NHKラジオ第一放送、朝の8時代『すっびん!セレクション』でアンブロージア(AMBROSIA)の「How Much I Feel」がかかりました。
趣味良いですね。日本のラジオ放送で、FM放送でさえ、アンブロージア(AMBROSIA)がかかることはまずないでしょう。
まぁ、関東地方でいえば、FM NACK5のノリは、トーク中心で1970年代1980年代の中波放送のノリに近いものでしょうし。
平井大さんのプレイリストにも入っているアンブロージア(AMBROSIA)。
つまり、プロや多少なりとも趣味的なAORファンには人気、知名度ともにあるバンドだと思いますが、一般の知名度は必ずしも高くないように感じます。
アメリカ、ロサンゼルスの元はプログレッシブ・ロックバンド、後期はAOR化したサウンドで人気を博しました。
AORの顔役、マイケル・マクドナルド(ex.スティーリー・ダン、ドゥービーブラザーズ)は、ケニー・ロギンス(ex.「クマのプーさん」なロギンス&メッシーナ)をパートナーにソングライティングし名曲を書いています。
マイケル・マクドナルドがケニー・ロギンスの次にパートナーとしたのがアンブロージア(AMBROSIA)のギター・ボーカルのデヴィッド・パック。
マイケル・マクドナルドの大ヒットソロアルバム、代表作の『No Looking Back』にも確かギタリストとしてデヴイッド・パックがクレジットされていたはず。(今手元にないんで確認できたら修正するかもしれません。)
そんな、こんなで、デヴィッド・パックは、アンブロージア(AMBROSIA)を脱退。ソロとしてアルバムを数枚発表していくのですが、個人的には、デヴィッド・パックのソロアルバムの方は内容が記憶にありません。
AORの名盤選のような企画では、デヴィッド・パックのソロも取り上げられたりするのですが、自分的には、あくまで、デヴイッド・パック在籍時のアンブロージア(AMBROSIA)のAORが最高ですね。
デヴィッド・パックの美しい男性ハイトーンボイスと他のメンバーのハーモニーによるAOR。
そして、アンブロージア(AMBROSIA)、2019年の現在も続いているのですよ。
興味深いのは、アンブロージア(AMBROSIA)、デヴィッド・パック脱退後、デヴィッド・パックのボーカルとギターのパートの両方をこなせるという条件で、若手のフロントマン複数がキャリアを重ねていることです。
こればかりは、アメリカの芸能界、音楽界、マジ層が厚いなぁと感嘆せざるをえません。
◆Ambrosia - Promo 2# - 2018
Ambrosia - Promo 2# - 2018 - YouTube
◆Ambrosia「You're the Only Woman」
You're the Only Woman - YouTube
◆Ambrosia「Biggest Part Of Me」
◆Ambrosia History Video
Ambrosia History Video - YouTube
◆アンブロージア(AMBROSIA)については、『ろくろくロック夜話』さんがキャリアを的確に解説されています。
professor-kei-diary.cocolog-nifty.com
◆プログレッシヴ・ロックバンドとしてのアンブロージア(AMBROSIA)のキャリアに焦点を当てた音楽ファンの方のブログ