SORAMIMI ワンマンLIVE 『Step Up!!!』 ~ 人気ガールズバンドの器楽演奏×コーラスに注目 ~

ガールズロックバンドSORAMIMI(ソラミミ)。

まず、惹きつけられたのは、Juna(ジュナ)さんのベースとtmtm(タムタム)さんさんのドラムスのリズムセクション

次いで、ボーカリストYAKA(ヤカ)さんの歌唱力、そしてギタリストのUNI(ウニ)さんの個性的なキャラクターに関心が行きました。

総じて、バンドとしてのバランスが良いのです。メンバー1人ひとりの秀でた個性と才能を活かしつつ、バンドとしてしっかりバランスさせ相乗効果を出しています。

SORAMIMI(ソラミミ)は、楽器演奏力に見合うボーカル力を持っています。メンバー4人全員が歌えるコーラス力を活かしたバンドアレンジをしています。ここは、他のバンドには簡単にはできないところです。楽器を演奏しながら同時に歌う、さらにコーラスをぴったり合わせるのはとても難しいのです。

長時間のワンマンライブなので、見せ場はいろいろ用意されています。1点あげると、中盤のアコースティック・セッション。音量とビートの力に頼れないアコースティック・セッション(アンプラグド)は、バンドの実力(歌唱力、演奏力、リズム感等)が、はっきり出ます。

無伴奏でメンバー4人のコーラスのイントロから入るパートもあります。歌唱力、演奏力に自信がないとできないアレンジです。ちょっとオーリアンズを連想させます。オーリアンズは、アメリカのスタレビスターダスト・レビュー)のような実力派バンドです。

今まで、ライブ音源を聞いて、すさまじいほど演奏(コーラスを含む総合的なバンドアンサンブル)が上手いと感じたバンドが2つあります。一つがアメリカのポップ・ロックバンドのオーリアンズ、もう一つがイギリスのプログレッシブ・ロックバンドのジェントル・ジャイアントです。

楽器の演奏が上手いバンドは無数にあります。(名の知れたジャズ・フュージョンのバンドは、超絶演奏技法を誇るのが普通です。)しかし、鉄壁のバンドアンサンブルに、一糸乱れぬコーラスを重ね、超高水準の器楽演奏と歌唱をバランスできるバンドはめったにありません。それができれば、ポップスやポップ・ロックならではの大きな魅力とすることができます。

SORAMIMI(ソラミミ)の、コーラスとバンドアンサンブルを高い水準でバランスさせようと目指す音楽のスタイルは、前述のオーリアンズや、イーグルス、POCO等のアメリカのロックバンド、ポップ・ロックバンドを思わせるところがあります。

尚、今回のワンマンでは、新衣装が初披露されました。従来の「FREE BIRD」に連動した野球のユニフォームをテーマにしたものから、カジュアル調の落ち着いた新衣装に変わっています。

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DATA

SORAMIMI ワンマンLIVE『Step Up!!!』

会場:TSUTAYA O-WEST(渋谷)

日時:2016年9月25日(日)17:00~

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