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BAND-MAID(バンドメイド、bandmaid)、UK amazon チャートに足跡を残す!

 MCM ロンドン コミックコンでのお給仕(ライブ)の成功は、大きなプロモーションとして寄与したのでしょう。BAND-MAID(バンドメイド、bandmaid)がイギリスでも2016年6月17日にリリースする新アルバム『Brand New MAID』は、UKのamazon にチャートインしています。

 ”Amazon Hot New Releases”(新譜だよ!)というチャートです。

 このチャートはどういうものでしょうか。”Our best-selling new and future releases. Updated hourly.”「一時間ごとに更新する、一番売れている新しく出たり今度出るアルバムだよ」というもののようです。発売日が先の日付のタイトルが多いことから、予約数が反映されるチャートなのでしょう。

 日本時間の2016年6月2日5時20分に見た時は、新しく出た「ハードロックとメタル」(ハードロックとメタル総合)のカテゴリで9位、そのサブカテゴリの「ヘヴィ・メタル」で7位。6月1日の夕方見たときは「ヘヴィ・メタル」のほうで5位でした。

 「ヘヴィ・メタル」カテゴリの上位にランクしている(6月1日に見たときは1位!)、バッジー(Budgie)は、1970年代に活躍していた中堅ハードロックバンドです。ジャケットデザインが鳥のモチーフで一貫していたバンドでした。日本での知名度は、フリートウッドマックのボブ・ウェルチが組んでいたハードロックバンド、パリスと同じくらいかもしれません。ガンズ&ローゼズのアクセルが最も大きな影響を受けたというナザレスよりは、バッジーの知名度は低いです。もちろん、リユニオンを経てですが、バッジーが2010年近くまで活動していたとは知りませんでした。

 BAND-MAID(バンドメイド、bandmaid)のメジャーデビューアルバム『Brand New MAID』、個人的な注目曲は、『YURAGU』です。これは、BAND-MAID(バンドメイド、bandmaid)の魅力の一つである、3人のボーカリストによる多彩なコーラス・ハーモニーを活かした編曲のナンバーです。BAND-MAID(バンドメイド、bandmaid)は、曲によっては、リード・ボーカルの彩姫(さいき)さん、MIKU(ミク)さんに加え、リード・ギタリストの歌波(かなみ)さんがコーラスで加わり、フロントの3人がボーカルを担当するのです。

ブリティッシュ・ハードロックでコーラスを活用するバンドは、名前の知られたところでは、4大ハードロックバンドの一つ、ユーライア・ヒープ位しかありません。別格のクイーンは、クラシックオペラのような歌唱をスタジオで多重録音してコーラスの壁をを作るというスタイルで、ポップスのコーラス・ハーモニーではないからです。もちろん、アメリカは別で、アメリカのハードロックバンドは、コーラス・ハーモニーを活用するのが普通です。これは、アメリカのハードロックの前身が1970年代のアメリカン・プログレッシブ・ハードロックというコーラス・ハーモニーを多用して魅力とした音楽だからです。

 一方、イギリスでポップスのコーラス・ハーモニーを活かしているロック・バンドは、パイロットやスクイーズ等のパワーポップ系で、ハードロック、ヘヴィメタル系のバンドにはほとんどないのです。

 BAND-MAID(バンドメイド、bandmaid)をブリティッシュ・ハードロックの系譜で見ると、ユーライア・ヒープ以来のコーラス・ハーモニーを活かした”歌えるハードロックバンド”となるかもしれません。