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BNK48新ユニット「Mimigumo」と「ASIAN IDOL MUSIC FEST」成功でタイのアイドル界は次のステージに進化した!

 

 

先日のBAND-MAIDワールドツアーNY公演の記事で、ギターによる表現の可能性の例として、沖縄在住のギタリスト、神鬼(シンキ、SHINKI)のインストゥルメンタル曲を引用しました。

popmusic.hatenablog.com

 

ギターが本当に上手な人、芸術表現の域に達している人というと、神鬼(シンキ、SHINKI)が思い浮かぶのです。

 

Char(チャー)が、「ギターは本来リズム楽器であって、上手いギタリストはバッキング(伴奏)が上手い。」という趣旨の発言をしています。

 

あまりにも大原則ではあります。

 

エディ・ラング(1902-1933)やチャーリー・クリスチャン(1916-1942)らパイオニアが、エレクトリック・ギターによるソロ演奏の可能性を切り開く以前は、エレクトリック・ギターとは、リズムセクションの一部を構成するリズム楽器だったのです。

www.udiscovermusic.jp

 

ギタリストの個人名をぐぐっていたところ、匿名掲示板に立ったスレッドで「ギタリストTOP5」の数百人の投票が目にとまりました。

 

当然というか、ジミ・ヘンドリックスは1/3強~半分弱位の方が挙げています。

 

エディ・ヘイゼルがいない・・・。マイケル・ハンプトンもゲイリー・シャイダーもブラックバード・マックナイトもいない。レイ・パーカー・ジュニアらモータウンやスタックスのセッションギタリスト勢もいない・・・。ブラックミュージック系はかろうじてプリンス位・・・。プリンスはロックでもありますからね。

 

神鬼(シンキ、SHINKI)、たった一人だけ挙げている方がいました。

 

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1位 マイケル・シェンカー(ex.スコーピオンズ、UFO、MSG)
2位 ジミー宜野座(ex.KOTOBUKI、JET)
3位 スティーヴィー・レイヴォーン
4位 シンキ(神鬼、SHINKI)(ex.コンディション・グリーンヘヴィメタル・アーミー)
5位 比嘉清正(紫)

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5人中3人が、沖縄のハードロックバンドのギタリスト。

 

間違いなく沖縄ロックが好きな方。まさか元米兵の方?ではないと思いますが。

 

YouTube上にアップされた沖縄ハードロック勢の演奏動画のコメントには、「沖縄に(駐留して)居た。コザでコンディション・グリーンを観た。40数年ぶりに動画で彼らで再会した!」と言う感じの英語の投稿が珍しくありません。

 

ご三家(ロビン・トロワー、ウリ・ジョン・ロート、フランク・マリノ)とシンキ(神鬼、SHINKI)を比べてどう?というのは私には判断つきませんが、ギターを弾かれる方はどう感じられますでしょうか?

ワウペダルを使ったサウンドは、ロビン・トロワー良いですね。

 

そういうわけで、タイの一番人気女性アイドルグループ、BNK48の3人組ユニットMimigumo(ミミグモ)なんですが、いや凄いですねMimigumo!。

 

初めてジミ・ヘン(ドリックス)や神鬼(シンキ、SHINKI)のギター表現に接した時のようなイノベーションを感じました。

 

完全なボトムアップで、企画(コンセプト)、楽曲選定、メンバー選定等全てミュージックが行っています。

もちろん、AKB48の楽曲ですから、総合プロデューサーは秋元康さんのはずですが、現地で実質的にプロデュースに該当する働きをしたのはミュージックのように見えます。

 

日本国内や他国のAKB48姉妹グループでは、メンバーから運営にボトムアップで企画を通して、ユニットを組んだりソロを出したりという例はあるのでしょうか?

 

そして、BNK48本体というのは、スキル的には、K-POPとJ-POPのハイブリッドであり、それ故成功したというのが自説なのですが(タイの新世代日本風アイドルの多くがこのK+Jの組成によります。)、Mimigumoに関しては、J-POP・日本カラーが100%です。それを可能にするメンバーをミュージックが選定したわけです。

 

注目点は、KとJのカラー・スタイルの対立ではなくて、むしろ逆です。

 

BNK48は、Mimigumoで日本カラー100%を実現したことによって、バランス的に、反対サイドでK-POPユニットを出せる可能性が出てきたように思えるのです。

 

中国の女性アイドルグループ、SNH48(現在は、日本のAKB48とは無関係)の純K-POPユニット7SENSESのように。

 

それは、今後、現在の日本風アイドルブームが急激に収束に向かったりした場合に、タイのファン層を飽きさせない、あるいは、新しいファン層を開拓するためにも有効なはずです。

 

そして、BNK48は、K-POPスタイルのパフォーマンスができる人材を豊富に抱えています。 

 

「ASIAN IDOL MUSIC FEST」、数的にメインはタイと日本のアイドルグループですが、これまでのイベントのように、どちらかの国のグループがお客さん(ゲスト)と言う感じではなく、完全にフィフティ・フィフティ、がっぷり四つに組んでいます。初めてのことではないしょうか。

 

◆Mimigumo「Candy」  

https://www.youtube.com/watch?v=wSpSQxReHw8

 

◆"MIMIGUMO" 3 สาวสุดน่ารักที่จะมาขโมยหัวใจทุกคน! | ดาราแลนด์

TV番組出演時のパフォーマンス。

https://www.youtube.com/watch?v=w4fWBQHGZwg

 

◆Myujikkii - Music BNK48【Fingerstyle Guitar Cover】Warukii Mimigumo กีต้าร์ TAB

Mimigumo企画のミュージックのソロ楽曲「Myujikkii」のニューエイジインストゥルメンタルカバー。

彼、ギター上手くね?

ゴンチチGONTITI)、デパペペ(DEPAPEPE)に通じる感触?と思ったら、タイには楽器巧者がごまんといるのですね!。アコーディオンでMimigumoをカバーする方までいて、タイの楽器文化の層の厚さを感じます。

弾いてみた、踊ってみた等のリアクションの強さからも、Mimigumoが、2018年の爆発期から比べかなり落ち着いてきたBNK48人気を、再び活性化させる効果があったことを感じます。

https://www.youtube.com/watch?v=j5J5-A8YNLk

 

◆Highlight Day 3 of ASIAN IDOL MUSIC FEST 2019  

BNK48 Officeからは、BNK48卒メンのCan Nayikaが参加。

https://www.youtube.com/watch?v=MD0yWUOoi_s

 

SNH48 7SENSES 中秋特别版《Moonlight》

SNH48K-POPユニット7SENSES。

懐かしユーロビート風味も感じます。avexっぽくありません?

https://www.youtube.com/watch?v=j5Xfi4RXoTM

 

SNH48 7SENSES《Like a Diamond(闪耀)》MV正式版

7SENSES含めSNH48系の歌手、良い曲多いんですよね。

https://www.youtube.com/watch?v=JgnazlK3Wqw

 

SNH48・7SENSESは、活動停止したタイのアイドルグループ7th Senseとは無関係です。7th Sense、改めて聴くと音楽性、結局解析できずでしたが、結構好みなんですよね。デビュー曲は、力を抜いたタイポップスなのかと思って聴いていると、どこから来たんだ!と言う感じのディストーション(歪み)が効いたサイケデリックエレキギターが啼きまくってますし。

 

 

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https://cms.dmpcdn.com/musicarticle/2019/09/02/8b9a6d80-cd42-11e9-88b2-c1ffa63b228b_original.jpg

PHOTOリンク先:

music.trueid.net