YENMA(エンマ)の威圧感のないポップスをキンモクセイのファンにも薦めたい！

Charles、YENMAに改名したんだ！

確かにCharlesというバンド名、海外で普通にあるファーストネームでもありますから、検索に弱いかなという気もしていました。

YENMA、読みはエンマで、閻魔にもかかっていると解釈されそうです。

また、CHARAがボーカルを務めた岩井俊二監督の映画『スワロウテイル』の劇中バンドの名前がYEN TOWN BANDだったことを憶えているJ-POPファンも多いでしょう。

Charles時代の音源、とにかく究極のオラオラ系と正反対の情けない感じがユニークでした。

もっとも、ロックは革ジャンにリーゼントで威圧感マシマシでないといけない等という固定観念は半世紀前のものでしょうけれど。

Charles時代の音楽的特徴は、とにかく20世紀、昭和の歌謡曲の親しみやすいメロディー、アレンジを肯定的にバンド音楽に消化したポップスを創っていたこと。

そう、かつてのポピュラーミュージックバンドをキャッチフレーズとして自称したキンモクセイに通じるセンスです。

もっとも令和2年の今年、「キンモクセイ」というとTikTok発で大ヒットとなっている邦ロックバンド、オレンジスパイニクラブを連想する人が多いと思いますけど。

Charles時代は、ご本人たちの政治的信条は知るよしもありませんが、コワモテの姿勢と程遠い情けない姿勢とサウンドが良かった！

YENMAになって、サウンドはハイクオリティになったようです。そして、令和2年の旬なバンドだけあって、ゲスの極み乙女、Mrs. GREEN APPLE、マカロニえんぴつ、ヒゲダン（Official髭男dism）ら平成のビッグなポップグループを聴いてきたリスナーにも支持される音になっています！

◆YENMA(エンマ)ex.Charles「シャンデリア」MUSIC VIDEO

◆【LIVE Rec】二人のアカボシ / キンモクセイ

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