竹内まりやさん、もしくはご主人の山下達郎さんの熱心なファンの方には、島根県出雲市(旧大社町)の老舗旅館『竹野屋』に泊まったことのある方がいらっしゃいます。
残念なことに竹野屋に泊まったことも出雲大社に行ったこともまだないのですが、竹内まりやさんのアイドル時代(?)のタレント本『HAPPY DAYS』を持っていましたよ。
2019年にリリースされた竹内まりやさんの『Turntable』では、竹内まりやさんが広末涼子さんのデビュー曲として書き下ろした「MajiでKoiする5秒前」のセルフカバーバージョンが収録されています。
「MajiでKoiする5秒前」は、アイドルポップスの定型の一つであるシュープリームスの「恋はあせらず(You Can't Hurry Love)」(1966年)のモータウン・ビートを下敷きにしたポップス。
広末涼子さんのフレッシュで鮮烈な魅力を見事に引き出した傑作で、その後も多くの女性歌手にカバーされています。
今年、5月20日にはアナログ盤リリースが予定されていて(6月に延期になりました)、未だ人気の高い楽曲であることがわかります。
遡る1980年代には、ジェネシスのドラマー/ボーカルのフィル・コリンズによる本家のカバー(1982年)も大ヒットしましたが、エルトン・ジョン、ホール&オーツ、ビリー・ジョエル等の多くの一流ミュージシャンが、「恋はあせらず」のモータウン・ビートを下敷きにした曲をリリースしヒットさせていたました。
J-POPや日本のアイドルポップスでは「恋はあせらず」を下敷きにした楽曲は「定番」で、3年程度活動歴のあるグループなら一曲はレパートリーにありそうです。
"地獄のゆるふわバンド"NEMOPHILAが、PRINCESS PRINCESS(プリンセスプリンセス)の「Diamonds」のカバーを発表。なんとドラムスは本家の富田京子さんが叩かれています。
PRINCESS PRINCESS(プリンセスプリンセス)の大ヒット曲「Diamonds」もまた、シュープリームスの「恋はあせらず」のモータウン・ビートを下敷きにした曲で、歌詞も可愛いいので、mayu得意のデスボイスを入れられるとパロディになってしまう。
心配ご無用、「OIRAN」ではデスボイスを披露してコワモテの表情を見せているmayuですが、「Diamonds」ではポップスの曲調に合わせ、軽やかな表情を出すとこは軽やかに可愛らしく歌っています。
カバー曲は、どういう曲調がバンドに合うか、反響があるか試しているところだと思います。
アイアン・メイデンの「Trooper」が一番反響が大きいようですが、ポップでカワイイ曲も是非。
◆【Cover】PRINCESS PRINCESS「Diamonds」を本家と演奏してみた♪
https://www.youtube.com/watch?v=kn-d3YtxK2s
富田さんがまたブログにて取り上げてくださいました😭!
— NEMOPHILA (@NEMOPHILA_band) 2020年5月17日
2曲もご一緒させて頂き、メンバー一同心から感謝しております。
とても貴重な経験をさせて頂きました!
富田さん、本当にありがとうございました!!
『NEMOPHILAとGETCRAZY』
⇒ https://t.co/oDo0KUJYwg
◆モータウンやアフリカンアメリカンポピュラー音楽のテレビ番組『ソウルトレイン』をテーマにした韓国・日本・タイのアイドルグループの楽曲について書いています。