『KAZZ AWARDS 2019』にタイの新世代アイドルグループ、BNK48、SWEAT16、7th Sense、FEVER、SY51(SomeiYoshino51、ソメイヨシノ51)が出場しました。
(『KAZZ AWARDS 2019』はタイの雑誌メディアの冠が着いた賞です。)
驚いたのは、新進女性アイドルグループSY51(SomeiYoshino51、ソメイヨシノ51)のパフォ―マンスです。
メディア?(パフォーマンス)選抜メンバーは16名。
パフォーマンスする楽曲は、デビュー曲 「สะพานสายรุ้ง Niji no Hashi」(虹の橋)のスペシャルアレンジバージョン。
03:04:00から無伴奏アカペラコーラスで入り(マイクの動きからすると16名全員でしょう)、独唱①、独唱②と続きます。
03:04:43からピアノ伴奏が入る。
03:05:00あたりから堂々合唱コンクール!
次第に、伴奏ピアノ、クラシカルな合唱コンクール伴奏風からややゴスペル・ジャズ調に。
03:05:53あたりから、ジャジーにドラムスが入ってきて、このパフォーマンスはポピュラー音楽であることが明らかになっていきます。
導入パートの合唱が一区切りつき、03:07:17からロックンロール!!。
「สะพานสายรุ้ง Niji no Hashi」(虹の橋)のオリジナルバージョンは少々オールディーズテイストも感じさせるロックンロールナンバーなのです。
このパフォーマンス、ダンスしながら生歌コーラスを伴奏に合わせているのか?!
もちろん、激しいダンスのロックンロールのパートに入ってから、事前録音のトラックと生歌をミックスしている可能性もないわけではありません。(自分にはほぼ生歌に聞こえます。)
そうだとしても、冒頭パートの合唱パフォーマンスは全て生歌に聞こえます。
SY51(SomeiYoshino51、ソメイヨシノ51)は、タイ北部、チェンマイ地方のローカルアイドルグループという位置づけで、2018年秋にデビューしました。
その時には正直、大きな期待はしていませんでした。
しかし、『KAZZ AWARDS 2019』でのパフォーマンスと、2ndMV楽曲「แสงแห่งความหวัง Silver Lining」のロックとしてのクオリティの高さを目の当たりにし、印象が180度変わりました。
一般に、日本のアイドルや海外の日本型アイドルは、歌唱力をリストラしてリップシンクでパフォーマンスし、他の魅力に注力することが多いので、歌唱力注力は特色となりえます。
このアイドルグループとその音楽監督、目指す方向や運営方針、制作体制等について関心を持ちました。
タイトルの”英米でも受けるか”というところまで考察が及んでいませんが、一旦ここまでということで。
それではまた。
◆งานประกาศรางวัลสุดยิ่งใหญ่ KAZZ Awards 2019
SY51の「สะพานสายรุ้ง Niji no Hashi 」(虹の橋)パフォーマンスは03:03:40~。
◆SY51 - 「สะพานสายรุ้ง Niji no Hashi」(虹の橋)オリジナルバージョン [ Official MV ]
オリジナルMV音源と比べると、『KAZZ AWARDS 2019』スペシャルバージョンの特徴が明白になります。
◆「แสงแห่งความหวัง Silver Lining」 [ Official MV ]
ロックです。
◆『KAZZ AWARDS 2019』、向かって左上のブルーの衣装がSY51。その下はFEVER。前列中央はBNK48、その右空色の衣装は7th Sense。
PHOTOリンク:
ภาพบรรยากาศศิลปินไอดอลไทยเข้าร่วมงานประกาศรางวัลงาน #KazzAwards2019#BNK48 #Sweat16 #FeverTH #SY51 pic.twitter.com/80Tv1pO0O7
— Brickinfo Channel (@BrickinfoReport) May 8, 2019
PHOTOリンク先:
https://mgronline.com/onlinesection/detail/9620000040982
◆インタビューに答えている男性がプロデューサーなのでしょう。
https://mgronline.com/news-clips/I9D-tQkM30g
PHOTOリンク(メンバー一覧も):
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