音楽ブログ
その大手広告代理店の本社ビルの別棟には(おそらく直営でしょう)ギャラリーが入居していました。『文化・芸術の発信』というもので、大手企業にはしばしばあるパターンです。 その日は、現代美術の年配、長老らしき作家さんの個展が開かれていました。年代…
年も押し迫ってきました。あと2日で大晦日です。 第69回NHK紅白歌合戦に、ムード歌謡コーラスグループの純烈が初出場し、「プロポーズ」を歌います。 私が純烈を知ったのは、スーパー銭湯でのパフォーマンス・・・ではなく、モダンムード歌謡の作曲家として…
フランスにジェーン・バーキンという大女優がいらっしゃいます。元のパートナーはセルジュ・ゲンズブール、娘さんがシャルロット・ゲンズブール。 ◇ジェーン・バーキンの娘さんのシャルロット・ゲンズブール Gジャン・デニムの着こなしのカッコよさにしびれ…
タイで国民的人気を誇る女性アイドルグループBNK48は、2018年の大晦日に日本のNHK紅白歌合戦で、HKT48からの卒業を発表した指原莉乃さんをはじめとするAKB48グループと「恋するフォーチュンクッキー」をコラボレーションします。 紅白「恋するフォーチュンク…
国民的人気のBNK48のライバルとして期待されるタイの新アイドルグループFEVER「Start Again」の制作スタッフには、アイドル、ロック、インディーロック、アメリカンポップス、エレクトロ、シンセポップ、ジャズ等の手練れが揃っています。ミュージック・ディ…
FEVER、SomeiYoshino51(SY51)等のタイの新世代多人数女性アイドルグループは音楽性の面では注目すべき点があります。ただ、BNK48の成功要因に、『タイの経済成長率と好調な個人消費に支えられた広告業・販売促進業のフレーム』が大きいとみているので、BNK…
先日のブログで、アメリカのハードロックバンド、ヘッド・イーストについて触れています。 popmusic.hatenablog.com 個人的には、Guns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)の名曲「November Rain」は、ヘッド・イーストのバラード「Dance Away Lover」の影…
BAND-MAIDのメジャー3rdシングル「start over」(2018.7)を最初に聴いた時、正直驚きました。 「これって、黒人音楽(ブラック・ミュージック)じゃね?」 BAND-MAIDのファンは、演者・聴衆とも白人が占めるHR/HM(ハードロック・ヘヴィメタル)ファンから…
ポピュラー音楽を語るとき、一つにはテクニカル(技術的側面)から語るアプローチがあります。 「何拍目にアクセントが来て・・・」、「コード進行が・・・で、スケールが・・・で」というように、楽理・譜面を元に解説する方法です。 もう一つ、社会的文脈…
2018年11月21日水曜日現在、日本のメンバー全員が女性のロックバンド(ガールズバンド)4組が、それぞれヨーロッパをツアー中です。BAND-MAID、BRIDEAR、LOVEBITES、MUTANT MONSTER(アルファベット順)の4バンドです。(BAND-MAIDはアメリカ西海岸から欧州…
2018年11月14日の夕方、ラジオを聞いていると、NHK紅白歌合戦にTWICEが2年連続で出場のニュースが流れていました。一方で今年(2018年)アルバムが2作連続全米総合一位を記録するなどの世界的な人気をもとに出場が期待されていたBTS(防弾少年団)は、初出場…
K-POPのヒップホップグループBTS(防弾少年団)は、2018年に全米アルバム総合チャートBillboard 200にて2作連続1位を記録しました。米キリスト教保守派等からヘヴィメタルが自殺や犯罪を助長するので規制すべき論が定期的に怒る背景は、ハードロック(レッド…
タイの人気アイドルグループBNK48のドキュメンタリー 『BNK48: Girls Don't Cry』について『子供が中学生(ティーンエイジャー)になったら見せたい映画。』という感想は印象的。 BNK48のブレイク・成功には、チャープランのビジョン型・マネジメント型とパ…
東京国際映画祭TIFF2018にて、東南アジアの音楽に焦点を当てた特集プログラム『国際交流基金アジアセンター presents CROSSCUT ASIA #05 ラララ 東南アジア』が上映されました。 このプログラムの中で、ナワポン・タムロンラタナリット監督がタイでデビュー…
今年2018年は、ビートルズのメンバー4人が主人公のキャラクターとなったアニメ映画『イエロー・サブマリン』の1968年の公開から丁度50周年にあたり、関連するイベント開催や商品発売がされています。2018年11月1日(木)のポール・マッカートニー東京ドーム…
2014年リリースの1stアルバム時にBABYMETALから受けた印象は、「白人のショック・ロック(アリス・クーパーやKISSやマリリン・マンソン等)より、神話主義、神秘主義が思いっきり前に出ている感じが、(音楽性は全く違いますが)P-Funk(パーラメント/ファ…
2018年9月半ばから10月半ばにかけてインドネシアとタイから日本の芸能界に短期留学中のJKT48のステフィとBNK48のモバイルが、AKB48グループの公演の前座で披露している「狼とプライド」についてです。 耳にした瞬間、「Wow!!フィル・スペクター歌謡!」と…
出典:compressorhead website http://compressorhead.rocks/ 〔ドイツのロックバンド、「コンプレッサーヘッド」、バンドメンバーは見てのとおりです。〕 ノーベル賞受賞に関してサイエンスを解説するコンテンツに、VTuber(バーチャルYouTuber)のキズナア…
タイの国民的人気アイドルグループ、BNK48がデビューわずか一年あまりで国民的アイドルに大成長した背景には、消費者のニーズに合った企画、コンテンツ自体のクオリティの高さがもちろんあります。 重要な要素は、企業業績の好調、消費マインドの伸び等のタ…
2020.7.11更新 1.YoutubeでARS(アトランタ・リズム・セクション)を検索する時は、ボーカリストに注目! 2.Cincin(元BNK48)がMAD(MadpuppetStudio)とコラボ第二弾、POTATOの新曲カバーを公開! 3.Cincin、アトランタ・リズム・セクション、THE JAYWA…
デビューわずか約1年間で国民的大人気を獲得したタイのアイドルグループBNK48に関心を持ったことにより、今まで全くノーマークだったK-POPと日本のAKB48グループについて、ビジネスの仕組みや戦略、マーケティング、音楽性、制作システム等の情報を次第に得…
2018年のクリスマスイブ(12月24日)の京セラドーム大阪公演(追加公演)に向け日本国内アリーナツアー中の大人気K-POPガールズグループ、BLACKPINK(ブラックピンク)、通称ブルピン。 超大人気となれば、パロディを作ってみたくなるのがクリエイター。 今…
こんにちは。 ボン・ジョヴィといえば、日本では盆踊りで老若男女が踊る大変ポピュラーなアメリカのロックバンドです。 ヨーロッパ(バンド名)は、そのボン・ジョヴィのライバルとされたスウェーデン出身の世界的に大成功したハードロック(ヘアメタル)バ…
こんにちは。 突然ですが、ブルーアイドソウルとAORの違いは、AOR独特の『曲者』感にあるのではないかと昨日の晩、急に思いつきました。 『曲者』感を演出しているのは、マイケル・マクドナルド、ケニー・ロギンス、デヴィッド・パックのご三方、AOR三極。 …
こんにちは。 アメリカの白人女性ロック/カントリー・ロック歌手ってずばりこういう感じです。 ◇シェリル・クロウ、スティービー・ニックス、エミルー・ハリス、ボニー・レイット、キャリー・アンダーウッド「リンダ・ロンシュタット・メドレー」 www.youtu…
タイで国民的人気を誇るアイドルグループBNK48の結成から大成功までを捉えたドキュメンタリー映画『GIRLS DON’T CRY』。このドキュメンタリー映画は、『アイドル』としての成功を目指す若者たちの長編インタビューを通し、組織と目標、チームの中での相反す…
タイ・BNK48が1年間で国民的人気になった9つの理由・経済高成長、中間層拡大・洗練消費生活ニーズ拡大(『憧れの暮らし』)にフィットする人間広告メディア=『アイドル』需要と現状の差=BNK48ビジネス。・理想、模範的若者像(タイの東大、ハンデを克服す…
数年前、インディーズで活動していたロックバンドのメンバー(男性)から、「俺たちの演ってる音楽はAKB48に負けてるんですかねぇ?」という発言というかボヤキを聞かされたことがあります。 比較とは『基準』を何に、どこに置くかによりますので、回答はし…
IP・メディアミックスで注目のBanG Dream!(バンドリ!)、バンドリ! ガールズバンドパーティ!(ガルパ)の声優5人がリアルで劇中の楽器を演奏するRoselia(ロゼリア)。ブシロード木谷高明さんの異業種発想が音楽業界の不可能を実現。1stアルバムAnfang(…
エアロスミス、個人的な一曲は、鬼気迫る”幽鬼の楽団!”がこの世とあの世の境、生死の淵から絞り出した感のある「ドロー・ザ・ライン」(1977年)の緊張感が好きです。 時代は下って、エアロスミスが2013年に日本のヒューマンビートボクサー/YouTuber(ユー…