2016年12月17日、群馬県高崎市のライブハウスでロックバンドLILYのワンマンライブが開かれました。
翌年には東京でのワンマンライブを成功させ、LILYは全国区での人気を得るはず・・・だったのですが。
「LILY」「バンド」のキーワードで検索した時に表示されるキーワードが、このロックバンドが見舞われた困難を表しています。
事情に関して、ネット上には、残念なことに音楽やロックに対する関心や愛情を感じない興味本位の記事の方が多く見受けられます。
同郷の先輩でもある日本を代表するロックバンドのback numberが才能を認めていたことからも、LILYのバンドとしてのポテンシャル、ソングライティング能力はうかがい知ることができます。
音楽的に光るものを持っているのに関わらず、悲運に見舞われ、活動継続が困難になったバンドは国内、海外の音楽界で少なからず存在しました。
悲運に力尽き、LILYは活動を停止を余儀なくされます。
高崎駅の改札の正面には、ダルマ市の巨大なダルマが飾られていました。
バンドが開運祈願にダルマを買ったことがあったとしたら、商売繁盛と大願成就がかなって、目に墨入れをすることはできなかったでしょう。
でも、バンドが残した楽曲は、これからも聞かれ続けることができるはずです。
◆LILY "片思い" PV
この曲のベース(矢内尊之さん・故人)とパンチのドラムは素晴らしい。
◆LILY「time won't tell」(Live From 高崎 Club FLEEZ ツアーファイナルワンマンライブ 2016.12.17)
◆LILY「1K」(Live From 高崎 Club FLEEZ ツアーファイナルワンマンライブ 2016.12.17)