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Can Nayika(ex.BNK48)は原田知世さん、児島未散さんらに連なる『ジェーン・バーキン系』である

 

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フランスにジェーン・バーキンという大女優がいらっしゃいます。元のパートナーはセルジュ・ゲンズブール、娘さんがシャルロット・ゲンズブール

 

ジェーン・バーキンの娘さんのシャルロット・ゲンズブール

Gジャン・デニムの着こなしのカッコよさにしびれました。2018年の来日時の年齢は46歳。シャルロット・ゲンズブールの娘さん(ジェーン・バーキンのお孫さん)のアリス・アタルもモデルとしてデビューしている名門。ファッションのエフォートレス・シック(肩の力を抜いた着こなし?)とはジェーン・バーキンシャルロット・ゲンズブール母娘由来らしいですが、普通に庶民的に暮らしてると、なかなかこんな風にGジャン・デニムが神レベルで決まる40代にはなれないような気がします。

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ジェーン・バーキン、レコードも多く録音しています。なにせ芸能界デビューは1963年ですからキャリアが長いです。

 

ジェーン・バーキンの音楽は、音楽にジャンルやスタイルからアプローチする人にはとっつきにくいかもしれません。

 

ロック、ジャズ、ソウル、ファンク、もちろんシャンソンとスタイルは何でもありです。全部ひっくるめて、ジェーン・バーキンというジャンル・スタイル(ライフスタイル含めて)なのでしょう。

 

ジェーン・バーキンの『歌唱』に焦点を当てると、『歌が上手いとか下手とかいう価値基準・判断基準では判断することができない』としかいいようがありません。

 

(歌がヘタだとかディスっているわけではありませんよ。)

 

ありきたりの表現で恐縮ですが、ジェーン・バーキンの音楽・楽曲はやはり演劇なのでしょう。一曲一曲が、3分から5、6分で完結する短編映画なのです。

 

ロックやジャズやファンクやシャンソンといった音楽スタイルは短編映画の小道具、大道具、あるいは衣装やメイクなのでしょう。だから自在に着替えることができる。

 

 

それで、日本にも、この『歌が上手いとか下手とかいう価値基準・判断基準では判断することができない』、『演劇』系・『女優』系の歌手・表現者がいらっしゃいます。

 

 

原田知世さんがそうでした。「セプテンバー物語」の頃の児島未散さんにもそいういうテイストを感じました。

 

お二方とも女優でありかつ歌手であるという点もジェーン・バーキンと共通しています。

 

(繰り返しますが、決して、もしかして歌がヘタなのではないかなどとディスっているわけではありません。)

 

歌唱の技巧だけが全てならば、歌手は全部ボーカロイドに置き換えてしまえば解決するわけです。

 

一番重要なのは、『表現したい』という欲求であり、自らの表現者としての特質を把握して表現に活かすことなのでしょう。

 

ジェーン・バーキン系とも呼ぶべき歌手(女優兼歌手のケースが多い)が音楽で自らを表現するとき、ポピュラー声楽家とは表現のスタイルが異なるということだと思います。

 

 

2018年8月にタイの大人気アイドルグループBNK48(日本のAKB48の海外姉妹グループ)を卒業したCan。卒業後はBNK48Officeに所属し、Can Nayikaのアーティスト名でソロ活動を開始しました。

 

Can Nayikaの発表したソロ音源、ライブパフォーマンスを聴いて、Can Nayikaには自分を表現したいという表現者としての内なる欲求があると感じました。

 

ただしCan Nayikaは、プロの声楽家タイプではありません。どちらかというと女優系、上述のジェーン・バーキン系のイメージに近いパフォーマーです。

 

パフォーマンスでは、コケティッシュな発声も弱点でなく魅力に上手く仕上げています。音程などの音楽的に危なげなところをうまくバランスさせるのも女優系風。

 

このタイプのパフォーマーを声楽的視点から批評するのは野暮というものでしょう。

 

(繰り返しますが、もしかして歌がヘタなのではないかなどとディスっているわけではありません。)

 

Can Nayika、最近は歌がもっと上手くなってしまったとも聞こえてきます。

 

このタイプ(女優系・ジェーン・バーキン系)は声楽的には危ういところも魅力だったりするので。

 

Can Nayika、自らの表現者としての特徴、特質を踏まえて上手くセルフプロデュースしているように見えます。

 

ファッションも、華やかな芸能人風のものやアイドル系のフワフワしたものは決して着ず、アウトドアファッションかシンプルなものにこだわっています。ジェーン・バーキンシャルロット・ゲンズブール系のエフォートレス・シックに通ずるセンスを感じます。

 

Can Nayika、歌う女優系パフォーマーとして注目すべき存在ではないでしょうか。

 

 

◇Can Nayika @CATEXPO

バンドの演奏上手いですよね。選曲もアレンジもいい。Can Nayikaのソロパフォーマンスも堂々たるものです。

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◇Can Nayika 「กลับมานะ」 [Official MV]

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AKIRA-KURØ(明黒Ø)

2018年11月28日にCan Nayikaと対バンしているUNDERGROUND IDOL GROUP AKIRA-KURØ(明黒Ø)。日本のPassCodeやBiSH等のラウド系やパンク系女性アイドルグループから強いインスパイアを受けているように見えます。タイのラウドロックシーンとも相性が良く、勃興する日系アイドル文化とのミックスで早期に浮上してくるでしょうか?音源に期待大!

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