ハワイのラジオ局のDJ役は小林克也さんで女子大生(!いやもしかしたら設定はハワイのJK役なのかもしれませんが・・・)役の竹内まりやさんからのリクエストコールが着電!
- トゥルルルルル~ッ -
「ハーイ、アイム、マリ―ヤ」
「オーケー、ヒアウィーゴー!」
- ザァ~ッ(波の音) -
- ♪ テーレレレッレレッテッ ♪♪ (シティポップのギターのカッティングのイントロ)
と言うネタ判る人います?
カセットテープだけの企画音源というのがあったのですよ。中身は洋楽、邦楽のヒット曲のオムニバスだったり、アーティストのテーマに沿った曲のベストだったり。レーベルが公式に販売するものもあれば、企業が販促用に制作してキャンペーンプレゼントとして配布するものもあったり。
DJ役が音源を繋げるタイプだと、小林克也さんご登場ということになるわけですが、自分の記憶の中では、レイ・パーカーJr「ウーマン・ニーズ・ラブ」が入ったカセットと山下達郎さんのカセットがごっちゃになっています。気分で聴くものなので深く追求しません。ご関心ある方は調べてみてください。
そういうわけで、2020年夏!シーズンイン!
2020年夏!ファラ・フォーセット・メジャースのコスプレのような髪型(松田聖子さんの聖子ちゃんカットのルーツとされる。聖子ちゃんカットのルーツはレインボーのドラマー、コージー・パウエルではない)のイケてる彼女を助手席に、屋根にはサーフボードを載せた赤いファミリア(MAZDA323)でシーブリーズ流れる海岸線を駆け抜けるカーステでかけるべき曲は何か?
それはもちろんシティポップなわけですが、発祥元の日本はコロナが収束する気配がないどころか拡散する一方で、とてもシーブリーズなサマーシーズンという雰囲気でありません。
ここはひとつ、コロナを封じこめているタイのシティポップはどうでしょう?
最近は日本の音楽メディアでも、POLYCAT(ポリキャット)、Gym and Swim(ジム・アンド・スイム、後述の人気アイドルグループFEVERのプロデューサーチームでもある)、mamakiss(ママキッス)、Phum Viphurit(プム・ヴィプリット)等のタイのシティポップ勢の情報が頻繁に取り上げらるようになっているのです。
そして、タイの新世代女性アイドルグループのメンバーさん、SNSで1980年代の松田聖子さんの曲のカバーを披露したり、中原めいこさんをフェイバレットに上げたりと、さすがわかっていらっしゃいます。
◆これはキテる!国生さゆりさん(おニャン子クラブ)「バレンタインキッス」を歌うタイの人気アイドルグループFEVERのBaifern。他には菊池桃子さんの「Boyfriend」等も。
◆こちらは、竹内まりやさん「セプテンバー」。
そして、2020年の夏!
夏のシティポップの真打はタイのGalax Record!
◆MV Imagine Love รักในจินตนาการ : JUNE Galax Records
https://www.youtube.com/watch?v=D9spZZwkt6U
どうです。キテませんか。
次の曲のMVは、1980年代の手塚理美さんや斉藤とも子さんをモチーフにしているんじゃないか感のあるシンガーのレトロな清純派のコスプレ、キャラクターづくりがお見事!そしてギターはあの頃の松原正樹さんや今剛さんのサウンドでないとね。
◆MV Season Of Love (ฤดูกาลแห่งรัก) l Mint Galax Records
https://www.youtube.com/watch?v=eIfUcB_xh-s
これが2020年7月25日にMV発表されたこの夏の自信作!
◆MV Season of imagine love ฤดูกาลแห่งรักในจินตนาการ l Smymint June
https://www.youtube.com/watch?v=y7GlVEcCelU
こちらは人気シンガーソングライターINK WARUNTORN(インク・ワラントーン)の曲のカバー。アイドルグループならではのコーラスワークを活かし、原曲より大幅に控えめなカッティングの処理も良い味を出しているのではないでしょうか。
◆Cover เกี่ยวกันไหม By D-CODE
https://www.youtube.com/watch?v=B0PJzv6_Jmg
Galax RecordのキーパーソンはTirit Jitjang。タイのアイドルをフォローしている人なら「ああ、あの人か」と気付かれるかもしれません。解説は別な日に!
コロナでどこにも出かけられなくても、ファラ・フォーセットのコスプレの姿の彼女を助手席に乗せて赤いファミリアでドライブすることができなくても、部屋で深キョン(深田恭子さん)のサーファー姿の写真集を眺めながらGalax Recordのシティポップな音源を流せば、この夏の主役は君だ!
◆SEA LINE -Cover- ( Toshiki Kadomatsu ) / Rie a.k.a. Suzaku Instrumental Summit Ladies Night
Rie a.k.a. Suzaku (G)さんと芹田珠奈(Ba、ex.SORAMIMI、ex.TOKYO GROOVE JYOSHI)、むらたたむ(Dr、NEMOPHILA、ex.SORAMIMI)らによる角松敏生さんのカバー。Rie a.k.a. SuzakuさんはMary’s Blood、Bridear、Fate Gear feat. IBUKI等と一緒にロンドンの『METAL MATSURI』に出ていましたが、シティポップやフュージョンの音楽性だとアジアやアメリカのナウいヤングにもウケルかもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=NiluzQWN8GA
FEVERのBaifernちゃんがインスタでライブ配信中なんだけどBGMにCasiopea流してる👍💚
— 山麓 園太郎 (@entaro_sanroku) 2020年5月19日
FEVERのBaifern監修で、2020年、アジアの若者に受けるシティポップ、ニューミュージック、フュージョン、アイドルソングセレクトの音源を出して欲しいですね・・・。