お昼ごろ、車で移動中にラジオのFM放送で聞いたエレキギターをフィーチャーした曲がメチャクチャかっこよくて、CDかDLの音源が欲しいと調べてみたら、直近に録音されたスタジオライブの音源でした。名前を初めて知りました。ディーン・ブラウンというギタリスト。ジャズの分野ではトップクラスのセッションギタリストの方だそうです。
以前、ジャズ好きのマスターがいる喫茶店に入った時、ジャズギターが流れていたので、全くのあてずっぽうで、(ジョー・パスじゃないなという位の感覚で)
「ケニー・バレルですか?」と聞いたら、
「よくお判りになりましたね。ジャズにお詳しいんですか?」
「いや、それほどでもないっす」
というやり取りがあったんですが。もう知ったかぶりはNGですね。
ディーン・ブラウン、ジャズドラマーのビリー・コブハムのバンドにいた経歴のあるギタリストだそうです。
ということは、リッチー・ブラックモアの後釜として、ハードロックバンドのディープ・パープルに加入したトミー・ボーリンや、後にマイルス・デイビスのバンドで活躍するジョン・スコフィールドらの後継ギタリスト(何代後かはわかりませんが)ということになります。
来日ライブ会場のコットンクラブの紹介文には、”ジェームス・ブラウン、スライ・ストーン、ジミ・ヘンドリックス等にインスパイアされた音楽を展開”とあります。
どうりでなぁ。いいギターを弾くわけです。
一番好きなギタリストの一人は、ファンカデリックのエディ・ヘイゼルなのです(ジミ・ヘンドリックスと沖縄のハードロックバンド、コンディション・グリーンのギタリストの神鬼・シンキは別格です)。もちろん後継のマイケル・ハンプトンも大好きです。ディーン・ブラウンの音楽志向には、エディ・ヘイゼルと共通する部分も強いように感じました。
ディーン・ブラウン、バークリー音楽大学に通ったそうですが、ジャズの理論はいったん横に置いて、ファンキー、ブルージーなロックギターを弾けるギタリストです。
9月16日をもってラベンダーを卒業したロックギタリストの魚住有希さんは、現代のG.E.スミス、スティーブ・ルカサー、松原正樹のような役割を求められそうです。個人的には、ファンク、ブルース系のギターもぜひ弾いて欲しいですね。こっち系のセンスのある方なので。
魚住有希さんは、UHF曲等で放映後インターネット上でも一定期間配信されているドキュメンタリー型音楽番組「未来定番曲~FutureStandard~」第180回の中で、以下のようにニュー・オリンズへの想いを語られています。
「ニュー・オリンズに行きたいなと思って」
「本場を見て、なんか、燃やしたいなと思って。眼も、心も、耳も」
ニュー・オリンズに行かれたら、サザンロックの名ギタリストの一人、ウォーレン・ヘインズ(参加バンドはオールマン・ブラザーズ・バンド、ガヴァメント・ミュール等)のように、名門ブラス・バンドであるダーティ・ダズン・ブラス・バンドとのセッションを聞かせてくれたら最高ですね。
話飛びますけど、「未来定番曲~Future Standard~」第182回は、SPARK!!SOUND!!SHOW!!、スサシです。
もとい、ディーン・ブラウン。この日(2016年9月25日)は、東京・丸の内、コットンクラブでライブでした。プロモーションでFM曲に出ていたのですね。
SORAMIMI ワンマンLIVE 『Step Up!!!』です。