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【祇園町 "Gion-cho”】和楽器バンド、BAND-MAIKO (BAND-MAID)のルーツはHIROSHIMA?【ジュン・クラモトとスキヤキ】

 

 

 

2019年1月5日・6日の2Days、『さいたまスーパーアリーナ』で、『和楽器バンド 大新年会2019さいたまスーパーアリーナ2days 〜竜宮ノ扉〜』を開催し、3万人を動員した和楽器バンド。

 

和楽器バンドは、2016年武道館、2017年横浜アリーナでの新年会コンサートと、J-POP界の人気者として駆け上がってきました。

 

レーベルがavexということもあり、EXILEファミリーや浜崎あゆみさんらのリスナーにもアプローチできているように感じます。

 

はじめて、和楽器バンドを見た時、このコンセプトは、”2010年代のHIROSHIMA(ヒロシマ)”かもしれないと感じました。

 

HIROSHIMA(ヒロシマ)は、日系アメリカ人のダン・クラモトらにより結成され、1974年から活動を続けているアメリカ、ロサンゼルス出身のジャズ、フュージョンスムースジャズ、ブラックコンテンポラリー、R&Bニューエイジのグループです。

 

2019年、令和元年の日本のポップスファンの間で、現在も活動を続けているHIROSHIMA(ヒロシマ)の知名度は必ずしも高くありません。

 

HIROSHIMA(ヒロシマ)のポップスへの貢献として、現代の和楽器バンドやBAND-MAIKOBAND-MAID)らにつながる、オリエンタルなヴィジュアル、フュージョン感覚があります。

 

ポピュラー音楽史において、HIROSHIMA(ヒロシマ)の決定的に重要な貢献、業績は、『オリエンタルサウンド=琴という図式を確立したこと』です。

 

私は、『今夜はブギ・ウギ・ウギ』なジャニスとヘイゼルのテイスト・オブ・ハニー(「A Taste of Honey」)大好きなんです。

 

本日は触れませんが、テイスト・オブ・ハニー(「A Taste of Honey」)は、山下達郎さん作曲のアン・ルイス「恋のブギ・ウギ・トレイン」をはじめとする日本のブギ・ウギディスコ歌謡曲に大きな影響を与えています。

 

そして、テイスト・オブ・ハニーの「SUKIYAKI」(スキヤキ、坂本九さんの「SUKIYAKI」”上を向いて歩こう”のカバー)は、1981年にビルボードHot100(シングル総合チャート)で第3位を記録する大ヒットになりました。

 

この、テイスト・オブ・ハニー「SUKIYAKI」(スキヤキ)で、イントロでフューチャーされている『琴』奏者が、HIROSHIMA(ヒロシマ)のジュン・クラモトなのです。

 

当時のテイスト・オブ・ハニーのキュートなジャニスとヘイゼルのキモノ(日本の着物)を着ているアーティスト写真を見ると、頭がクラクラするほどフュージョンです。

 

1981年の大ヒット曲、テイスト・オブ・ハニー「SUKIYAKI」(スキヤキ)の、ジュン・クラモトが奏でる琴の音色、そしてジャニスとヘイゼルのキモノのヴィジュアル。

 

ここに、ポップ・ミュージックにおけるオリエンタル(東洋)テイスト = 琴 × キモノ という黄金の方程式が確立したのです。

 

テイスト・オブ・ハニーの「スキヤキ」(1981)から38年後の令和元年(2019年)の日本発のオリエンタルポップ、和楽器バンドやBAND-MAIKOBAND-MAID)にも、ジュン・クラモトとHIROSHIMA(ヒロシマ)が確立したオリエンタルサウンド = 琴 × キモノの伝統が受け継がれているように感じます。

 

 

 

◆小鳩ミクさんの2015年10月のinstagram。この時には既にBAND-MAIKOの企画が始まっていたことがわかります。

www.instagram.com

◆2016年12月の小鳩ミクさんのPHOTOセッション。

http://www.maiko-maiko.com/blog/wp-content/uploads/2016/12/6eceb2585a19ac79358bd44a30c1bb832.jpg

 PHOTOリンク先:

BAND-MAID小鳩ミク様がご来店されました♡♡♡ | ブログ │ 京都舞妓・花魁体験「心-花雫-」

 

 

◆Hiroshima 「One Wish」(1986)

Hiroshima - One Wish - YouTube

 

◆Hiroshima 「San Say」(1983)

モチーフは、『燃えよNINJA』(1981)等で知られる1980年代のアメリカを代表するNINJAスター、ショー・コスギ等でしょう。熱狂的なNINJAブームは1984年に勢作され大ヒットした映画「ベストキッド」(1984)等の世界観につながっていきます。

オープニングの世界観にビビッて、途中で見るのを止めると勿体ないです。

実は、02:30~、ボン・ダンスとバブリーダンスがミックスしたようなHIROSHIMA流ミックスカルチャー、フュージョンな世界観が描かれます。 

Hiroshima - San Say - YouTube

 

和楽器バンド 「あっぱれが正義。」(2019)

和楽器バンド / あっぱれが正義。 - YouTube

 

◆BAND-MAIKO祇園町」(Gion-cho)  (2019)

BAND-MAIKO / 祇園町 "Gion-cho" - YouTube

 

◆HIROSHIMA「One Fine Day」(1994)

ヒロシマブラック・コンテンポラリー、アーバン・コンテポラリー。

HIROSHIMA - One Fine Day (Video) - YouTube

 

◆テイスト・オブ・ハニー(A Taste Of Honey)「スキヤキ」(Sukiyaki) live at Avallon Hollywood

2007年のライブ。これぞ、アメリカのショービジネスにおけるオリエンタル!。

 

 

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