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【HOT BLOODED】IZ*ONE「Vampire」は「ソウル ドラキュラ」(1976)チックなレトロディスコ歌謡?!【Foreignerの産業ロック最高!】

 

 

IZ*ONE「Vampire」のMVを視聴したとき、まず感じたのは、この音楽(トラック)、40年以上前の1970年代の女性アイドルグループ、ピンクレディーとかアパッチとかキャッツアイとかの曲でも違和感ないなという点です。

ちょいリズムパターンに手を入れれば、ピンクレディーザ・リリーズの曲をRe-Mixしましたと言われても信じてしまうかもしれません。

 

もちろん、意識して制作されているのでしょう。

 

清純派アイドルとして「好きよキャプテン」等のヒット曲を持つ北海道夕張市出身の双子デュオ、ザ・リリーズ

 

ザ・リリーズの活動末期の楽曲は、トラックはディスコサウンドですが、タイトルと歌詞が企画系というかなんというかお色気ものだったりしました。

そのため、「歌詞がひっかかったり」して、ダンスミュージックとして集中しにくかったりしました。

 

ザ・リリーズのディスコは和ものレアグルーブとしてはどうなんでしょうか?それなりにかかっていますでしょうか?

 

そもそも、1970年代、1980年代に流行したような、哀愁を帯びたディスコ調の外国曲、そしてその影響を受けて、延々と2019年にいたるまで数十年間生産され続けている歌謡曲の系譜があります。

したがって、そもそもそのようなオーソドックスなユーロ哀愁ディスコ歌謡?的曲調に馴染みがなければ、IZ*ONE「Vampire」が、「昭和歌謡みたい」だとか、「古臭い」、「ダサい」等という感想は出てこないでしょう。

 

つまり、2019年の日本、韓国、アジア、北南米、欧州等の小学生・中学生の世代が、IZ*ONE「Vampire」のMVを視聴して、「咲良ちゃんカッコいい!」、「ウォニョンかわいい!」との感想が出れば良いわけで、実際に評判は良いようなので何よりです。

 

音楽から受ける哀愁レトロ歌謡な印象に反して、MVのヴィジュアル(衣装、ダンス、演出)等は、徹底して現代、2019年のK-POPのクオリティです。その落差もユニークな魅力になっています。

  

 

トッププロの制作陣が考え抜いて作られたであろうIZ*ONE「Vampire」。

 

その企画・制作の意図・背景等を知る由もありませんが、昭和歌謡曲、歌謡ディスコ、ユーロビートユーロビート歌謡等を愛聴する一音楽ファンとしては、IZ*ONE「Vampire」、思わずカーステレオでエンドレスリピートで大音量で聴きたい哀愁歌謡ディスコな逸品だと思います。

 

信号待ちで停車した車のカーステレオから大音量のあまり外に漏れ聴こえて、最もインパクトのある音楽ジャンル、それはメタルでもハウスでもなく、歌謡曲かディスコだというのが自説です。

 

はるか遠い昔、繁華街の交差点で、信号待ち停止した車から、大音量で漏れ聴こえる音楽が「ソウル ドラキュラ」(アーティストは「HOT BLOOD」、ディスコ音楽によくある、実体はないスタジオミュージシャン達のセッションバンド)だった時、マジ怖かったデス!

 

もちろん、まさか、2019年のIZ*ONE「Vampire」の企画会議で、「ハロウィンシーズンだ。IZ*ONEの新作はソウル  ドラキュラで行くぞ!」、「エイ、エイ、サー!」、等という決議がされたとは夢にも思っておりません。

 

ちなみに、アメリカの産業ロック・スタジアムロックの雄、フォリナー(Foreigner)のハードロックの名曲「HOT BLOODED」は、HOT BLOODの「ソウル ドラキュラ」へのオマージュだなどという説は、もちろん真っ赤なウソ、100%デマ、フェイクニュースデス!。

 

 

◆IZ*ONE (아이즈원) 「Vampire」

https://www.youtube.com/watch?v=nRYCLOTRAK4

 

◆Foreigner「Hot Blooded」   

フォリナー大好き!産業ロック最高!

1970年代末から1980年代の全盛期、日本では、スタジアム・ロック、スタジアム・メタル、産業ロックを、大衆に迎合する志も質も低い音楽と、レッテル張り・印象操作し、排除したい方も存在しましたが、そもそも、大衆音楽の命運を決めるのは政治でもメディアでも評論家でもなく、大衆しか存在しません。

良い曲が残ればそれで良しとしか言えません。

ボストンもいいですけど、CSN&Y的なカントリー色が薄くて、より産業ロックっぽいのがフォリナーかなと。

https://www.youtube.com/watch?v=AXo28e30SKc

 

◆Foreigner「Say You Will」

ロックもディスコも歌謡曲も哀愁メロディーは大事ですね。大衆音楽ですから。よろしく哀愁

中ノ森バンド、PASSPPO☆、初期のBAND-MAID等のサウンドプロデュースでも有名な、プロデューサー・作曲家の阿久津健太郎さんは、ジャーニーやボン・ジョヴィのような産業ロック、スタジアムロック、商業ハードロックが大好きだったそうです。なんとなくわかりますね。

https://www.youtube.com/watch?v=B8xLuhaXWxg

   

◆Foreigner「Don't Want to Live Without You」  

今は廃盤になっている40曲以上入っているフォリナーの2枚組ベストに、ロバート・プラント(ex.レッド・ツェッペリン)が、使命感から再評価を促す発言を度々していて、カバーもしている同世代の英ハードロックバンド、スプーキー・トゥースフォリナーのギターのミック・ジョーンズが在籍していた)の曲が2曲入っていて、その曲があまりにもクオリティ―が高いんでびっくりしたぜ。

なぜ今までスプーキー・トゥースを聴いてこなかったのだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=zPhskmpPnyk

 

 

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