盛大にメロディーが盛り上がる歌ものの音楽(J-POPや歌謡曲やロック)を指して「アニソンのような」という形容詞が使われるようになったのはいつごろからでしょうか?
「アニソンらしい」という形容詞の一つの起源は、この曲のヒットからではないかとも思える曲、高橋洋子さんの「魂のルフラン」。もちろんアニソン。「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」のテーマ曲です。
「魂のルフラン」、たくさんの女性ボーカリストによるカバーがあります。最近では、BABYMETALのSU-METAL(スーメタル)さんによるライブでのカバーが有名です(「LIVE LEGEND 1999&1997 APOCALYPSE」収録、マリア像の演出があったステージですね)。SU-METAL(スーメタル)さんのバージョンによって「魂のルフラン」という曲のパワーメタル曲、ロック曲としての魅力が広く再確認されることになったのではないかと思います。
「魂のルフラン」、ガールズバンド、SORAMIMIによるカバーもあります。ボーカルはもちろんYAKA(ヤカ)さん。全曲アニソンカバーの「アニソンJAPAN」に収録されています。個人的にはアルバム中、白眉の曲です。
「アニソンJAPAN」には、バンド結成のストーリーが、SE入りのドラマ仕立てで、「ショートドラマ~SORAMIMI結成秘話~」として収められています。聞いてしまったんで、もう「秘話」ではなくなった気もしますが。
2016年10月29日(土)FM NACK5の「HITS! THE TOWN」の公開生放送。
SORAMIMIがYAKA、UNI(ウニ)、Juna(ジュナ)、tmtm(タムタム)のメンバー4人全員で出演されました。パーソナリティは、バカボン鬼塚さんと山口五和さん。
MCとして複数のラジオで大活躍している鬼ちゃん(バカボン鬼塚さん)は、ロックミュージシャンでもあります。音楽の話のリードはさすが。SORAMIMIの結成ストーリーと楽曲制作プロセスをしっかり聞き出していました。
新曲「君のせい」は、2016年5月にSORAMIMIライブを観た「365日の紙飛行機」(AKB48)を作曲した角野寿和さん、青葉紘季さんのコンビから、SORAMIMIに楽曲提供の申し出があったのがきっかけで制作されたとのこと。「君のせい」というタイトルと曲が先にある状態から、YAKAさんが作詞を手掛けたということです。
YAKAさん、番組(鬼ちゃん)からの「最近嬉しかったこと」の質問に、新曲「君のせい」の歌詞に反響があったことを答えています。
そして、YAKAさん、最近、ツイッターで、人生初マツエクを告白。(凸凹凸凹‐ルリロリのギター・ボ―カルの木下ひなこさんのご紹介のようです)
「わたしたち界隈でマツエクが人気」だそうです。わたしたち界隈とは女性ロッカーさんですよね。
瞳ばっちり、YAKAさんの人生初マツエク、「君のせい」の詞の世界にも関連しています。
「君のせい」は、腫れた目の描写で始まります。目によって、一晩泣き腫らして、沈んでくすんだ心理を描写し、次の節の、「まだ鮮やかな君との記憶」と対比されていきます。そこから先のストーリーは、リリースされてから、フルコーラスの詞をじっくり確認してみたいです。
「HITS! THE TOWN」では、もう一曲、カップリング曲の「平行線」がフルコーラスかかりました。こちらは、tmtm(タムタム)さんのソングライティングによるアコースティックギターのストロークが心地よい曲です。(屋外で雑音をかきわけるように聞いていたので、楽器が間違っていたらすみません。)
サザン・ロックやウェストコーストサウンドやパワーポップで用いられるようなアコースティックギターのサウンドは大好きです。なので、「平行線」のアレンジはとても良いですね。
ラジオをつけるまで、直前まで聞いていたのは、アメリカ南部のポップ職人集団、アトランタ・リズム・セクション(ARS)。
SORAMIMIのサウンドも、アトランタ・リズム・セクション(ARS)やオーリアンズやカナダのゲス・フーのように、とてもポップでいて、なお、しっかりロックだと感じます。
【PV】SORAMIMI「君のせい」 (web size version)
https://www.youtube.com/watch?v=RvoKiw2IdjY
【LIVE】SORAMIMIワンマンダイジェスト(2016年9月25日 渋谷TSUTAYA O-WEST)
https://www.youtube.com/watch?v=Mu2LgmprSwM
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◇BAND-MAID ヨーロッパ・ツアー続報◇
□RTVE.es(スペインのテレビ/ラジオ局)11/1放送(動画配信※公開期限がいつまでか不明です)
バルセロナでの屋外ライブの模様(オープニング~thrill)の低いアングルから撮影された大迫力のプロショット。下手から撮影しており、マイクがステージ上のモニターアンプの音もひろっていて、MISA(ミサ)の大迫力のベースが視界と聴覚に迫ります!
□Lucca in Diretta(イタリア、ルッカの総合新聞のようです。) 10/31報道
コンサート評、BAND-MAIDの写真25葉!
□日本「MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2016 IN TOKYO」(11月24日~27日、於東京体育館)
http://fes16.moshimoshi-nippon.jp/
【世界を魅了したジャパンメイドコンテンツの軌跡を辿る!BAND-MAID 世界へ~12th TIMMからヨーロッパ・ツアーまでの軌跡】のセッションに、BAND-MAIDの小鳩ミクさん、彩姫さん、田村マネージャーがパネリストとして登壇予定とのことです。
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