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【ASEAN】タイ・人気アイドルBNK48が3期生募集範囲をカンボジア、ラオス、ミャンマーの4か国に拡大の報道【商機・事業拡大か】

 

 

BNK48NHK紅白歌合戦出場直後のメンバーによる新年の挨拶)

www.instagram.com

紅白歌合戦に出場したBNK48のメンバー名については、以下をご覧ください。

http://popmusic.hatenablog.com/entry/2019/01/04/000000

 

 

タイのメディア『WORKPOINT NEWS』は、同国の人気アイドルグループBNK48(日本のAKB48の海外フランチャイジー)が、3期生の募集対象をタイ国内のみから、カンボジアラオスミャンマーを含むASEAN4か国に拡大すると報道しました。

 

BNK48は、2018年大晦日NHK紅白歌合戦AKB48とコラボレーションし「恋するフォーチュンクッキー」をパフォーマンスしたことで、日本でも名前が知られるようになった女性アイドルグループです。

 

『WORKPOINT NEWS』の報道は、BNK48支配人のジョブ(Job)さんが、新しいプロジェクトについてカンボジアプノンペンのTV5と話しを進めていること、まずカンボジアからスタートすること、2019年3月6日に第3世代(3期生)プロジェクトについて記者会見をすること等について報道しています。

 

WORKPOINT社は、BNK48のバラエティ番組『BNK48 SENPAI』を放映しており、また、BNK48Officeと折半でBNK48Production(コンサート、TV番組等の制作会社)に出資しているタイのTV放送局(メディア企業)です。

 

両者の関係性からすると単なる”観測気球”以上の信ぴょう性がありそうです。

 

一言感想を述べます。

 

アイドルグループBNK48の本質、本体、推進エンジンの大きな部分に『広告・宣伝・販売促進業』としての性格が位置しています。

 

BNK48が躍進した時期と、タイの経済成長率が潜在成長率の4.0%以上になり、個人消費が好調だった時期はバッチリ重なっています。

 

BNK48は広告会社の関連会社です。広告会社は製品を作ることはありません。典型的なBtoB企業です。広告会社は、お客さんの事業、商売の売上を伸ばすことに貢献してナンぼのビジネスです。

 

広告主(製品、サービス、単発のイベントステージ等)の『意向・動向』を考慮すると動きが見えてきやすいです。

 

現状までのBNK48のクライアント、特に世界展開しているトヨタサムスン以外のタイの民族系企業は、上記3か国(カンボジアラオスミャンマー)にまで販路を広げたいと思っているか?機会があったら進出したいと考えているか?と考えた時、「うちの会社はタイ国内だけで商売していればいい、絶対に外国に製品を売るつもりはない」と頑なに思っている会社のほうがむしろ少数派でしょう。

 

上記3か国は、外国であっても『海外』でなく、陸路で行き来できる国であり、政治的な規制が少なければ、ビジネスの交流が進むのは自然なことです。

 

イ・カンボジア間は鉄道が通っていますし(定期運行開始しているかどうかは確認できませんでした)、そうしたインフラの拡充は、企業にとって商圏、ビジネスの拡大の好材料です。

 

現状では、経済の発展度合い(一人当たりGDP等)には大きな差がありますが、上3か国の経済成長率は高く、いずれは購買力の向上が期待できます。

 

経済成長を見越した場合、カンボジアラオスミャンマー出身者をメンバーにすることは、タイ民族系の企業の広告主が上3か国でビジネスをする上で、広告塔=アイドルとしての働きを期待できます。

 

タイ出身のK-POPスターのベンベン(GOT7)、リサ(BLACKPINK、ブラックピンク)等の広告塔(CM起用、ブランドアンバサダー)等の働きを、タイ→ASEAN3か国(カンボジアラオスミャンマー)の構図で実現することも考えているのかもしれません。

 

 

workpointnews.com

 

◇同記事Google日本語訳

https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=th&u=https://workpointnews.com/2019/01/16/bnk48/&prev=search


BNK48カンボジアプロジェクトについて伝えるタイ・バンコクのジャーナリスト

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◇タイ―カンボジア鉄道

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だそうで・・・。

www.nna.jp

線路自体は2018年に既に完成しています。タイ・カンボジア国境近くのカンボジア側の街ポイペトは経済特区として日系企業の進出が盛んです。

www.nikkei.com

 

 

<参考エントリー> 

popmusic.hatenablog.com

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◇それにしても、BNK48ドキュメンタリーと一緒に観た映画『カンボジアの失われたロックンロール』は凄い映画でした。JYPのパク・ジニョンプロデューサーが手掛けるTWICEを例に、アイドルグループの”多国籍化”は、海外進出に効果的だが、お金(コスト)もかかることについて。

popmusic.hatenablog.com

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