pop music fan

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ライブハウスとインディーズバンドは新型コロナウイルス禍で廃・転業を強いられることになるのか?

 

 

私はポピュラー音楽、特にロックンロールの熱心なファンであり、ロックバンドが活躍し育つ場であるライブハウスという業態を応援する立場です。

 

 

繁華街の片隅の雑居ビル、一面にフライヤー(チラシ)が張られた急な狭い階段。

 

陽の当たる地上の世界の住人は誰一人見たことも聞いたこともないバンドのフライヤーが一面に貼られた、踏むたびにギシギシと泣く階段を地下に降り、厚い防音クッションを包むレザーのぐにゃっとした感触の扉を押し開けると、そこは紫煙がもうもうと漂う怪しげな異界。

 

観客はコンクリート打ちっぱなしの床に煙草の吸殻を投げ棄て、ブーツの靴族で踏みつぶす『床灰皿』システム。

 

ステージには真っ黒な革ジャンにリーゼントテカテカのキャロルかクールスのような強面のお兄さんのロックンロールバンド。

 

ファンと思しきお兄さんお姉さんたちも、カタギの地上の人間が間違って視線を合わせてしまったら、「ガンつけてんじゃねぇ」とぶん殴られるんじゃないかとビビらせる威圧感があります。

 

まぁこのシチュエーションだと聞きたい曲は、永ちゃん矢沢永吉さん)の「ウィスキー・コーク」ですわね。

 

 

屋内全面禁煙が施行された令和2年の今では、そんな昭和のレガシーのようなライブハウスは殆ど残ってません。

 

 

『お上』(衛生当局、日本では保健所)が、飲食店であるライブハウスに『興行場法』を適用すること。

 

都道府県及び指定市等の保健所が興行場法に則り、適性な指導を行うとどうなるでしょうか?

 

『飲食店』として営業しているライブハウスは、月に4本までしか興行を打てなくなります。

 

月4回以内。この回数が、法律上、飲食店が客寄せのために企画できる興行の回数の上限なのです。

 

紫煙モクモク、投げ捨てた煙草の吸い殻をブーツの踵で踏み潰す湿った地下の異界。

 

令和2年。そんな昭和のサブカルチャー遺産のようなライブハウスはほとんどなくなり、繁華街のライブハウスの多くはこじゃれたハコに入れ替わりました。

 

しかし、ライブハウスという業態が、興行場法上の興行場に求められる換気設備、出入り口数、トイレ数その他もろもろの建築上の高いハードルを満たしていない『飲食店』であることは昭和の時代のままです。

 

『お上』も、飲食店であるライブハウスが連日の興行を打つことを黙認してきました。

 

 

おそらく、公衆衛生上の『事故』が連発するなど、大きな問題が起きない限り、ライブハウスが月4回を超えて興行を行うことができる『グレーゾーン』は続いたでしょう。

 

しかし、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大禍は日本の繁華街にも及び、懸念されていた事故は起こってしまいました。

 

大音量のバンドの生演奏を行うライブハウスの建築設計上のマストは高い防音性。

 

防音性を高めること、イコール気密性の高さです。決して窓を開けられない、窓のない密閉されたハコ。

 

そこで行われる行為は、観客が飲食し、バンドによる激しいパフォーマンスやファンの声援、そしてモッシュや圧縮等の激しい身体接触等。

 

そして、飲食店であるライブハウスの設備は、映画館・音楽ホール・演芸場等(興行場)やパチンコホールのような高い換気能力を有していません。

 

ライブハウスが非常に感染症の拡大が起こりやすい場所であることは、否定することが難しい事実ではないでしょうか。

 

↓ アップリンク代表の浅井隆さんが、映画館(興行場法の興行場)に法的に要求される換気能力について解説しています。

換気・加湿の設備のコストは、ざくっと言うと映画館の総予算の3分の1かかります。

note.com

 

ロックダウン中の海外の主要都市の飲食店では、店内飲食閉鎖、テイクアウトのみ営業を実施しているケースが多い。

 

「飲食店の半数以上が3カ月後に潰れてしまう事態をリアルに感じている。」

(米田肇、三つ星レストラン「Hajime」オーナーシェフ

カウンター形式や地下店舗の中には「感染者を出すと怖い」という理由から、休業を選ぶケースが出始めている。

(記者)

 

現状が続けば、『飲食店』であるライブハウスにとっても、「あと3か月」の生命は例外ではありません。

toyokeizai.net

 

◆Dirty Honey - Heartbreaker (Suitcase Sessions)
新型コロナウイルス感染拡大でアメリカLAの期待のハードロックバンド、ダーティ・ハニーの3月の来日は当然中止になってしまいました。換気の良いシチュエーションでのMVなのは時節柄?
https://www.youtube.com/watch?v=x0as1jEZ5Bg

 

◆Dirty Honey - Rolling 7s [Official Video]
前はこんな感じ。観客が濃厚接触してしまっています。もちろん2020年4月現在、ニューヨーク等アメリカの新型コロナウイルスの感染拡大が起きている都市ではこういう業態は閉鎖され営業していません。
https://www.youtube.com/watch?v=42rmUlDiQDI

 

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