしばあるパターンです。 その日は、現代美術の年配、長老らしき作家さんの個展が開かれていました。年代…

祝「純烈」NHK紅白歌合戦初出場!レーモンド松屋&純烈は日本が誇る高齢者向けロックである!!

年も押し迫ってきました。あと2日で大晦日です。 第69回NHK紅白歌合戦に、ムード歌謡コーラスグループの純烈が初出場し、「プロポーズ」を歌います。 私が純烈を知ったのは、スーパー銭湯でのパフォーマンス・・・ではなく、モダンムード歌謡の作曲家として…

Can Nayika(ex.BNK48)は原田知世さん、児島未散さんらに連なる『ジェーン・バーキン系』である

フランスにジェーン・バーキンという大女優がいらっしゃいます。元のパートナーはセルジュ・ゲンズブール、娘さんがシャルロット・ゲンズブール。 ◇ジェーン・バーキンの娘さんのシャルロット・ゲンズブール Gジャン・デニムの着こなしのカッコよさにしびれ…

【タイポップ】一人(ソロ歌手)で人気グループBNK48に対抗?!PAM(パーミ)の日系アイドル路線が成功!!【タイ芸能界の底力!】

タイで国民的人気を誇る女性アイドルグループBNK48は、2018年の大晦日に日本のNHK紅白歌合戦で、HKT48からの卒業を発表した指原莉乃さんをはじめとするAKB48グループと「恋するフォーチュンクッキー」をコラボレーションします。 紅白「恋するフォーチュンク…

【NHK紅白出場BNK48の本国に!】超強力ライバル出現か?!欅坂46インスパイア系アイドル、FEVERにタイ芸能界の本気を見た!!

国民的人気のBNK48のライバルとして期待されるタイの新アイドルグループFEVER「Start Again」の制作スタッフには、アイドル、ロック、インディーロック、アメリカンポップス、エレクトロ、シンセポップ、ジャズ等の手練れが揃っています。ミュージック・ディ…

【国民的アイドル】BNK48大人気は安泰ではない?タイ芸能・音楽界の総力をあげた反撃が始まる?!【FEVER、SomeiYoshino51印象】

FEVER、SomeiYoshino51(SY51)等のタイの新世代多人数女性アイドルグループは音楽性の面では注目すべき点があります。ただ、BNK48の成功要因に、『タイの経済成長率と好調な個人消費に支えられた広告業・販売促進業のフレーム』が大きいとみているので、BNK…

【トム・ジョードって何のこと?】ドゥービー・ブラザーズのジョン・マクフィーが両親と自分の歴史として背景を熱弁する!【怒りの葡萄・ダスト・ボウル・バラッズ】

先日のブログで、アメリカのハードロックバンド、ヘッド・イーストについて触れています。 popmusic.hatenablog.com 個人的には、Guns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)の名曲「November Rain」は、ヘッド・イーストのバラード「Dance Away Lover」の影…

【BABYMETALとBAND-MAID②】BAND-MAID = ドゥービー・ブラザーズ説は妙に納得できる。【考えるな、感じろ!?】

BAND-MAIDのメジャー3rdシングル「start over」(2018.7)を最初に聴いた時、正直驚きました。 「これって、黒人音楽(ブラック・ミュージック)じゃね?」 BAND-MAIDのファンは、演者・聴衆とも白人が占めるHR/HM(ハードロック・ヘヴィメタル)ファンから…

BABYMETALとBAND-MAID、西欧社会における差別と社会の分断線、日本発のガールズロックはなぜ受け入れられているか?等

ポピュラー音楽を語るとき、一つにはテクニカル(技術的側面)から語るアプローチがあります。 「何拍目にアクセントが来て・・・」、「コード進行が・・・で、スケールが・・・で」というように、楽理・譜面を元に解説する方法です。 もう一つ、社会的文脈…

日本のガールズバンドはアニメ、ゲームに次ぐ海外に通用するコンテンツになりつつある?BAND-MAID、BRIDEAR、LOVEBITES、MUTANT MONSTERが欧州ツアー中

2018年11月21日水曜日現在、日本のメンバー全員が女性のロックバンド(ガールズバンド)4組が、それぞれヨーロッパをツアー中です。BAND-MAID、BRIDEAR、LOVEBITES、MUTANT MONSTER(アルファベット順)の4バンドです。(BAND-MAIDはアメリカ西海岸から欧州…

【紅白出場に明暗】TWICEとBTS(防弾少年団)への批判と謝罪を振り返る【国際芸能活動とナショナリズム】

2018年11月14日の夕方、ラジオを聞いていると、NHK紅白歌合戦にTWICEが2年連続で出場のニュースが流れていました。一方で今年(2018年)アルバムが2作連続全米総合一位を記録するなどの世界的な人気をもとに出場が期待されていたBTS(防弾少年団)は、初出場…

BTS(防弾少年団)報道を契機にロック/メタル/アイドル表現と宗教・倫理・文化等摩擦のマネジメントについて再考 ~ 映画『カンボジアの失われたロックンロール』感想等

K-POPのヒップホップグループBTS(防弾少年団)は、2018年に全米アルバム総合チャートBillboard 200にて2作連続1位を記録しました。米キリスト教保守派等からヘヴィメタルが自殺や犯罪を助長するので規制すべき論が定期的に怒る背景は、ハードロック(レッド…

個人の実力と市場・組織の評価、ビジョンとリーダーシップ~BNK48ドキュメンタリーは社会に出る時や転機を迎えた時に参照したい映画。『Girls Don't Cry』(2)

タイの人気アイドルグループBNK48のドキュメンタリー 『BNK48: Girls Don't Cry』について『子供が中学生(ティーンエイジャー)になったら見せたい映画。』という感想は印象的。 BNK48のブレイク・成功には、チャープランのビジョン型・マネジメント型とパ…

BNK48のドキュメンタリー映画は、参与観察法による経営学、行動科学、社会学等に共通する研究だった『BNK48: Girls Don't Cry』(1)

東京国際映画祭TIFF2018にて、東南アジアの音楽に焦点を当てた特集プログラム『国際交流基金アジアセンター presents CROSSCUT ASIA #05 ラララ 東南アジア』が上映されました。 このプログラムの中で、ナワポン・タムロンラタナリット監督がタイでデビュー…

指原莉乃プロデューサーのタイ・人気アイドルBNK48急訪は、日本アイドル界キーマン後継者育成の一環か?

今年2018年は、ビートルズのメンバー4人が主人公のキャラクターとなったアニメ映画『イエロー・サブマリン』の1968年の公開から丁度50周年にあたり、関連するイベント開催や商品発売がされています。2018年11月1日(木)のポール・マッカートニー東京ドーム…

BABYMETALとはKOBAMETALの伝える『神話』である ~ サン・ラ、P-FunkのアフロフューチャリズムとBABYMETALをキャンディーズが連いでいるのだろうか?

2014年リリースの1stアルバム時にBABYMETALから受けた印象は、「白人のショック・ロック(アリス・クーパーやKISSやマリリン・マンソン等)より、神話主義、神秘主義が思いっきり前に出ている感じが、(音楽性は全く違いますが)P-Funk(パーラメント/ファ…

AKB48グループの楽曲が海外フランチャイズできる(受け入れられる)理由はなぜだろう? ~ JKT48ステフィ&BNK48モバイル「狼とプライド」

2018年9月半ばから10月半ばにかけてインドネシアとタイから日本の芸能界に短期留学中のJKT48のステフィとBNK48のモバイルが、AKB48グループの公演の前座で披露している「狼とプライド」についてです。 耳にした瞬間、「Wow!!フィル・スペクター歌謡!」と…

【One Nation】キズナアイとカムイ伝について等々~VTuberとロボットは芸能人の仕事を代替できるようになるか?【Under A Groove!】

出典:compressorhead website http://compressorhead.rocks/ 〔ドイツのロックバンド、「コンプレッサーヘッド」、バンドメンバーは見てのとおりです。〕 ノーベル賞受賞に関してサイエンスを解説するコンテンツに、VTuber(バーチャルYouTuber)のキズナア…

【センター】タイ・人気アイドルBNK48選抜総選挙2019年1月実施背景に米中貿易戦争・新興国通貨危機等経済リスク回避か?【人気メンバーのパン】

タイの国民的人気アイドルグループ、BNK48がデビューわずか一年あまりで国民的アイドルに大成長した背景には、消費者のニーズに合った企画、コンテンツ自体のクオリティの高さがもちろんあります。 重要な要素は、企業業績の好調、消費マインドの伸び等のタ…

ソフトロック=アトランタ・リズム・セクション論(1) Cincin(元BNK48)の名唱とTHE JAYWALK(J-WALK)

2020.7.11更新 1.YoutubeでARS(アトランタ・リズム・セクション)を検索する時は、ボーカリストに注目! 2.Cincin(元BNK48)がMAD(MadpuppetStudio)とコラボ第二弾、POTATOの新曲カバーを公開! 3.Cincin、アトランタ・リズム・セクション、THE JAYWA…

全く読んでいない本についてのレビュー『K-POP 新感覚のメディア』(岩波新書)とCLC ~ 公園少女(GWSN)~ (G)I-DLE

デビューわずか約1年間で国民的大人気を獲得したタイのアイドルグループBNK48に関心を持ったことにより、今まで全くノーマークだったK-POPと日本のAKB48グループについて、ビジネスの仕組みや戦略、マーケティング、音楽性、制作システム等の情報を次第に得…

【農本主義?】タイのジュニアグループによるBLACKPINK(ブラックピンク)のパロディが10年に1回の衝撃度!!【市場原理?】

2018年のクリスマスイブ(12月24日)の京セラドーム大阪公演(追加公演)に向け日本国内アリーナツアー中の大人気K-POPガールズグループ、BLACKPINK(ブラックピンク)、通称ブルピン。 超大人気となれば、パロディを作ってみたくなるのがクリエイター。 今…

【ハードロックで】BAND-MAID「Take me higher!!」を聴いてハードロックとヘヴィメタルの違いについて定義を試みてみた【盆踊り】

こんにちは。 ボン・ジョヴィといえば、日本では盆踊りで老若男女が踊る大変ポピュラーなアメリカのロックバンドです。 ヨーロッパ(バンド名)は、そのボン・ジョヴィのライバルとされたスウェーデン出身の世界的に大成功したハードロック(ヘアメタル)バ…

AORの曲者感、軽いマイケル・マクドナルド論~BNK48「恋するフォーチュンクッキー」AORカバーより

こんにちは。 突然ですが、ブルーアイドソウルとAORの違いは、AOR独特の『曲者』感にあるのではないかと昨日の晩、急に思いつきました。 『曲者』感を演出しているのは、マイケル・マクドナルド、ケニー・ロギンス、デヴィッド・パックのご三方、AOR三極。 …

【J-POPとK-POPの分化】ロックンロール3連発!!!ニック・ロウ~Aldious(アルディアス)~BNK48【と再統合?】

こんにちは。 アメリカの白人女性ロック/カントリー・ロック歌手ってずばりこういう感じです。 ◇シェリル・クロウ、スティービー・ニックス、エミルー・ハリス、ボニー・レイット、キャリー・アンダーウッド「リンダ・ロンシュタット・メドレー」 www.youtu…

【Aeh校長先生】BNK48はポピュラー音楽のハイブリッド・キメラ? 『GIRLS DON’T CRY』~Aehsyndrom「次のSeason」【板場は任せた!】

タイで国民的人気を誇るアイドルグループBNK48の結成から大成功までを捉えたドキュメンタリー映画『GIRLS DON’T CRY』。このドキュメンタリー映画は、『アイドル』としての成功を目指す若者たちの長編インタビューを通し、組織と目標、チームの中での相反す…

【タイで爆発 日本型アイドル人気】BNK48(バンコク・AKB48姉妹G)が1年で国民的アイドルになった理由は?背景に緻密な戦略・計画・計算・資源の投入があった!【経済成長・ライフスタイル】

タイ・BNK48が1年間で国民的人気になった9つの理由・経済高成長、中間層拡大・洗練消費生活ニーズ拡大(『憧れの暮らし』)にフィットする人間広告メディア=『アイドル』需要と現状の差=BNK48ビジネス。・理想、模範的若者像(タイの東大、ハンデを克服す…

【絶対倶楽部 ZETTAI CLUB】ロックバンドはアイドルか否か?【ブギー・4・スチュ】

数年前、インディーズで活動していたロックバンドのメンバー(男性)から、「俺たちの演ってる音楽はAKB48に負けてるんですかねぇ?」という発言というかボヤキを聞かされたことがあります。 比較とは『基準』を何に、どこに置くかによりますので、回答はし…

なぜ声優ガールズバンドRoseliaのアルバム『Anfang』は突然トップに躍り出たのか?~BanG Dream!(バンドリ!)木谷高明さんの市場戦略!

IP・メディアミックスで注目のBanG Dream!(バンドリ!)、バンドリ! ガールズバンドパーティ!(ガルパ)の声優5人がリアルで劇中の楽器を演奏するRoselia(ロゼリア)。ブシロード木谷高明さんの異業種発想が音楽業界の不可能を実現。1stアルバムAnfang(…

【AEROSMITH】推しバンが『〇〇に似てる』とか『パ〇リ』とディスられても人気が出るまで3年間は応援し続けよう!【俺たちゃ冷たいバター】

エアロスミス、個人的な一曲は、鬼気迫る”幽鬼の楽団!”がこの世とあの世の境、生死の淵から絞り出した感のある「ドロー・ザ・ライン」(1977年)の緊張感が好きです。 時代は下って、エアロスミスが2013年に日本のヒューマンビートボクサー/YouTuber(ユー…