【ポストNGT48事件】QE（金融緩和）としての『AKB48商法』の終了は東アジア発アイドルコンテンツの世界再配置の布石？【終わりは始まり】

NGT48暴行事件に端を発したAKB48グループ・AKS（AKB48、NGT48等の”運営”）に対する批判の噴出現象は、10年以上の長きにわたって、芸能界、マスコミ、関連業界はもとより、広く世間一般に、”AKB商法なるもの”への批判、怒り、憎悪、軽蔑等のマイナスの感情を充分すぎるほどまで蓄積・増幅させ続けたことが背景にありそうです。

したがって、巨大化したAKBグループという存在は、ここぞというタイミングで、充分に蓄積させた怒りや憎しみのマイナス感情に着火することによって、一瞬で爆発的に自滅させ、跡形もなく更地に戻すことが可能なシステムだったのかもしれません。

そもそもこの世に存在を許された形あるものは、全て、いつか必ず滅びます。大事なことは、形がなくなったあとに、次の世代や後世に何を残すかということです。

かつて栄えたローマ帝国もインカ帝国もササン朝ペルシアも江戸幕府もアユタヤ朝も今は存在しません。

祇園精舎の鐘の音、盛者必衰の理をあらわすと並行して、何百年、何千年の時間を超えて文化的・歴史的資産として受け継げられているものがあるわけで、何が後世にバトンされるのかということが、ポップカルチャーにおいても重要なことでしょう。

『選抜総選挙』といえばAKB商法なるものを代表するイベントです。

2019年、現在のAKBグループを牽引しているタイ・バンコクのBNK48が、第一回選抜総選挙を行い、本家のAKB48は過去10回を重ねた選抜総選挙の実施を見送ったことは、象徴的な出来事かもしれません。

前置きが長くなりましたが、元乃木坂46の川村真洋さんがメンバーのZ-Girls、韓国出身者が一人もいない”K-POPガールズグループです。

メンバーの出身国は、伝えられるところによれば、タイ、インド、台湾、ベトナム、インドネシア、フィリピン、日本の七か国。

コミュニケーションは何語なのか興味あるところですね。やはりスタッフやレッスンを担当するコーチとの関係で韓国語？あるいは英語？

2PMやTWICEが所属するJYP。JB（ジェームス・ブラウン）のコピー、クローンを演じたらブルーノ・マーズとどちらが上手いか楽しいかガチで勝負のモチゴリラまたはJ.Y.Parkことパク・ジニョンプロデューサー（以下パク・ジニョンP）が創業した韓国3大芸能事務所の一角です

JYP（パク・ジニョンP）と乃木坂46、欅坂46、日向坂46らの人気アイドルグループを成功させたソニー・ミュージックエンターテインメント、ソニー・ミュージック・レーベルズが組む「Nizi Project」（ニジ・プロジェクト）。

今夏（2019年）「Nizi Project」（ニジ・プロジェクト）のオーディションが行われ、20名が最終的に選抜されます。