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ソフトロック=アトランタ・リズム・セクション論(1) Cincin(元BNK48)の名唱とTHE JAYWALK(J-WALK)

2020.7.11更新

 

 

1.YoutubeでARS(アトランタ・リズム・セクション)を検索する時は、ボーカリストに注目!

 

こんにちは、元BNK48のCincinがカバーしているPOTATO(バンド名)を検索したら、『もう限界なので彼氏の裏垢晒してあげる。』と出てきますが、いや多分自分が探している情報はこれじゃない、タイのポップロックバンドPOTATO。POTATOのキャリアはもうベテラン。バラードが得意。ついでですが、メイサ(BNK48一期生)の裏垢だか知人のSNSだかから写真が流出してBNK48がスキャンダルで注目され「恋するフォーチュンクッキー」がヒットしBNK48が国民的大人気になった説は、根拠のない(裏の取れない)ホラ情報ですよ。メイサの名誉のために言っておきますが。まぁ結果オーライということで。 

 

そういうわけで、ソフトロックの雄、アトランタ・リズム・セクションです。ハードロックを代表するバンドがイギリスのレッド・ツェッペリンとディープ・パープルなら、ソフトロックを代表するバンドはアメリカのアトランタ・リズム・セクションです。

 

もちろん、アトランタ・リズム・セクションは、南部アメリカのブルースやリズム&ブルース、ソウルにどっぷりつかった環境から生まれたサザン・ロックのバンドで、2本のエレキギター奏者を擁していますから、ギターをフィーチャーしたドライブ感あふれるハードロックやロックンロールを演っても最高に上手いのです。

 

しかし、アトランタ・リズム・セクションの最大の特色は、リズム楽器としてのエレピ(エレクトリックピアノ)のリフがロックのバンドアンサンブルを牽引する楽曲・編曲にあります。このタイプの演奏は、歌手のバック演奏には珍しくありませんが、主だったロックバンド界にはあまり見当たりません。プログレッシブ・ロックやジャズ、リズム&ブルース色の強いバンドにはありますが、泥臭いハードロックも演奏するようなバンドには少ないです。アトランタ・リズム・セクションがスタジオミュージシャンの団体・組合であることを表しています。

 

アトランタ・リズム・セクションは他のベテランロックバンド、レジェンドバンドと同様、再結成を経て2018年の現在も活動中です。活動のキャリアを通して、バンドメンバーの変遷、出入りは多く、英字版wikiを見ると、主力メンバーの離脱と再加入の履歴が見て取れます。

 

注意していただきたいのは、現在、Youtubeで“アトランタ・リズム・セクション”で検索して、上位に表示されるアルゼンチンのレーベルが公開する『アトランタ・リズム・セクション・グレイテスト・ヒッツ』(以下ARSGHと略します。)という音源は、ボーカル、バックの演奏ともに、往年、全盛期のヒット曲を別なメンバーで(往年と同じメンバーもいると思いますが)再録音したバージョンだということです。

 

アトランタ・リズム・セクションを名乗るバンドの演奏なので悪い演奏のわけはありません。ただ、1970年代の演奏と比べるとハードロック、サザンロック色が強い感はあります。

 

最大の注意点は、ARSGHで歌っているのが、オリジナルメンバーのロニー・ハモンドではなさそうなことです。(ロニー・ハモンドは2011年3月に亡くなられています。)

ロニー・ハモンドの歌声は甘くソフトで(それでいてハードロックもキメる)、アトランタ・リズム・セクションの極めて特異な音楽性の重要な要素でした。

 

ARSGHで歌っているボーカリストは、ハスキーな味のある(おそらく)白人ブルースロック/カントリー歌手タイプのボーカリストです。タイプとしては、ビル・チャンプリン(元シカゴ、ソロ転向後はAORで活躍しました。)タイプかもしれません。ですが、ここは是非、ロニー・ハモンドの歌声による往年のヒット曲の数々も聴いていただきたいと思います。

 

ライブを収録したビデオで、『長身の白人の甘いマスクの二枚目が歌っているバージョン(髭はやしている映像多し)』、それがロニー・ハモンドアトランタ・リズム・セクションです。

 

2.Cincin(元BNK48)がMAD(MadpuppetStudio)とコラボ第二弾、POTATOの新曲カバーを公開!

 

Cincn(元BNK48)がMAD(MadpuppetStudio、マッドパペットスタジオ)とのコラボで、タイのポップロックバンドPOTATOの新曲「เท่าไหร่ไม่จำ」のカバーを発表!曲調はPOTATOが得意とするバラード!

 

MAD(MadpuppetStudio)は、ジャズキーボード奏者Janpat Montrelerdrasameさんが音楽ディレクターを務める音楽制作集団。MADのキーボードが牽引するヨット・ロック/AORシティ・ポップに通じる編曲は、(アトランタ・リズム・セクションのような)ソウル、R&B、サザン・ロックを好きな音楽リスナーの方なら「わかっとるやん」と思える音楽性だと感じています。

 

今思いついたんですけど、日本のJ-WALK(現在のバンド名は、THE JAYWALK)って、アトランタ・リズム・セクション意識してません?髭含めて。『何も言えなくて…夏』。

 

それでは。

 

3.Cincin、アトランタ・リズム・セクション、THE JAYWALK映像

 

◇Cincin :「เท่าไหร่ไม่จำ(How much do not remember)」(POTATO Cover)

さすがPOTATO、いい曲書くなぁと思いつつ、Cincinのカバーとても良い!。結構歌うの難しい曲だと思うんですが、Cincin、しっかり自分色の曲にしています。CIncinには、これからもっともっと歌唱力が向上しそうなキャパシティを感じます。良いスタッフ(MAD)と組めて良かった!。

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◇Atlanta Rhythm Section(アトランタ・リズム・セクション) :「Georgia Rhythm」(ジョージア・リズム)

甘いマスク、甘い声の髭面の二枚目。ARSはこのイメージ!この曲はカントリーロック。ARSはスタジオミュージシャンの集団なのでどんなジャンルの曲、どんなタイプの曲でもバッチリです。

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◇ACOUSTIC JAYWALK TOUR 2018 トレーラー (BGM :「何も言えなくて…夏」)

『もう二度と会わない方が いいと言われた日 ♪ やっと解った事があるんだ 気づくのが遅いけど ♪♪』

誰もが純真な子供なまま生きることはできず、許されず、失敗し、人を傷つけ、自分も傷つき、別れと喪失を飲み込んで、その先を生きていかなくてはなりません。BNK48を卒業したCincinも、在籍しながら出番を殆ど与えられないメイサも、応援しています!。パン(Pun)のラップとメイサのボイパ(ボイスパーカッション)のコンビでのパフォーマンスを覚えています。メイサには、ブラック・ミュージックとポップのセンスを活かして開花させて欲しいものです。

2018年のARS(アトランタ・リズム・セクション)とTHE JAYWALK(旧J-WALK)を比べてどちらが好きかと問われたら、自分が好きなのはTHE JAYWALKの方。ARSは歳を取ってかえって音が尖る(ハードになる)という珍しいパターンかも。きっと1970年代のARSとはメンバーが大部違うのでしょう。

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