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2年ぶりZwei ワンマンは魚住有希(Gu)、ASKA(Dr)がサポメンのバンドライブ! ~スポーツ、フィットネスとしてのロックンロール~

ベースのMeguさんとボーカルのAyumuさんによるロックデュオZwei。2年ぶりのワンマンライブは、ギターに魚住有希さん(LoVendoЯ)、ドラムスにASKAさんをサポートに迎えたカルテットでの演奏。このロックカルテットは、前週、日比谷野外音楽堂で開催された”NAONのYAON 2016”に引き続いての布陣となります。

Zweiは、アニメ、ゲーム主題歌に進出し、作品の人気とともに海外に人気を広げています。ライブでは、"わっしょい"コールで盛り上げるのがお約束。ドイツのアニメコンベンション「AnimagiC」でのパフォーマンスは2016年7月末の出演で4年連続となります。現地のファンが撮影した動画をチェックすると、「wasshoi!!(わっしょい)」コールでZweiの2人を歓迎しており、彼の地のファンに受入れられているのがわかります。国内では、8月26日から28日までの3日間にわたってさいたまスーパーアリーナで開催される「Animelo Summer Live 2016 刻-TOKI-」の26日に出演予定です。

ステージングから受けた印象は、スポーツであり、フィットネス。健康的でフィジカルなロックです。これはフロントのAyumuさんが、バレーボール経験があり、ノリが体育系なことによることが大いにあるように思います。Ayumuさんのトレードマークはサングラスですが、コワモテのロックンローラーというより、トライアスロンかビーチバレーの選手のようです。

楽曲、アレンジからは、1980年代に日本のアン・ルイスが確立したハードロック歌謡、80年代のアメリカのヒットチャートを席巻したスターシップやハートやパット・ベネター等のハードロックを基盤としたポップスを連想しました。ロックを素材としたサウンドに、あくまでキャッチ―で情緒的なメロディーが乗る音楽。初期のスタジオ音源は、エレクトロ調の曲もありますが、こちらからも、1980年代のソフトセルやユーリズミックス等のテクノをベースとしたメロディアスなヒット曲を連想しました。

1980年代になって、ロックの目的が変わったんだと思うんですよ。1970年代初頭までは、”自己改革・精神改革を通した世界連帯と社会変革”という幻想がロックの目的としてありました。1980年代になって、ロックの目的はヒット曲を作るという商業的目標に変わりました。1980年代に商業的売上を増大させるという目的に沿ってロックという商業音楽を作る方法が確立したのではと思っています。この1980年代に作られたようなロックやテクノをベースにしてメロディアスなヒット曲を作るという構造は何十年も続いていて、その方法論で作られている楽曲が”アニソンらしい曲”ということなのかもしれません。

Zweiのライブは、アップテンポの曲でたたみかけ、中盤でメンバー横一列に並んでアコースティック曲を数曲歌い、バラードで盛り上げと緩急をつけたエンターテインメントの王道路線です。音量が大きい点を除けば、お子さんから高齢者まで楽しめるものになっています。

上述のようにライブのノリはとにかく体育系。

Ayumuさんのパフォーマンス、500ml入りペットボトルの水を頭からかぶり、残量200ml位のペットボトルを客席にシュートされるのですが、受けそこなったですよ。次回のライブ参戦の際までには反射神経を鍛えておかなくてはなりません。

[DATA]

”ONE MAN LIVE SHOW !~Zweiちゃんとワッショイしませんか~”
日時   2016年6月19日(日)
会場   高田馬場CLUB PHASE
メンバー Zwei:Megu(ベース)、Ayumu(ボーカル) 
サポートメンバー:魚住有希(ギター)、ASKA(ドラムス)

Zwei 「純情スペクトラ」
https://www.youtube.com/watch?v=TjuPqO0JMIo

Zwei「Red Zone」
https://www.youtube.com/watch?v=8hflyhPsEDw

一番好きなアニソンはこの曲かもしれません。「ザ・マリン・エクスプレス」
入手困難だった日本のAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)の名盤、Godiego(ゴダイゴ)のトミー・スナイダーのフォーストソロアルバムが、CDで再発された際に、ボーナストラックとして「ザ・マリン・エクスプレス」他4曲が収録。
https://www.youtube.com/watch?v=BllOKNHwP40