- ◆AI『THE BEST』
- ◆少年ナイフ『HAPPY HOUR』
- ◆笠置シヅ子『懐かしの歌声名曲集 東京ブギウギ』
- ◆エミネム『カーテン・コール』(CURTAIN CALL)
- ◆ジョン・レノン & オノ・ヨーコ『平和の祈りを込めて』(プラスティック・オノ・バンド=ライヴ・ピース・イン・トロント1969)
- ◆関連記事
◆AI『THE BEST』
15周年のベスト。ヒット曲満載。凄い、特設サイトまであるんですね。
AIさんはゴスペル、リズム・アンド・ブルース、ソウルといったアメリカのポピュラー音楽の基礎を持った歌手。しかし歌っているメロディーは明確に親しみやすい日本のJ-POPのメロディーです。
◆少年ナイフ『HAPPY HOUR』
奈良美智さんのジャケットデザインで有名な1998年の少年ナイフの名盤。
世界同時発売。食べ物がテーマの楽しい曲が多い。
直接、影響を受けているかどうかは不明ですが、「Su凸ko D凹koi(すっとこどっこい)」、「東京初期衝動」、「密会と耳鳴り」といった現代の女性パンクバンド(ガールズバンド)も、少年ナイフが切り開いた「東洋の若い女性が演奏するハッピーでポップなパンク」という魔法と無縁ではない、というより直系のように聴こえます。
2010年代後半以降の現代、BAND-MAID、BRIDEAR、LOVEBITES、MUTANT MONSTER等の多くの日本のガールズバンドが、欧州を中心に、一部アメリカでも活発にツアーやイベントステージ出演等の公演活動を行っています。
女性のロッカーの活躍の下地は、少年ナイフ(アメリカで最も活発に活動していた時期は1985年頃から1990年代、もちろん2000年代以降も)、チボ・マット(アメリカで活躍したのは主に1995年から2001年頃)、Puffy AmiYumi(アメリカで活躍したのは主に2002年~2005年頃)、GO!GO!7188(2度の全米ツアーを行ったのは2007年)あたりの活躍ではないかと推測しています。
◆笠置シヅ子『懐かしの歌声名曲集 東京ブギウギ』
TVドラマ等で度々取り上げれた戦後の大歌手。ブギウギ、ジャンプブルース等のブラックミュージックがベースで現代のR&Bやロックに連なるレジェンド。
ダウン・タウン・ブギウギ・バンドは、ロックのルーツとして笠置シヅ子のブギウギ歌謡「買い物ブギ」へのオマージュ作「賣(売)物ブギ」を歌っています。
ロックファンにも聴いて欲しい笠置シヅ子。
戦後のブギウギ歌謡では「ミネソタの卵売り」(1951年)等の暁テル子も重要。
◆エミネム『カーテン・コール』(CURTAIN CALL)
エミネムのベスト。英出身のプログレッシブロックのピンク・フロイドの『狂気』をはじめとする長期間アメリカのヒットチャートにランクインしているアルバムとして報じられることがああります。
思わずエアロスミスの1st『野獣生誕』を聴いてしまいました!(「Sing For The Moment」はエアロスミスの「Dream On」をサンプリングしているのです。)
◆ジョン・レノン & オノ・ヨーコ『平和の祈りを込めて』(プラスティック・オノ・バンド=ライヴ・ピース・イン・トロント1969)
ジョンが歌う曲は名人エリック・クラプトンを従えたなかなかのロックンロールですが(ビートルズの粗削りでハチャメチャなロックンロールならデビュー前のブートレグ的音源にいろいろありますし)、オノ・ヨーコをフィーチャーしたラストの2曲は凄い。
しかしもちろん、というかお約束というか、半世紀たってもオノ・ヨーコに拒否感を示すロックファン、ビートルズファンは少なくありません(というより多い)。
インターネットをちょっとググればビートルズファン、ロックファンによるオノ・ヨーコに対する憎悪と怨嗟と罵詈雑言に満ちあふれています。あと半世紀、つまり発表後百年経ってもそうかもしれません。
しかし、ジョン・レノンにとってはオノ・ヨーコのソロの2曲が最も重要だったはずと確信しています。
◆関連記事
・海外で活躍する日本のガールズバンド
・Su凸ko D凹koi(すっとこどっこい)
・東京初期衝動
・エアロスミス
・エアロスミスからの影響を公言している米ロックバンド、ダーティー・ハニー
1stフルアルバムリリース!
・Dirty Honey - California Dreamin' [Official Video]
こういう1970年代のハードロック風のくどいエンディングがカッコいい曲はダーティー・ハニーのこれと日本のガールズバンドWhiskey Dustの「マネキン」のライブ!
https://www.youtube.com/watch?v=UiD_Dycn7Ck