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SKE48の”同僚”の嬢メタルBRIDEARにコラボを期待するAKB48G(JKT48)の曲は?

  

 
2019年7月上旬、日本の女性アイドルグループ界とヘヴィメタル界を騒然(?)とさせた出来事といえば、

 

一つ目は、メタルダンスユニットBABYMETALの横浜アリーナ公演「BABYMETAL AWAKENS〜THE SUN ALSO RISES〜」の一日目に、元モーニング娘。のエース鞘師里保さんがサポートダンサーを務め、3人体制のBABYMETALが復活したこと。

 

二つ目は、名古屋・栄を拠点とするAKB48姉妹グループSKE48の運営会社㈱ゼスト(旧社名㈱SKE48)がアーティスト部門を新設し、”嬢メタル”の名門(ただし直近はロックと自称)BRIDEARと契約したこと。

 

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(ソース:プレスリリースと報道)

http://www.keyholder.co.jp/dl/20190705_SKE_SKE48newmanager.pdf?s.5d1f42172392c41el8fh

SKE48のキャプテン・斉藤真木子が劇場支配人兼任に マネージメント会社の記念祝賀会で発表(ザテレビジョン) - Yahoo!ニュース

 

の二点かもしれません。

 

BRIDEARが所属する㈱ゼストは、新体制発表のプレスリリースで、『東海からアジアへ新生SKE48を筆頭に日本を代表するエンタメコンテンツを提供し、総合エンターテインメント会社を目指して様々な取り組みを行う』との方針を明らかにしています。

 

そして、新施策として、SKE48インドネシアジャカルタを拠点とするAKB48の海外姉妹グループJKT48の間で、相互出張公演等のコラボレーションを活発化させることを打ち出しています。

(ソース:プレスリリースと報道)

http://www.keyholder.co.jp/dl/20190705_SKE_SKE48JKT48jointproject.pdf?s.5d1f357a79a757lmbe89

SKE48×JKT48:共同プロジェクト発表・相互の出張公演などコラボを展開 | OKMusic

 

もちろん、ここにはヘヴィメタルバンド(現在はカテゴリをロックとしています)として鳴らしたBRIDEARと、アイドルグループであるSKE48そしてJKT48のコラボレーションの可能性については一切触れていません。

 

可能性は別にして、あくまで、仮に、コラボレーションを期待するAKB48グループの楽曲を上げてみました。

 

ヘヴィメタルやロックのファンにはアイドルを苦手とする人も少なくありません。あくまで”仮”にです。

 

AKB48グループの楽曲の中でも、オールドスクール(古典的)な曲調のハードロックで非常に人気が高い曲の一つが、「Blue rose」。

 

2019年1月に開催された『AKB48 Group Asia Festival 2019 in BANGKOK』 では、BNK48・Pun(パン)、JKT48・Yupi(ユピ)、MNL48・Sheki(シェキ)、SGO48・Kaycee(ケーシー)の4人が「Blue Rose」をパフォーマンスし注目されました。

 

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◆『AKB48 Group Asia Festival 2019 in BANGKOK』 での「Blue Rose」衣装。3枚目はYupi・JKT48(左)Pun・BNK48(右)

 

『不可能を成し遂げる』意の”青い薔薇”(Blue Rose)は、日本のロック、特にV(ヴィジュアル)系において象徴として用いられてきました。

その起源の一つは、X JAPAN「Tears」(1993年)の歌詞中の『青い薔薇』でしょう。

 

ゴシック調の衣装を着用する現代の女性ロッカー、BAND-MAIDの彩姫さんやRoseliaの湊友希那(相羽あいな)さんらがトレードマークとして”青い薔薇”を身に着ける意味も、V(ヴィジュアル)系ロックの伝統にあります。

 

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Roselia。V(ヴィジュアル)系・ゴスロリ等では青い薔薇がデフォ? 

 

そのほかにも、思いつくまま、AKB48グループのロック系楽曲をあげると・・・

 

ハードロック調は、「転がる石になれ」。ギュインギュイン鳴るハードロックのギターソロがお約束。「回遊魚のキャパシティ」は、本体は打ち込みですが、冒頭のイントロがヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」ですね。いや「ジャンプ」もシンセベースでしたか。

 

「最終ベルが鳴る」は、ハードロックかとい思いきやパワメタ・メロスピ系?「MARIA」はV(ヴィジュアル)系、アニソン色の入ったハードロック。

 

パワーメタル系だと「AKB参上」、「鏡の中のジャンヌダルク」、「希望について」、「Pioneer」等でしょうか。

 

『ハードロックとはカウベルポクポクのことである』が自説なので、カウベルポクポクなアメリカンハードロック「Lay Down」。

 

80’sスタジアムメタル・産業ロック調の「わがままな流れ星」、「1994年の雷鳴」等。

 

オールドスクールではないですが)メロコア系なら「ウッホウッホホ」等。

 

V(ヴィジュアル)系かシンフォニックメタル調の「Hell or Heaven」。

 

こうしてみると、AKB48Gの楽曲にはオールドスクールHR/HM(ハードロック・へヴィメタル)系はたくさんありそうですね。

 

山口百恵さんの歌謡ロックの金字塔『GOLDEN FLIGHT』のエントリーで、浜田省吾さんが書いた「愛のTWILIGHT TIME」に触れました。

 

「愛のTWILIGHT TIME」は、ポール・マッカートニービートルズ時代に書いた代表的なロックンロールナンバー「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア 」を一部下敷き、というか引用しているように聴こえます。 

popmusic.hatenablog.com

 

アメリカンポップス、オールディーズ、ロックンロールに限らず、歌謡アイドルポップスには、英米のハードロック、ヘヴィメタルがベースになっている曲も実は多いのです。

 

ロックと歌謡曲(アイドルポップス)の関係への言及は、弘田三枝子さんや青山ミチさんや中尾ミエさんが活躍した1960年代までは遡らないといけないので別途。

 

謡曲を研究している方からは、最低でも、戦後のジャズ3人娘(美空ひばりさん、雪村いづみさん、江利チエミさん)までは遡れよと怒られそうですが。

 

基本的な歴史認識は、

 

ザ・ピーナッツ弘田三枝子さんや中尾ミエさんと同時代) → キャンディーズおニャン子クラブAKB48

 

と解釈しています。

 

ザ・ピーナッツは、ユーライア・ヒープの「7月の朝」やキング・クリムゾンの「エピタフ」をカバーしています。

 

キャンディーズまでは、洋楽ヒット曲のカバーをガンガン演っていたのです。

 

戦前のジャズソング時代(戦前はラテンでもマンボでも非アジアの外国の大衆音楽をベースにした日本の大衆音楽をジャズソングと呼びました。)については詳しくありません。

 

ヘレン隅田さんや二村貞一さんらの有名どころをオムニバス盤で聴いているくらいです。

戦前のジャズの名曲たち: ゆういちの音楽研究所

 

日本でアメリカのブルースをベースとした大衆音楽(ジャズ)を演奏し始めたのは1910年代半ばのハタノ・バンド(後のハタノ・オーケストラ)と言われています。

連載 日本ジャズ史(1) 1910年代 五人の青年アメリカへ : ロックンロール・ブック2

 

大正8年(西暦1919年)10月の『活動雑誌』には、東洋汽船や日本郵船が横浜に入港するたびに輸入されるアメリカ流行の新曲楽譜を金春館で(ハタノ・オーケストラが)毎週演奏していると紹介され(以下略)

ci.nii.ac.jp

 

1910年代のパイオニア期を経て、1920年代初頭には関東、関西ともにダンスシーンで流行音楽として盛んにジャズが演奏されるようになっています。

 

日本の大衆音楽は、2019年の現在から逆算すると、100年以上、アメリカのブルースをベースとする大衆音楽(ジャズ、ジャンプ、ロカビリー、リズム&ブルース、ロックetc.)を採り入れてきた歴史があります。

 

異文化(音楽)をミックス(混ぜる)力は相当強いのです。

  

◆Steffanie 「Burning Up The Night」(1986)

 

これが1980年代・昭和・オールドスクール歌謡ロック!

 

歌うは伝説のSHOW-YA北朝鮮公演でリードボーカルを務めたSHOW-YAの元リードボーカル、ステファニー。

 

「Burning Up The Night」はアン・ルイスの王道歌謡ロックに寄せたコンセプトでしょう。

 

SHOW-YA時代やアメリカで発表した音源には、ヘヴィメタル色強め、歌謡曲色ほとんどなしの楽曲も多いのですが、王道歌謡ロックな「Burning Up The Night」が一番人気です。

 

外国人の耳にはへヴィメタル、日本人の耳には歌謡曲として聴こえる曲調は、日本人と日系ハーフの女性ロック歌手が一番強みを発揮する領域です。 

www.youtube.com

能面や鏡獅子のニュアンスを採り入れた演出は人間椅子マルコシアス・バンプなどとともにイカ天からデビューしたグラムメタル(?)のカブキロックスも採用していました。 

 

◆Dirty Honey(ダーティ・ハニー) - When I'm Gone [Audio]   

 

2019年LAのオールドスクールなロケンロール(ハードロック)のお兄さん達の音楽はこんな感じ。

米プロレス『WWE’s Extreme Rules 2019』のオフィシャルテーマに採用されています。

 

AKB48Blue Rose」のオールドスクールなロックンロール(ハードロック)感に通じる?。

AKB48グループのハードロックナンバーがほとんどオールドスクールテイストなのは、狙っているのか、ディレクションしている側の感覚が、ロック=1980年代のポップメタルや産業ロックという昭和の歌謡ロックの感覚なのかはわかりません。

 

50年前~30年前に流行した曲調は、最初からビンテージなので永遠に古くなりません。半年でトレンドが変ってしまうようなダンス音楽だと輸出に向きません。

 

『ハードロックとはカウベルポクポクだ!!!』

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◆The Blue Scream - Party Naughty Naughty (Live '88 11.2 @WildSideTokyo)


ここはLA、今年は1989年と主張するロケンロール(LAメタル)なお兄さん達(本当はジャパン・トーキョー?)。AKB48グループはじめアイドルグループの曲のギュインギュインいうギターはこういう音楽から来ています。

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イカ天出身人間椅子鈴木研一さんがお薦めする英ハードロック・ヘヴィメタルトリオ、バッジー(Budgie)のアルバム。

人間椅子ねずみ男のコスプレでバッジー(Budgie)の「Bread fan」の津軽弁日本語詞曲で注目を集めました。

>いろいろなバンドと知り合いになれたのも大きな収穫でした。「マルコシアス・バンプ」「マサコさん」「カブキロックス」など個性派揃いです。

www.barks.jp

  

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