中世、村上水軍の拠点として栄えたと伝えられる歴史上のしまなみ海道とは、広島県尾道市と愛媛県今治市の間の瀬戸内海の島々を結ぶ海上の路を言いました。
2018年の現代のしまなみ海道である『瀬戸内しまなみ海道』は、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmにおよぶ西瀬戸自動車道、生口島道路、大島道路の3つの自動車専用道路からなります。
芸予諸島、上島諸島に属する上島町の町役場のある弓削島(ゆげしま)には、『しまなみ交流館』があり、弓削島の歴史的なアイデンティティがしまなみ海道にあると想像することは間違いではないでしょう。
うむむ・・・、ほとんど土地勘がないのでなかなか文章が出てこないですね。
瀬戸大橋を岡山から高松まで電車に乗ったことはありますが、瀬戸内海の島々を訪れたことはありません!
しまなみ海道・因島大橋( 出典:ソザイング http://sozaing.com/ )
ここは、瀬戸内出身のミュージシャンに頼りましょう。
小豆島出身の美七海さんがリードギターを弾くGEL。ロケ地はたぶん東京都内の公園ですけど。
◇GEL「Quiet Starry Night」
そして、やはり地元、愛媛県西条市出身のエレキギターの名手、歌手、作曲家で瀬戸内ご当地ソングを手掛けておられるレーモンド松屋さん。
レーモンド松屋さんは、しまなみ海道の愛媛県今治市側の起点近く、難攻不落の水上海軍の来島城があった「来島海峡」という楽曲を歌っているのです。
また、レーモンド松屋さんはとびしま海道安芸灘を歌った「安芸灘の風」も歌っています。
安芸灘から弓削島まで海上距離で70km前後ありますが。
レーモンド松屋さんの楽曲はMVが見つからなくてもSpotifyやiTunesで見つからなくても、カラオケには必ずあるはずです!
◇レーモンド松屋 「安芸灘の風」
エレキギターならレーモンド松屋さん。泣きのリードも素晴らしいですけど、バッキング(伴奏)もいいですね。歌謡曲のトップ歌手、五木ひろしさんのバックで弾くというのはものすごいことです。エレキギターは本来リズム楽器で、Charが言うようにバッキングが上手いギタリストはすべて良し。
ロックではドゥービー・ブラザーズ(当時はヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの前身、クローバー在籍時か)のジョン・マクフィーがエルヴィス・コステロのバッキングをした演奏は素晴らしかった!。ジョン・マクフィーは長年矢沢永吉さんのバックバンドの要も務め、キャロルの楽曲のセルフカバーアルバム『TEN YEARS AGO』ではプロデュースも担当していました。
ご当地カラオケチックなMVもGood!
ところで、なぜタイトルがプログレ?
そして、安芸灘からしまなみ海道・弓削島に達しないといけないのでしょうか?
弓削島在住のプログレッシブロック、カンタベリーロックの大御所、デイヴ・シンクレア(ex.マッチング・モール、Caravan、Camel)の話題のつもりでしたが、次回以降にまた。