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BAND-MAIDのお給仕(ライブ)でモッシュ・サーフ・ダイブ議論が度々再燃する理由 ~「start over」

 

 

 (2019.9.19更新)

 

BAND-MAIDのお給仕(ライブ)でモッシュ・サーフ・ダイブ議論が度々再燃する理由は、『アイドルシ―ン生まれ、ハードコアシーン育ち』というバンドのキャリアにあります。

 

もちろんBAND-MAIDはロックバンドとして企画され、ダンス&ボーカルのアイドルグループとして企画されたわけではありません。

 

しかし、初期のパフォーマンス機会の多くは、プラチナムグループに所属するアイドルグループのOA(オープニングアクト)としてでした。

 

『TIF』(東京アイドルフェスティバル)で、メンバーが先輩グループの物販を手伝ったりもしています。

 


そして、BAND-MAIDのキーパーソンは、

 

・企画・立ち上げ時期・初期(大体2013年~2014年位)は、阿久津健太郎さん、

・中期(大体2015年~2017年)は当時のマネージャーのたむたむ(屋号は『HEART QUAKE TRACKS』)、

 

のように見えました。

 

ロードマネージャー、対バンライブのブッキングマネージャー、プロモーション、スケジューリング等のマネージメント全般を手掛けていたであろうたむたむは、ハードコアシーン出身でした(MISAによれば元はベーシスト)。

 

そのためもあってか、ラウド系・ハードコアカルチャーのアイデンティティでもあるモッシュクラウドサーフ等を強く規制することはありませんでした(ダイブについてはBAND-MAIDのお給仕では殆ど無かった)。

 

マネージャー達スタッフがステージ直下の最前で身体を張ってサーファーが防衛線を突破してステージ上に侵入するのをブロックしていました。

 

ところが、2017年7月のファンクラブ限定お給仕において、ステージ直下でブロックしきれなかったサーファーがステージ上のマイクスタンドにぶつかり、マイクスタンドがバンドメンバーの小鳩ミクさんの顔面を直撃する事故が起きてしまいます。

 

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(註)ここで言う『ダイブ』は、観客席での『サーフ』(クラウドサーフ)のことです。サーファーが観客席エリアでとどまらずステージ上にまで上がった場合、ステージから観客席に飛び降りる『ダイブ』により戻るケースが多いです。

 

バンド側はフロアの状況に危機感を強め、この事故を機にバンド側主導でサーフ規制強化を決定します。

 

元マネージャーがBAND-MAIDのプロジェクトを離れた時期(2017年8月頃から2017年年末までのどこか?はっきりした時期はわかりません)とBAND-MAIDモッシュ・サーフ・ダイブ規制徹底の『時期的相関』があるかどうはわかりません。

 

元マネージャーが音楽の仕事におけるアイデンティティーをあくまでパンク・ハードコアに置き、「(事務所が決定した)ベクトルは、自分の目指してきた方向とはちょっと違うな」、「ああ、ここ(BAND-MAID)にはもう自分の居場所はないかな」と思うことがあったのか、あるいはなかったのか等について私が知る由もありません。

 

お顔はよくみかけていましたが、物販やら行列やらであたりさわりのない会話を交わす程度で、元マネージャーを「ラーメン食いに行きませんか」と誘ったわけではないので。

 

ちなみに、元マネージャーがBAND-MAIDのプロジェクトを離れた後、プロモーションやブッキングマネージメントを手掛けているバンド勢は、タトゥ―の入った腕っぷしの強い兄ちゃんが吠えて煽って、フロアも『暴れ祭り』(モッシュ・サーフ・ダイブ等)の若い衆で盛り上がる『そっち系』(ラウド・ハードコア等)のバンドが主のようです。海外でのライブ・ツアー等も積極的に手掛けています。

 

 

BAND-MAIDモッシュ・サーフ・ダイブ等を規制強化した2017年後半以降は、お給仕(ライブ)は、新規の女性ファン層に配慮しつつ、シニア・エルダー層(中高年)男性のクラシックロックファンのカルチャーが場を支配する空間となっていました。

 

BAND-MAIDは、ワンマンライブで地方でも数百人、首都圏では2千人規模の集客可能なバンドに成長し、以来2019年まで、ワンマンライブにおいては、新規女性層と男性シニア・エルダー層に配慮した、モッシュ・サーフ・ダイブ等を規制するモノカルチャーの『場』を維持してきました。

 

2019年後半のBAND-MAIDが参加する対バンライブで、モッシュ・サーフ・ダイブ議論が再燃する理由は、これらの対バンライブの『場』は、ラウド系・ハードコア系のカルチャーが支配しており、BAND-MAIDのワンマンライブの場とはカルチャー・流儀が異なるからです。

 

 

実は、BAND-MAIDのシングル曲「start over」は、バンドからハードコアカルチャーへの決別のメッセージの意味合いが込められていたのではないかと解釈しています。

 

主演男優のスタイリングの短髪、鋭い視線、半袖シャツ等が、ロンドンパンクを代表するバンド、ザ・クラッシュのデビュー当初から『コンバット・ロック』当たりの時期をテーマにしているように見えるのです。DVシーンもありますし。

 

MVの演出を見ると、パンクに思い入れのあるファンなら自分に対するメッセージと受け止める人もいたかもしれません。あるいは何も感じない人の方が多かったかもしれませんが。

 

一般に、ドラマ・ストーリー仕立てのMVとは、シナリオや絵コンテにバンド側がGOを出しているわけで、楽曲のバンドによる『公式解釈』の意味を持ちます。

 

何より、「start over」のハネる曲調、グルーヴはダンスするのには向いていますが、モッシュしたりサーフするのに向きません。

 

 

BAND-MAIDのご主人様(ファン)で、(元マネージャーの当時の方針は)『ドラマーの廣瀬茜さんの目標の将来のマキシマム ザ ホルモンとの対バン実現のために、サーフの全面禁止に踏み切らず、自分が最前でブロックする(ステージへの突入はさせない)』だと(現場かSNSで)聞いた方がいらっしゃいます。

 

そうだとすると、2019年8月末の渋谷O-EASTでの対バンライブでのDizzy Sunfistの演奏時に、BAND-MAIDのドラマーの廣瀬茜さんがダイブした背景・心理が見えてきます。

 

 

◆中期、バンドと二人三脚でバンドを成長させてきた当時のマネージャー。

メンバーが全員女性のバンドの(当初は)唯一の男性専任マネージャーですから、力仕事はもちろん、雑務全般、気遣い等結構大変だろうなという感じがしました。女性が多い職場は、女性に威圧感を感じさせるようなタイプは一発アウトです。もちろん仕事ができないとなりません。

ツアー時の機材車の運転は男性マネージャーの役割ですが、バンドメンバー(歌波さん)がマネージャーの疲労を気遣い、高速の運転を代わったりしていました。

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◆ROACH / Broken
元マネージャーが現在一緒に仕事をしているROACH。台風のさなか台湾でのライブから帰ってきたばかり。ロシアのショーでもダイブしてますね。

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ROACHはロシア最大級の音楽祭『International Professional "BraVo" Music Awards 2019』にマイケル・ボルトンらと共に出演しています。4葉目でトロフィーを持っているのがたむたむ。

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BAND-MAIDも出演する『SKULLMANIA』にはROACHが出演 

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それにしても、あいみょんとも対バンしている正統派ポップスバンドのマカロニえんぴつには、少々というか大幅にアウェイな場のような気もしますが・・・。ラウド・ハードコア勢とがっぷり四つに組んでも自分達のポップスを鳴らせる実力に自信があるのでしょう。

 

◆さよならGood-bye/PANIC in the BOX
西日本ツアーのロードムービー的作りのMV。3:03~カツオのたたきの皿を持っているのが当時のマネージャーのたむたむ。3:25~のライブシーンやラストの居酒屋での打ち上げシーン等BAND-MAIDが映っています。

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『さよならくちびる』は、主演が小松菜奈さん、門脇麦さん、成田凌さん、作家が秦基博さんとあいみょんの青春音楽映画でした。ロードムービーって、主演が『イージーライダー』とか『さよならくちびる』のように若者だとカッコいいですが、(当時)50歳代の商業的に成功しなかったヘヴィメタルバンド「Anvil」(アンヴィル)だったりすると、一期に中高年の悲哀を描いて侘しくなりますよね。 上のロードムービー調のバンドMVを観てて思いました。

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