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指原莉乃プロデューサーのタイ・人気アイドルBNK48急訪は、日本アイドル界キーマン後継者育成の一環か?

 

今年2018年は、ビートルズのメンバー4人が主人公のキャラクターとなったアニメ映画『イエロー・サブマリン』の1968年の公開から丁度50周年にあたり、関連するイベント開催や商品発売がされています。2018年11月1日(木)のポール・マッカートニー東京ドーム公演(フレッシュン・アップ ジャパン・ツアー2018)においても、背景左右のバックスクリーンには新たにデザインされたアニメーションのキャラクター化されたビートルズの4人のメンバーが映し出される楽曲がありました。ポール・マッカートニーとは単なる「カタコトの日本語で愛嬌を振りまく元気でかわいい白人のおじいさん」ではなく生けるレジェンド・人間世界遺産であり、カタコトの愛嬌を拝聴することすなわち古老からロックンロールの偉大なる口伝を直接聞くことではないでしょうか。

 

さらに遡れば、1920年アメリカ芸能界で人気を博したセクシー、ファニー、コケティッシュな女性歌手・ラインダンサーのヘレン・ケインをモデルに1930年にアニメのキャラクター、ベティちゃんことベティ・ブープが誕生し、88年経った2018年の日本でも10代、20代の女性に高い人気を誇っています。

 

かように、人気歌手、人気バンドをアニメのキャラクターにし映画で活躍させるという『メディアミックス』なる芸能界の手法は、優に90年近い歴史があります。

 

しかしながら、バンドリ!ガールズバンドパーティ!のPoppin`Party(ポピパ)やRoseliaロゼリア)のルーツがビートルズの『イエロー・サブマリン』で、ラブライブのμ's(ミューズ)やデレステアイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ)やVtuber(バーチャルユーチューバー)のキズナアイさんらの直接的ルーツは1930年アメリカアニメ映画のベティ・ブープであると言い切るには、太平洋やユーラシア大陸を挟むとはいえ、意識と認識の不連続はパワースポットであるグランドキャニオンで隔たれるごとくかけ離れているといえるのではないでしょうか。

 

1920年代、1930年代さらには1960年代のポップカルチャーと2018年のポップカルチャーを洋の東西を問わず一直線あるいは螺旋状に連続させることができるのは、直観力、瞑想力、ヨガ等あるいはそれに頼らずとも日々是自分の存在をパワースポットとすることができるような洞察力、観察力、想像力に秀でた方ではないかと思います。

 

そして、マドンナやレディ・ガガきゃりーぱみゅぱみゅといった超一流の芸能人の方々はもちろんのことその域に達せられているのでしょう。

 

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何が言いたいかともうしますと、2018年の日本のポップ・ミュージック界、傾向としては10年以上続き、数年前からより明白という感じですが、二次元モノ(アニメ、スマホアプリ、PC及び専用機ゲーム、ボカロ、Vtuber等々)が絡まないと、急激にどーんと大きな売上・動員を実現することは難しいのではないかと感じています。

 

アイドルに関しては、これらのメディアミックス・二次元→2.5次元ビジネスが一つの柱とすれば、もうひとつのビジネスの柱は海外展開、すなわち直接進出であったり、フランチャイズであったり、多国籍グループ化であったり、インバウンド消費等でありましょう。

 

隣国韓国から世界市場に発信するK-POP界に目を向ければ、TWICEのミモサこと(ミナ、モモ、サナ、敬称略)、IZ*ONEの宮脇咲良さん、矢吹奈子さん、本田仁美さんの3名等、切り上げれば既に二桁の日本出身トップスターがおり、まだ名前の知られていない数十名の練習生達が日本から外国に渡りアイドルを目指し日々しのぎを削っているのは確実です。

 

そして、おそらく日本の次代のアイドル界、芸能界を牽引することを期待されているであろうAKB48グループ(HKT48)に属する歌手でプロデューサーの指原莉乃さんは、成長を牽引することを期待される上述の2本の柱(メディアミックス・2.5次元、海外展開)に直接ないし間接にかかわっています。

 

指原莉乃さんは、代々木アニメーション学院秋元康さん、小室哲哉さん、つんく♂さんとともにプロデューサーを務めています(総合プロデューサーは秋元康さん)。指原莉乃さんのプロデュースにより、代々木アニメーション学院のバックアップの元、誕生した12人組女性アイドルグループが、LOVE(イコールラブ)というアイドルかつ声優であり、2.5次元のお芝居にも進出しています。

 

海外展開については、何と言っても、指原莉乃さんが劇場支配人、先輩として指導にあたったHKT48の後輩にあたる宮脇咲良さん、矢吹奈子さんのお二人が、日韓合同アイドルオーディション番組『PRODUCE48』の厳しい競争を最終的に勝ち抜いて『IZ*ONE(アイズワン)』のメンバーに選ばれていることは広く伝えられているところです。

 

 

ところで、世の中のいろいろな組織や集団で、将来を期待されているような能力のある有望なメンバー(社員や構成員)が、ボスから、突然、

 

(ボス)『◎◎君、明後日(明日)からちょっと○○○へ行ってきてくれ。』『段取りは総務の△△がつけるから(支店の□□に電話しておいたから。)』

 

(有能なメンバー)『えっ、明日ですか!?(ちょっとじゃねぇだろうと驚きつつもちろん即決快諾する以外の選択肢はない)』

 

と指示を受けることってよくありそうですね。ボスは、そのムラによって、社長だったり、常務だったり、専務理事だったり、局長だったり、オヤジだったり、統括なんとかだったりするわけでしょう。○○○はシリコンバレーだったり、香港だったり、ベガスだったり、まぁいろいろでしょう。

 

指原 莉乃 on Twitter: "一応仕事なんだけど結局何しにいくかよくわかってない😧😧!!ので、日本の方が楽しみに待つ案件はないです!"

 

指原莉乃さんの2018年10月19日(金)~10月20日(土)昼までの、一泊二日弾丸日程でのタイ・バンコクの人気アイドルグループ、BNK48(日本のAKB48グループの海外フランチャイジーの成功例)訪問は、終わってみれば、2019年1月に実施される『BNK48選抜総選挙の激励』が目的ということになっています。

 

指原さんご本人のTwitterでの発言によれば、そのミッションを自覚されたのは、タイ入り後、早くとも、10月19日(金)夜のBNK48メイサ卒業公演にゲストとして登壇するためにBNK48劇場入りしメンバー、スタッフと接触した後になります。

指原莉乃さんほどの人になると、短期(今その瞬間)で自分に何が求められているのかを瞬時に察し、的確な対応を取ることができます。

 

予めスケジュール化されていたり、「近々、〇〇に□□□のために行ってください。」レべルのインフォメーションが事前にインプットされていれば、指原莉乃さんほどの方なら、制約(時間)の範囲内で必要な調査や対策、仮説等を事前に検討・準備されるはずですから、「何しにいくのかしら?!」ということはまずないでしょう。

 

ここに、世の中にしばしばある、ボスから突然、

 

『〇〇、明日(明後日)□□□に行って来てくれ。』

 

という、将来の活躍を期待している幹部候補に対する突発的な指示の影を感じないこともなかったりしますが、もちろん何らかの根拠があるわけではありません。

 

世の中では、『〇〇、□□□に行って来い。!』で急遽立った現地、現場には何か起こっている(良いことの場合もそうでないことの場合もありますが)わけで、そこで得た人脈や情報が、将来を期待されるメンバーのその後(数年以上やもっと先のこともあります)の営業や製品や技術の開発に役に立ったりすることもしばしばあるわけです。

 

ともあれ、日本のポップ・ミュージック、アイドル界において、今後の成長の主要な要素として、アニメ・声優・ゲーム等とのメディアミックス領域、フランチャイズあるいは独自での海外進出、多国籍グループ化、インバウンド等の海外ビジネス領域があるとすれば、その両方の領域に指原莉乃さんが関わっていくのは、まさしく、『次世代のアイドル業界を牽引するトッププロデューサーを期待されている』からだと考えるのは不自然なことではないように思えます。

 

 

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