- 3大ロックギタリスト今昔は誰?
- プログレ3大ギタリストって誰?
- システム7(スティーヴ・ヒレッジ、ミケロット・ジローディ)の『火の鳥』の前に
- システム7ってどんなバンド?
- 小説『火の鳥』「大地編」連載スタート
- 関連音源
- 関連エントリー
3大ロックギタリスト今昔は誰?
イギリスの1960年代のロックバンド、ヤードバーズ出身の3大ロックギタリストとは、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベック、そして平井大さんの映画『ドラえもん』の主題歌「THE GIFT」関連でも話題のエリック・クラプトン。
(実は、曲自体が似ているというより、イントロやフィルインを弾いているエレキギターの音色(トーン)をエリック・クラプトンの「ティアーズ・イン・ヘヴン」のサウンドに似せたため指摘されてしまうんですけどね。)
そして、現代の3大ギタリストは、ジョン・メイヤー、デレク・トラックス(テデスキ・トラックス・バンド、今度来日しますね。)、ジョン・フルシアンテ(ex.レッド・ホット・チリペッパーズ)の3人。
プログレ3大ギタリストって誰?
そして、実は、プログレ(シッヴ・ロック)3大ギタリストというのがあります。全員ファーストネームがスティーヴなので、3大スティーヴと呼ばれたりします。
スティーヴ・ハウ(イエス、エイジアetc.)、スティーヴ・ハケット(ジェネシスetc.)そしてスティーヴ・ヒレッジ(カーン、ケヴィン・エアーズ、ゴングetc.)のご3方です。
システム7(スティーヴ・ヒレッジ、ミケロット・ジローディ)の『火の鳥』の前に
スティーヴ・ヒレッジとゴングについてなんですが、以下のカケハシレコードさんのドキュメントが充実しています。是非ご参照ください。
スティーヴ・ヒレッジは、フランスのプログレッシヴ・ロックバンド、ゴングでの
名演でトップギタリストとしての地位を確立しました。
ゴングとはどういうバンドなのか、どういう音楽なのかというと、いわゆるアレがアレして意識の拡張は宇宙とつながってというか、いわゆるアレつまり鳥貴族でなくてトリップしていないとノレないというほどではないんですが、電気グルーヴのピエール瀧さんがアレしてしまったアレのような音楽かもしれません。
アメリカだとグレイトフル・デッドでしょうか。両者が連動したという話は聞いたことはありませんが。
こういう傾向のバンドの常として、絶頂期にはこの世のものとは思えないような炎のごとき名演、名盤を残すものの、燃料切れしたように沈静化してしまったりすることがあります。
スライ・ストーン(スライ&ザ・ファミリー・ストーン)はポピュラー音楽史を変える名演、名盤を残したものの、1970年代半ば以降は殆ど創作活動ができないコンディションになってしまいました。
スライ&ザ・ファミリー・ストーンの残した音楽資産の影響は健在で、あいみょんの「愛を伝えたいだとか」のようなスライ&ザ・ファミリー・ストーンのサウンドを歌謡曲化したJ-POPは今でも高い人気があります。
ジミ・ヘンドリックスは、この世のものとは思えないほどの水準の創作の後、そのまま永遠に旅立たれました。
ジミ・ヘンドリックスともなると、生命と引き換えに、神あるいは天から授かったというか、あるいは十字路で悪魔と取引したかという、人知を超えた芸術なので、一般人が常識で測ってどうこう言える領域ではない感もします。
システム7ってどんなバンド?
そんなこんなで、ゴングの初期の全盛期に貢献したスティーヴ・ヒレッジとパートナーでもあるキーボード奏者のミケロット・ジローディがゴングを脱退後結成し活動しているテクノユニットがシステム7です。
元のゴングの方も、手を変え品を変えというか、多くの派生ユニットで活動を続けました。
出入りの多さ、関連人材の多さは、日本のジャズ系バンドの渋さ知らズ並みです。
スティーヴ・ヒレッジ、そしてシステム7、日本とも縁が多く、2007年には、手塚プロダクションとのコラボレーションで『火の鳥』をリリースしています。
◆システム7と『火の鳥』コラボレーションに関するインタビュー
https://www.amazon.co.jp/Phoenix-System-7/dp/B000VHZYTY
amazon Phoenix 商品説明より引用開始----------
以前よりSYSTEM 7の作る音には、手塚治虫の『火の鳥』に描かれる世界観に通じるものがあると感じていた手塚治虫の長女手塚るみ子(MusicRobita)は、2005年に彼らが来日した際、『火の鳥』の英語版『PHOENIX』をプレゼントし、以来彼らの交流が始まる。
SYSTEM 7はその物語に深く感銘し、PHOENIXの各物語から得たインスピレーションをもとにアルバム制作をしたいと考え、手塚るみ子のコーディネイト.のもと、今回のアルバム制作が実現。
(中略)
楽曲においても、あの70年代にプログレ・ロックシーンを共に築き上げた盟友DAEVID ALLENをはじめ、日本より クラムボンのベーシストMITO、EAT STATIC、SON KITE、JAM (JAM & SPOON)など、SYSTEM 7と交流の深いアーティストとのコラボレーション曲が収録されている。
amazon Phoenix 商品説明より引用終了---------
小説『火の鳥』「大地編」連載スタート
手塚治虫『火の鳥』「大地編」の構想を元に、直木賞作家の桜庭一樹さんが執筆する「小説 火の鳥 大地編」が、朝日新聞土曜別刷「be」上で4月6日より開始します。
(挿絵:黒田征太郎さん)
日中戦争当時が舞台とは、現代に直接連なる仕組みや人脈が発生した時代でもあり、また悩ましい設定ですね。
BABYMETALとBNK48の善悪表裏一体論についてのエントリーで、ゾロアスター教のスターウォーズへの影響について書いています。
私は、ゾロアスター教(拝火教)を初めて知ったのは、手塚治虫先生の『火の鳥』(黎明編)でした。
関連音源
System 7 - Hinotori (original version) - video upgrade
System 7 - Hinotori (original version) - video upgrade - YouTube
Rovo and System 7 - Hinotori (Official Video)
System 7 with Eat Static - Wolf-Head (from Phoenix)
関連エントリー