タイを代表する人気アイドルグループとなったBNK48の5thシングル「BNK Festival」は、レトロフューチャーというか日本のファミコン、8bitゲーム機時代風のグラフィックをモチーフにしたジャパニーズレトロフューチャー風なテイストで話題を呼びました。
音楽面では1980年代初頭のシンセポップ、そして、ELOのジェフ・リンが弦楽器+ロックバンドの構成から実質ジェフ・リンがスタジオで1人で制作するソロプロジェクトへと移行し、オリヴィア・ニュートン・ジョンと『ザナドゥ(Xanadu)』(1980)のサウンドトラック音楽でコラボレーションした時期のサウンドを模した音源もユニークでした。
レトロといえば、タイポップにも影響を与えたK-POPのレジェンダリーガールズグループであるワンガことWonder Girls(ワンダーガールズ)が一貫して取り組んできたモチーフです。
元ワンガ(Wonder Girls)のユビンは、今年(2018年)6月、日本のバブル時代の文化・ファッションをモチーフにした「淑女」をリード曲に、1stソロアルバム『都市女子』を発表しています。
ユビンは、2018年11月27日に2ndソロアルバム『#TUSM』を発売、リードトラックの「Thank U Soooo Much」のMVを発表しました。
ユビンの「Thank U Soooo Much」のMVは、いかにもユビンらしいキッチュなレトロフューチャーテイスト全開の作風になっています。
日本では、里山に廃棄されていた1980年代のMSXコンピューターの写真が話題を呼んでいます。
里山に古代文明落ちてた。
— Aya Yoshida (@YYYoshida_Aya) December 5, 2018
これ、なんだかわかる人いますか? pic.twitter.com/ViEuAj8oaF
ユビンの「Thank U Soooo Much」は、ヘアドライヤーにしか見えないレーザーガン(?)、ロボット(AIBO?)、どこから探してきたんだ(?)という感触のレトロなデスクトップコンピューター等、若者にはレトロな映画の中でしか見たことのないようなこだわりの小道具と演出で楽しませてくれるMVになっています。
◇Yubin(ユビン) 「Thank U Soooo Much」
それではまた。