「恋はリズムにのって(take a little rhythm)」(1980年、全米シングル総合15位)のスマッシュヒットで知られるスコットランド・グリスゴー出身のシンガーソングライター、アリ・トムソン。
アリ・トムソンは1959年生まれ。ということはこの曲のヒットした1980年時点の年齢は20歳か21歳。ルックスもBCR(ベイ・シティ・ローラーズ)のメンバーだったイアン・ミッチェルかパット・マッグリンかとみまごうばかりのアイドルを思わせる爽やかなイケメン!
https://billboard.elpee.jp/artist/Ali%20Thomson/
実は、アリ・トムソンはイギリスの老舗プログレッシブロックバンド、スーパートランプのメンバーだったダグ・トムソンの弟。ロバート・プラント翁(元レッド・ツェッペリン)が、「凄いバンドだった、おれ達が成功したのに彼らが忘れられるのはフェアじゃない」と再評価を訴えるスプーキー・トゥースの元メンバーでソロで成功したゲイリー・ライトにもヒット曲を提供(共作)している実力派の作曲家・音楽プロデューサーです。
しかし、アリ・トムソンはソロ歌手としては1980年の「恋はリズムにのって(take a little rhythm)」以降は鳴かず飛ばず。
翌年もレコードをリリースしているため正確には38年あるいは39年ぶりなのですが、きり良く「40年ぶり」で良いでしょう。「恋はリズムにのって(take a little rhythm)」以外の曲は誰も知りません。
そんなアリ・トムソンが、2020年、突如として、まさに40年ぶりにソロ活動を活発化させました。
3rdアルバム『Songs From The Playroom』をリリースし、コロナ禍のステイホームに連動した宅録スタイルでの楽曲動画を相次いで発表。
金澤寿和さんのコピーが素晴らしいので引用させていただきます。
80年代A&Mの名SSWが感涙モノの大傑作と共に復活!
英国らしいスウィートで洗練された極上メロディの応酬はプリファブ・スプラウト・ファンも必聴!「あの時のステキなリズムがまた鳴り始めた。"Take A Little Rhythm(恋はリズムにのって)"のアリ・トムソンが、約40年ぶりに復活。しかもいきなりの名盤登場に、心のビートが止まりません」――金澤寿和
80年代初頭にA&Mレコードから2枚のアルバムをリリースし、名曲「Take A Little Rhythm(恋はリズムにのって)」の全米ヒットで知られるスコットランド出身のシンガー・ソングライター:アリ・トムソンが約40年ぶりのサード・アルバムを完成! もはや新作が出るだけでも驚きなのに、まさかこれほどフレッシュな名曲満載の大傑作を届けてくれようとは…!(感涙)都会的で華のあるアレンジに、80'sネオアコ勢にも通じる涼しげでキラキラとしたムード、そしてどこまでもスウィートでロマンティックな美メロ……歌声も魅力的に成熟し、何も衰えていないどころか、何故これほどの才能が40年も沈黙していたのか信じられないほどの好内容です。
これはAORファンだけなくプリファブ・スプラウトやアンディ・ポーラックなどの洗練UKポップ・ファンにも是非聴いてほしい逸品!
◆Take a little Rhythm
「ステイホーム」で、40年ぶりの「恋はリズムにのって」。40年前の美青年の面影は果たしていかに?
https://www.youtube.com/watch?v=2lo67O5HDjk
◆Japan CD Release
「ニホンノミナサン二、40ネンブリにCDリリースのゴアイサツデス」
「ミナサン、ゲンキデスカ?」「ワタシは、アイカワラズイケメンデス。ヨロシクオネガイシマス」(そんなこと言ってねえよ)
https://www.youtube.com/watch?v=8QTAH7jH12k
◆Aqua Blue #songsfromthegarden
https://www.youtube.com/watch?v=qobg_37eT4w
◆アリ・トムソン(Ali Thomson)オフィシャルホームページ
<アリ・トムソン最新情報>